1本目
TwitterのフォロワーKさんと約7時間撞きました。10ボール5先を2回、9ボール5先を7回やったもよう。
そしてその翌日、別の店にて再びKさんと相撞き。9ボール5先を2回。
初日は球の内容が良くマスワリ量産。2日目はイマイチでマスワリも1回だけ。
何が違ったんだろうか?と考えてみたのですが、「条件が違い過ぎて、検証が難しいなぁ」ということに。
条件が同じだったのは「同じ人が相手」という点だけ。
後は店が違い、テーブルコンディションはだいぶ違い、台間、照明、周りの環境、自分の体調、撞いた時間などなど、ありとあらゆる条件が違うもんだから、どこに原因があって、どこは関係ないのか。正確に掴み取るのが難しい。
事実かどうかは分かりませんが、私が主原因だと推測したのは「コンディションの違い」及び「撞いた時間の違い」です。
初日に撞いたテーブルは、かなりクッションが速めでした。対して2日目のテーブルは遅め。初日のテーブルの感覚でバンキングを撞くと、手球がセンターを越えてこないくらいの差です。
思えば、初日も序盤はそのコンディションに対応出来ておらず、あまり取り切れていませんでした。7時間も撞いたから中盤以降はそこそこ対応出来たというだけ。
2日目は、なんせ初日のテーブルとの差が大きすぎて、手球に不安が。手球に不安があると、入れも自ずと悪くなってくる。
恐らく、2日目だってもう何ゲームか撞いていれば対応出来ていたんだと思います。ようは「コンディション対応の遅さ」が主原因じゃないかなという推測です。
私には鈍感力があって、ちょっとやそっとのコンディションの差には気づきもしない。気付きもしないから、いつも通りに撞くことが出来る。
かつ、元から手球が下手だから、いい所には出ていないのが普通。出てなくても気にしないという強みがあります。
が、鈍感な私でも気づいてしまうようなコンディション差となると一気に弱くなってしまう。感覚頼りなもんだから「たくさん撞いて慣れる」「撞きながら感覚を合わせていく」しか手段がないから。
次元の違う話ではありますが、トッププロ同士でもそういう差はあるらしく「あいつはコンディションへの知識が浅いから、コンディションへの対応は本当に遅い」「合うコンディションではめっぽう強いけど、合わないコンディションだと弱い」みたいな話が。
そこでコンディションへの知識が浅いと揶揄されているプロだってランキング1位経験者ですから、私からしたら全然「弱い」なんていうイメージはないんですけどね(;´∀`)
でも、トッププロ同士では、そういう差が結果に現れてきてしまうっていうことであり、私程度の実力であっても、似た腕前の人達との勝負の行方に関係してくるんでしょうなぁ。
2本目
Bクラスだった頃、Aクラスの方に相手をしたいただく場が華台であることが多かったです。華台というものは、どこの店でも概して渋い。
当時の私は「Aクラスの人は渋くても入れるだろうけど、Bクラスの自分は下手だから渋台では入らない!」「甘い台で相撞きしたい!」と言っていました。
全くの見当違いな言い分というわけではないですが、今思えば自分勝手な言い草だなと思いますね(;´∀`)
「甘い台で相撞きしたい!」とかなんとか言っておりましたら、Aクラスやプロの方々から「渋台だからこそ、Aクラスもミスをしてくれてチャンスがくる」「甘台でやったらノーチャンスだよ」と言われ、「そういうもんなのか」と思いました。でも「チャンスをもらっても渋台じゃ取り切れないからやっぱり甘台が良い!」と心の中で反論してましたけどねw
さて。自分がAクラスになってからは「自分がBクラスとやる場合、甘い台と渋い台、どっちが勝率が高いんだろ」と度々考えるようになりました。
私は甘台であってもやらかす時はやらかします。ハイボールを外して甘く残してしまうことが多々ある。そういう時、渋台だったらもう1回回ってくる可能性がありますが、甘台だとチャンスがない。
そんな思いがありまして「Bクラスとやる際に、甘台の方が有利っていう感覚はないなぁ」と思っていたんですけどもね。
1本目でネタにした相撞きでは、確かに甘い台だと下級者側はノーチャンスだなと思いましたね(;´∀`)
と言っても、結局のところ、Aクラスって言ってもどれくらいのAなのか。Bと言ってもどれくらいのBなのか。お互い、コンディションには対応出来ているのか、調子はどうなのか次第で変わってくるんで、シチュエーション次第で渋台と甘台どっちの方が有利かは変わりますわな。
お互いにアベレージ以上に撞けていてコンディションにも対応出来ている普通のA級と普通のB級の相撞きとなると、甘台の方がA級は有利かなっていうのが今の思いです。
別の出来事があったら、すぐに考えが変わるかもしれませんw