鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

話の腰を折らないで

 

2年近く前に書いた毒舌愚痴ネタです。

 

自分の器の小ささを露呈するネタなのでボツにするはずだったのですが、年々ビリヤード界隈のSNSが盛況になってきているので、共感してくれる人も増えたかなー?と思って載せてしまいます。

 

 

1本目

 

 

「断りもなく趣旨を曲げられるのが嫌」という話です。

 

   

こんなツイートをしました。

 

 


オマケに、こんな追記も。

 


 


私が話題にしたいのは90度分離について。図で示した配置をどう攻略するかではない。この配置はあくまでも90度分離の話をするために作った配置。配置はどうでも良いのです。「この配置をどう処理するか」が趣旨ではない。90度分離についてが趣旨。


こちらは「いかに90度分離しか選択肢がないようにボールを配置するか」を考えて配置図を作るわけですが、やはり見落としがある。そしてその盲点を突いてくる人がいる。そして、こうコメントしてくるのです。

 


「自分だったらこう出します」

 

 

90度分離についての話なんだってば、、、、

 


「この配置、皆さんはどうやって出します?」ってんなら「自分ならこう出します」という意見をいただけたらそりゃ嬉しいです。


けど、上のツイートのように特定の出し方に関して話をしている時に「自分だったらこう出します」って言われたらイラッとしますよ。知らんがな。


せめてそれが、自分が考えもつかなかったような出しだったら「お。これは今度使ってみよう」とか思うかもしれません。


また「趣旨とは違うんですけど」という断りがあれば許せます。


しかし、いきなり「自分だったらこう」と話の腰を折られたら「なんで突如自己アピールしてきたの?」って思っちゃうわけです。


まぁアピールのためにコメントする人もいるでしょうし、単純に「自分ならこうだなぁ」と思ったからコメントしたとか、私のことを思って親切心でコメントをくださる方もいるとは思うんです。


ただ、ただね。話の流れをちゃんと汲んでほしい。話の趣旨を理解してほしい。 

 


ちょっと話が違いますけど、以前にSNS上で見かけて苦笑するしかなかったやり取りがこんなのでした。


Aさん「〇〇店にデュラミスは置いてありますかね?」

Bさん「××店にもありますよ」

 

意味が分からん。全くの他人事ながらガクッと来てしまった。当の本人のAさんはなおのことガックリきているに違いないってか、ガックリしてた。


なんで「〇〇店にあるか」と聞いているのに「××店にある」という返信に繋がるのか。


しかも「××店にも」って。「も」ってなんだよ。他にはどこにあるんだよ。やり取りの中に出てきてないよ。


せめて〇〇店と××店が近隣だったのなら「〇〇店にあるかどうかは分かりませんが、××店にはありますよ」と言いたかったのかな?と思うことも出来ますが、〇〇店と××店はメッチャ遠いよ。なんの参考にもならないよ。


もしかしたら「私のホームは××店です。××店にはデュラミスありますから、デュラミスで撞きたいのならぜひうちの店に来てください!」っていう意味なのかもしれない。それなら分かるけど、それを伝えるには言葉足らず過ぎ!!


ってことで、なんにしても駄目。


SNSが普及したこともあってか、なおさらそういう人が目立つようになったんですよ。話の腰折りまくり。文脈を読まなすぎ。自己アピールしすぎ。

 

 

さらに、自己顕示欲旺盛な人はそもそも文章をちゃんと読んですらいない疑惑があります。

 


あくまでもたとえですが「今日、9ボールで初めて3連マスを出せました!!10ボールではまだ連マス経験が無いので頑張りたいなー」みたいなツイートがあったとします。


それに対し「私4連が最高です!!10ボールで連マスを出したことはありますか??自分は10ボールも3連があります!」みたいなコメントがつく、みたいな。


そういうの、自分もしょっちゅうやられますし、他所を見ていてもしょっちゅうあるんですよ。


コメントをした人は「9ボールで初めて3連マスを出した」という所を見た時点で「俺は4連マスだぜ!10ボールも3連だぜ!アピールしたい!!」っていう気持ちがグワワワワッと湧いてきて、後半部分を見てすらいない、みたいな。多分そういう状態なんでしょうね。

 

 


もう、馬鹿っ!

 

 

 

他の人の投稿にコメントをつける時は、ほんと気を付けていただきたい。主役はツイート主です。ブログを書いている人です。あなたじゃないです。自分を主役にしたい場合は、ご自分のアカウントでどうぞ。


自分のアカウントだと人気がなくて、ツイートしても反応少ないし誰もコメントくれないし、だから盛り上がっているところに乗り込むぞー!みたいな人もいるんだろうなぁ。めんどくさ、、、(こう考えると、自分はつくづくTwitterに向いてないなと思いますね、、、)

 

この件も「自分に厳しく他人に優しく」が当てはまるやつですね。


話の腰を折られるコメントをされてイラッとする方も未熟。それは事実。


しかしだからと言って、話の腰を折る行いが正当化されるわけではない。そっちも未熟。両成敗。


両方反省しなさいってことですね。

 

 

2本目

 

2本目は普通に90度分離の話です。

 

 

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この配置で90度分離させて4番にポジショニングするとしてだ。


難しいわけですよ。まず上下の回転がズレて5番6番7番にガチャガチャと当たってしまうですとか。何とか上の短クッションには入れられたけど、その先やっぱり他の的球に当たってしまうとか。


90度分離には成功したけど、左右にコジっていたせいでクッションに入った後にあらぬ方に転がってしまうとか。


貰い捻りを見越せず、変なラインになっちゃうとか。

 

皆様は「90度分離は基本」っていう意識がありますでしょうか?

 

「90度分離」という概念を、球歴が長くなるまで知らなかったって話は何度かしております通りでございます。


逆に言えば、初期から90度分離を意識して球を撞いていた方は、一体どこでその知識を仕入れてきたんでしょうか??


教則本に書いてあった?誰かに習った??


もしその本に出会わなかったら。教えてくれる人に会わなかったら。私と同じく、長いこと知らずじまいだったんじゃないですか?


90度分離という用語やら理論やらは、球を撞いていれば自然と覚えられるというほど頻繁に見聞きするものじゃないでしょう。少なくとも私は、90度分離の話題を見聞きしたことは2018年の中で1度もなかったと思います。2019年に入ったらつい最近1度ありましたw (このネタを書いたのが2019年の始め頃でした)


なんにせよ超低頻度でしか耳にしない。ですから、「たまたまの出会い」が無ければ知ることのない理論なんじゃないですかねぇ。90度分離。


念のために言っておきますと、90度分離という理論を知らなかった時でも「無回転で当てたらどういうラインで転がる?」って聞かれたら答えられていたと思います。「手球のラインが分かっていなかった」という話ではなく「『90度分離』というものが特別視されていることを知らなかった」です。

 

んで、私は球を始めて長い間、90度分離を知るための「たまたまの出会い」が無かった。何年かして「たまたまの出会い」がありましたが、その頃には既にAになっていたんだったような気がします。


「90度分離を知らずに、どうやって出しを考えていたのか」と聞かれることがしばしばあります。「90度を基準にしないっていうだけの話だ」と私は答えます。


90度分離というものを知る前も知る後も、私の組み立て方はなんら変わっていません。


90度分離を知って便利になったのは、下級者に教える時です。表現がしやすい。「無回転で当てると、手球は90度に分離するので~」と、簡単に説明が出来る。


でも、それだけです。メリットは。


「手球を無回転で先球に当てた時に、どういう角度で分離するか」をイメージ出来るか否かというのと、「90度分離を基準として手球コントロールをする」ってのは全くの別物なわけでして。


前者はイメージ出来なきゃいけませんが、後者はあくまでも考え方の1つってだけですからね。

 

 

 

P.S.

 

今回のネタみたいに「私はこういうことをされたくない」という趣旨のネタを頻繁に書く私。

 

7割方は「ブログネタとして面白おかしく」という意図を持って書いておりますが、残りの3割は実際問題やられたら嫌なので「これを読んで、行いを改めてくれるとありがたいな」という思いがあるわけです。

 

この手のネタを書く時は、具体的な人物が何名か頭に浮かんでいます。

 

頭に浮かべている一部の人物達に対しては「行いを改めてくれ」っていうつもりで書いています。一方で大多数の人に対しては「あるあるネタ」「共感してほしいネタ」「面白おかしいネタ」として読んでもらいたいと思っている。

 

前者の方々が「行いを改めねば!」と反省してくれるも良し、「鈴木にコメントすると面倒くさそうだから、距離を取ろう」と思ってくれるのも私としては楽でありがたい。

  

ま、人の行いを改めさせるのは難しいってのは長いブログ歴の中で身に染みて分かっているので、今さら大した期待をしているわけでもなく、大した悩みではないです。

 

 

悩ましいのは、意図せぬ人にダメージを与えてしまうことですねぇ。 

 

私のツイッターやブログは正にそうだと思いますが、他の方々のツイートを見てても「誰のことを言っているんだろう」「もしかして自分の事かも!?」と疑心暗鬼になってしまうツイートって良くあるじゃないですか。

 

ツイート主は何気ない独り言やボヤきのつもりなんだけど、それをみた良心的な人たちが心に傷を負うっていう。

 

私が誰かしらをイメージして毒舌ネタを書いた場合

 

 

イメージした張本人:自覚が無いから、私の投稿を見ても反省なんぞしない。

 

全く無関係の善良な人:「自分のことを言われているのかもしれない!?」と傷ついてしまう。

 

 

ってのが良くある構図でして。前者の事は今となってはどうでも良いんですけど、後者がねぇ。申し訳ないからなぁ。

 

とはいえ、こういう毒舌ネタをなくすと、ブログで書くことなくなりますのでねぇ、、、

 

さて。どうしたもんか。

 

毎度のフォローですけど「もしかして自分の事かも!?」「気をつけなきゃ」と思えるような人は善良です。大丈夫です。あなたのことじゃないです。