1本目
お世話になっているワインショップ。オーナーソムリエさんと雇われソムリエさん(Kさん)と、2人のプロフェッショナルがいる。
先日はオーナーソムリエさんが、こんなぶっちゃけ話をしておりました。
「僕は店のことを考えなくてはいけない。イマイチなワインを『良い』と言うことはないけど、『まぁまぁ』程度の物を『お勧めです』と言うことはある」「ワインを売らなきゃいけないから」「K君はワインが売れても売れなくても給料は変わらない。だから、思ったことをそのまま口に出せる。羨ましいと思うこともあります」
「ぶっちゃけたなぁw」と思いはしましたけど、でも非常に分かりやすい話ですよね。雇われの身というのはともすると「責任感が無い」ということになってしまいますが、責任がないからこそ自由に仕事が出来るとも言える。しがらみなく、純粋に客のことを考えた行動を取れるとも言えます。
ちょっとだけ2本目に繋がるネタでした。
2本目
何度か書いている話でございますが、何年も前、とあるキューショップを訪ねたところ、とある球屋の店長さんとキューショップの店員さんが、業界人の陰口を叩いておりました。見ず知らずの私の前で。
私は「陰口なんて駄目だ!」なんて思うタイプの聖人ではございません。当の私が散々に陰口叩いてますし、、、
私がその2人に突っ込みたかったのは「壁に耳あり障子に目ありですよ。。。」ってことでした。
もしかしたら私が、その時のことを具体名を出して話してしまうかもしれない。「とあるキューショップ」「とある球屋の店長」ではなく、「キューショップの××」「〇〇店の店長」と具体名を出してしまうかもしれない。どういう陰口だったのか、具体的な話をしてしまうかもしれない。そうしたらその2人の業界での立場は間違いなく悪くなる。
そういうリスクを考えないのだろうか?という点にツッコミを入れたかった。陰口はしっかり陰で言え、と。
当時は今のようにTwitterが流行ってはいませんでしたけど、それでもどこでどう話が拡散するかは分かりませんからねぇ。
こんな話もしたことがあったと思います。
お世話になっているとあるプロが、私がブログをやっていると知った上で「この話はオフレコで」と業界裏話をしばしば聞かせてくれました。当然私はその話についてブログに書くことはもちろん、どこの誰にも話しておりません。
しかし、ある時から「オフレコで」と言われなくなりました。オフレコでと言われなくなったのだけれど、どう考えてもオフレコな話をされるw
「オフレコと言われてないけど、これは人に話しちゃ駄目だよな」と私は空気を読んで、誰にも伝えておりません。空気を読める人間だと評価してもらえるようになって「オフレコで」と言わなくなったのかな?と勝手に解釈しております(笑)
そのプロに限らず皆々様に言っておきたいのですが、もしかしたら「オフレコ話のようでいて、実は拡散してほしい」と思っていることもあるのかもしれません。そういう時は「拡散してほしい」としっかり言って下さると助かる。私は話して良いのか悪いのか分からないっていう時は「話さない」という判断を下しますので、拡散してほしい時はしっかり言ってほしいです。はい。
そんなわけで散々に毒や陰口や裏話をブログで書いているようでいて、案外空気を読んでいると自分では思っている私ですが、「これは絶対に書けないやつだ!」って思うのが、プロ選手達の表の顔と裏の顔ですねw
ありがちなのが、使用している道具に対してのインプレ。表では良く言うが、裏では本音(微妙な感想)を言っているなんて場面を良く見かけます。
本音では「まぁまぁ」程度に思っている道具を、表立っては「おすすめです!」と太鼓判を押す。イマイチなものを「おすすめ」と口にする人すらいる。プロだから。金をもらっているから。
そのこと自体を悪く思いはしないのですが、この話も「裏話を、こんなどこの誰とも知らない人がいっぱいいる場で言っちゃ駄目だよ、、、」ってなプロがしばしばいますね。見ず知らずのアマチュアがいる前でスポンサーの悪口を言っちゃう人とかいるし(;^_^A
さてさて。この話は拡散されちゃってもそこまでプロに被害が出る話ではないかもしれませんが、何人かのプロが「フルブレイクをする場面なんてないしねぇ」と言っていて共感したことがありました。
昔に比べて強いブレイクが必要じゃなくなってきた昨今にあって、ブレイクキューだけはどんどんハードブレイク仕様に進化していく。「その性能、いらなくね?」とは結構多くの人が言っていることですが、プロ達も全く同じことを思っている様子。
「あのキューのパワーは別に必要なくて、手球のおさまりがいいあのキューが良い」「分かるー」みたいな話をしておりまして、「やっぱ、そういう感想になるよね」と私は思っていました。
でもプロ達は「おすすめです!」と言わなくてはいけない(;^ω^)
何も考えず好きなものは好き、イマイチなものはイマイチと言えるアマチュアの立場は気楽であります。
3本目
本日はこの3本目で終了ですが、ビリヤードと全く関係のないお話です。
東京には高尾山という、低山ハイキングのメッカがあります。本格的な登山なんぞには手を出せない軟弱な私でも登れる。スカイツリーより低いですからね。
私の自宅からは高尾山の麓まで片道1時間ちょっと。急がなければ自宅最寄駅から乗り換えなしで行くことも出来ますし、急いでも乗り換え1回。だいぶ行きやすいです。
そのこともあって過去に何度も登っていて、全登山路を踏破しております。
年々運動不足に拍車がかかっているので、何年か前から「週に1回、せめて月に1回は運動のために高尾山に登れば、体の衰えを止められるのでは?」なんて考えているのですが、実行に移しておりませんでした。
その理由として大きいのが、「何回も行っている」という点だなと。。。ようは飽きているのであります。
そんな私ですが、ある時M野さんに誘われ秩父方面に遊びに行き、私もM野さんも全く予定していなかったのですがその場のノリで山に登ることになり。
そこで目覚めて、先月は鈴木、M野、きっけーご夫妻というメンツで筑波山に登り。
覚醒した私は、その後週1ペースで低山ハイキングを楽しんでおります。
毎回違う所に行きます。「未知」というのが私にとっていかに魅力か、改めて実感しておりますよ。同じところに何度も行く気はしない。
本格的に登山を趣味にするとしたら、かなりお金がかかるようです。どんな趣味でも同じでしょうね。ハマってしまうとお金がかかる。沼です。
一方、私がやっているようなハイキング程度となると、大した装備は必要ない。元々ちょくちょくハイキングをしていたこともあって装備はあったので、初期投資もこれといってかからず。
後は交通費くらいですが、これもまた都心から伸びている路線の奥地にある山にばっかり行っているので、往復で1000円もかからないw(チケットショップを上手く活用していることもありますし、私の居住地がメリットにもなってますが)
金がかからないし運動にもなる趣味として、ハマりそうです。
ハイキングを定期的に始めたのはつい最近ですが、ウォーキングイベントには前々から定期駅に参加しておりまして、主にT鉄道のウォーキングイベントに参加していました(今年はコロナの影響で軒並み中止になっているため、1回も参加していませんが、、、)
T鉄道のウォーキングイベントは
- 街歩きレベル
- 初心者レベル
- 一般レベル
- 健脚レベル
この4段階に分かれておりまして、どのレベルにも参加したことがあって大体のイメージがあります。
この度ハイキングをするにあたって参考にしているのがS鉄道のハイキング情報。こちらは
- お子さま連れでも安心レベル
- 初心者レベル
- 一般レベル
- 健脚レベル
- 登山レベル
レベルが5段階評価。
両鉄道共に「初心者」「一般」「健脚」という表記のレベルがあるのですが、レベルが全然違うぞと感じている今日この頃です。
ビリヤードの腕前にたとえますと、T鉄道の方は
初心者:全くビリヤードをやったことがない人
一般:ビリヤードを何回か遊びでやったことがある人
健脚:ビリヤードプレイヤー
みたいな感じ。一方のS鉄道は
初心者:ビリヤード始めたて
一般:Cクラス
健脚:Bクラス
みたいな感じなんですよね。言葉は一緒でも、レベルが全然違う。一般人目線とプレイヤー目線の違い、みたいな。
どういった基準でレベル評価をしているかが違うから、最初のうちは注意が必要だなーと思い、「同じ表記だから同じ内容だろうと思い込んで痛い目を見ることは、他の場でもありそうだなー」と勉強した。
っていう、それだけの話でした。お付き合いいただきありがとうございました。