鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

年下の目上

ビリヤードネタが全く出てきません。悪しからず。

 

個人経営の飲食店に行って横柄な態度を取った客が店員から適当な接客をされたとしたら、それは当たり前であり自業自得だっていうツイートを見かけました。


きっとそういうマナーの悪い客に限って店にクレームをつけたり、クレームの口コミを書き込んだりするのでありましょう。


良いサービスを受けたいのであれば、良い客たれ。


私がブログをやってても同じようなことを思います。


「ブログ、読ませてもらってます!」っていう人には「ありがとうございます!」と素直に思えます。「読んでいただいている」という気になる。


しかし「ブログを読んでやっている」という態度の人に対しては「読ませてやってんだよ」「お前の暇つぶしに貢献してやってんだろ」っていう思いになります。


喧嘩腰で来られたらこっちも喧嘩腰になります。


喧嘩を売る人に限って「相手から喧嘩を売られた」とか言い出すわけですけど、たぶんナチュラルクレーマーは自分が喧嘩を売っている自覚がないんでしょうね。。。

 


閑話休題

 

この間、韓国語やベトナム語では相手の年齢が分からないと言葉を構築できないってな話が話題になっておりました。


相手が年上か年下か。それが文法に組み込まれてしまっているので、相手の年齢が分からないことには会話が出来ないんだそうな。


聞けそうな相手には直接年齢を尋ねるし、聞くのが失礼だと感じるような相手には、まず自分の年齢を告げる。それに対して相手がどういう言葉づかいで返してきたかをみて、相手が年上か年下かを測るんだそうな。


日本だったら「とりあえず丁寧語でしゃべっときゃ大丈夫」みたいな感じなんですけどね。


韓国は上下関係が徹底されていて息苦しいなんていう話を度々耳にしますが、言語からしてそれじゃぁ、確かに上下関係にうるさそうですなぁ。


日本でも年齢の上下による差ってのはありますけども、そこまで徹底されたものではないと感じるのは、私が今までに所属してきたコミュニティがそうってだけかな??「日本も年齢での上下関係が厳しすぎる!」と感じる人もいるのだろうか。

 

さてさて。


昨年、群馬、千葉、埼玉と公式戦に出まして、数か月前には神奈川があったので出たかったのですが、残念ながらスキー旅行でした。スキー優先!


で、I氏に「私は出られんけど、I氏は出たら?」と言ってみたら「川崎(試合会場が川崎)は遠いので。。。」と言われました。


いやいやいやいや。確かにI氏家から川崎は遠いけど、群馬千葉だって充分遠かったでしょう。遠く感じないのは私が車に乗せてったからだよ。今回は私が出ないから足が無いってだけの話でしょ!w


とまぁ、後輩にアッシーさせられる私なわけですが、このようにネタにはすれど、嫌だという気持ちはないです。


「人に優しく自分に厳しく」が生涯の目標である私ですが、「年齢での上下関係」というものに関しては人に優しく自分に厳しくがだいぶ徹底出来ていて、年上は敬うけど、年下とは対等っていう意識がある。


意識的に徹底したというより、昔っから自然とそうだったっていうだけですけどね。思い起こせば小6の時に小1のお世話をしていた時も、小1の子らに思いっきり馬鹿にされてた記憶があるw


私は初対面の人の場合、相手が年下であっても思いっきりへりくだった状態から入るのが癖になっているので、ゆーたら舐められるわけです。


その舐められ方ってのが、良い場合と悪い場合がある。ようするに相手次第です。


「年上なのに腰が低いな」「付き合いやすそう」と思ってもらえて、その後に円滑な人間関係を築けたパターンが多いです。


反面「こいつ、ちょろそう」「マウンティングしてやろう」と思うような年下からは、思いっきり舐められます。圧倒的少数ですけどね。いるにはいます。


そういう人って誰に対してでもそういう態度なんだと思うんです。この間書いた通り、根拠なくとにかく「俺偉い」な人。


サークルの後輩にもいましてね。先輩にも同級生にも後輩にも、まんべんなくマウンティングするから、まぁ邪険に扱われてますね。。。そして恒例の「自覚の無さ」という特徴も持っている。


そういう人達は「年上を敬う気持ちが足りない」とかじゃなくて、単純に人付き合いが下手なだけで、他人を敬う気持ちってのが足りない。全年齢対象で駄目。


私は年下と付き合う際、年下側に他人を敬う気持ちがある人ならば充分で、年上を敬う気持ちってのは特に必要ないと考えております。


年上を敬う気持ちが強すぎる人ってたまにいますけど、かえって嫌じゃないですか?距離を縮めるのが難しい。常に壁を作られている感じで。


私が好きな年下の行動ってのがありまして、、基本的には丁寧語なのに、突如としてタメ語になるやつw

 


若者「相撞きお願いします!」

私「OK!9にする?10にする?」

若「近々、何か試合に出ます?それに合わせますよ」

私「じゃぁ、9でいい?今度出るハウスが9なんで」

若「そうなんだー!」

 


みたいなの、すっごく好きw

 

皆様は、年下と年上、概してどちらが付き合いやすいですか?


たぶんほとんどの人が「それは相手によるよ」って言うと思うんですけど、概して。概してだったら。


私はですねぇ。相手によります!(ぉぃ


ま、でも概してだったら年上の方が楽です。というのも、年下相手だと「自分の方が年上だし、頑張らなきゃ!」っていう気になってしまうので、ちょっと疲れる(;'∀')


年下側は対等な気持ちで良いけど、年上である私は年上であることを意識しちゃう。年上であることによる権利は何も主張しないけど年上の義務は果たさなきゃいけない気になるっていう、面倒なメンタルですな。


私は年上相手であれば敬いつつも甘えることが出来ちゃうので、年上の方が楽なのです。しかし、あくまでも「概して」であり、「年上の権力を振りかざすだけで何も仕事をしない」「文句だけは言う」みたいな人は最悪です。


「年下相手だと楽にマウンティング出来る」と思ってか、年下とばっかり付き合う人もいますけどねぇ。パワハラですよねぇ。


私は喧嘩を売られない限りは「マウントを取ってやろう」「人の上に立ってやる!」なんて思う気持ちは無く、むしろ下にいて楽をしたいと思うタイプです。なので引っ張ってくれる年上が相手だと楽。


引っ張ってくれるなら年上だろうが年下だろうが楽なんですけど、私の気持ち的にやはり「年下に引っ張られる」よりは「年上に引っ張られる」の方が気楽なのでw


なにはともあれ、私は年上は敬い年下とは対等にっていう振る舞いをすることが多いのですが、I氏の場合は、年齢に関して自分に厳しく人に厳しくな所があります。


年上、特に年配者は徹底して敬おうとするI氏ですが、反面、年下には厳しい。


別に、パワハラを働くとかそういうことは無いんですけど、自然と「自分の方が上ですよ」という態度がにじみ出る。


年齢というものがI氏の評価基準の中では大きいらしく、年下と対等、または年下よりも下に立つということが難しいらしい。


いくら年下といえど、明らかにステータスが違う相手。ビリヤードでたとえれば、年下のトッププロなどを相手にした時はI氏も「相手が上である」という気持ちになれるもよう。しかし、年下であり、ちょっとだけ相手が上手いっていうくらいだと「自分の方が上だぞ」という態度に出てしまう。


年上には徹底服従。年下には毅然とした態度でいたい。そんなI氏の性格だと、何かと生きづらいだろうなぁとかしばしば思っています(;^ω^)

 


私は年上は敬い年下とは対等な気持ちだと書きましたが、あくまでも初対面時の話です。


初対面の同い年の人および年下の人はプラスマイナス0の状態から評価がスタートする。


年下の場合はマイナスから評価を始める人もいるようだけれども、私は年下も同じ年と同じ扱いです。


なので、同い年にせよ年下にせよ、付き合っていく中でプラスにもマイナスにもなるわけであります。0スタートですからね。


「年下とは対等」って言いましたけど、「この人は私なんかよりずっとステータスが高いぞ!」っていう年下にへりくだっていることも多いですww そういうとこでの余計なプライドは私には無いし、そんなプライドは必要ないとも思っております。


他方で、初対面の年上の場合はプラスからスタートします。「年上である」という点だけでプラスの加点が入るわけです。


なぜ年上はプラスからスタートするかといえば、けっして道徳的な話とかじゃなくて、もっと分かりやすい理由です。年上は私より長く生きている分、私よりも多くの経験を積んでおり、私よりステータスが高い可能性が高く、そして実際、今までに出会ってきた年上の方の多くがそうだったからです。


というわけで、初対面時にはプラス評価である年上の方々。大抵の年上の方は、そのままプラスを積み重ねて行って「尊敬すべき目上」という立ち位置でいてくれるのですが、しばしば初期値のプラスでは相殺しきれずマイナスにまで落ち込んでいく年上がいます。


そういう年上となると「年が上というだけでは敬えない」「敬うだけの根拠がない」ということになります。むしろ「長く生きてるのにそれなのか」という、物凄いマイナス点になる場合もありますね。。。


初対面の年上は無条件で敬いますが、付き合いが長くなってきてからは相手次第ということですね。


さすがに「年上を敬うというのが道徳である」だなんていう何の理由にもならない理由では敬えません。

 


あまり徹底した使い分けはしてませんが、そこそこ意識しているのは「目上」と「年上」です。


「目上」には「年齢が上」という意味も含まれますので「年上=目上」とすることも辞書的な意味合いでは可能なのですが、私の感覚的には「目上」ってのは「敬える相手」なのです。


なので、年下の目上もいるし、目下の年上もいるわけですな。

 

 

さて。結局私は何が言いたかったんでしょうか。単に「I氏は生きづらそうだなぁ」と思ったから書き始めてしまったネタでした。結論もオチも何もない。


今日もまた「こいつ、めんどくせぇな」って思われそうなネタでしたが、なんか筆が進んでしまったので仕方が無いのだ。


あれ?ビリヤードネタ出てきましたっけ??


と思って、冒頭の断りの言葉を追記しましたw