ピン倒しを検索したら、BOSSのブログがトップに出てきたので、貼っておきますw
ピン倒しというのは本来はキャロムでのゲームであり、私はポケット専科ですので、本来のピン倒しはやったことがありません。見たこともない。
私がやったり見たりしたことがあるのは、5-9でのピン倒しであります。
ヘッドスポットにピンを立て、点球を入れる際にオマケにピンを倒せると点数が何倍にもなるというやつ。
5-9式ピン倒しが行われている場面は何店舗かで見たことがあるのですが、実際に私がプレイしたことがあるのは特定の1店舗だけです。そしてその店ではピンではなく、そこそこ防御力の高い人形が置かれることになっております。
ボールをカスらせただけでは倒れない。当て方や力加減も考えないと倒れないという、中々に高難易度なピン倒しであります。
ピンを倒した時に点数が何倍になるのか。ピンを場外まで吹っ飛ばすと何倍になるのか。飛んだピンがポケットに入った場合、レールの上に乗っかった場合など、個別に点数が決まっている場合もあって、5-9以上にローカルルールが多数存在するゲームであります。常連同士が楽しむものであって、一見が混ざるべきものではありませんなw
さてさて。ピン倒しの話なんぞ少ししてみましたが、今日話したいのは、ピン倒しとは関係の無い話ですw
私と面識の無い読者様が私にどういうイメージをお持ちかは良く分かりませんが、私は手球コントロールが雑です。下手なんですけど、「下手」というより「雑」と言った方が正しいです。
というのも「下手」と言うと「やろうとはしてるんだけど出来ない」という感じですが、私の場合はそもそも手球コントロールをキチンと考えてすらいないので「雑」なのでありますな。
どげんかせんといかんと思い幾星霜。人の性格なんてものはそうそう変わるものではなく、好きじゃないことを練習する気にはなっかなかなれないものです。おかげで、細かい手球コントロールを練習する気に中々なれず。。。
やっと最近少しやる気が出てまいりまして、まずは「雰囲気出しをやめよう」って所から始めることにしました。
「なんとなーくこんな感じ」で手球を転がし、ちょっとした誤差は次の球でリカバリをする。そういう球ばっかり撞いてきてしまったので、まずは手球のラインを正確にイメージするというところから。
先球と手球をどういう角度で分離させ、第1クッションはどこに入れて、第2クッションはどこに入れて、どういうラインで手球を先球に近づけ、最終的にどこに手球を止めたいのか。
それをしっかり考えるようにしたんですけどね。
慣れないことをしようとすると、頭がすぐにパンクしますね。めっちゃ疲れる。
そんでまぁ、なんせ慣れないだけに、手球のラインを正確にイメージしようとしてもし切れません。そもそも、何を意識すりゃ良いのかすら分からない。
そこで「何か具体的な目標があった方が良いなぁ」と思いました。
クッションさせる位置の目標地点のレール上にチョークを置いておくってのをやったことがある人も多いんじゃないでしょうか。
それはそれで良いんですけど、ちゃんとそこを通過したのかどうかを目で追わなくてはいけないし、クッションさせる位置しか目標を作れない。もっとラシャの上に目印をつけられないだろうか。
ってことで、ピンに白羽の矢が立ったのであります。
手球を通すべきコース上にピンを設置しておく。そのピンを倒すことを目標に撞く。目標があった方が練習もしやすいってもんです。
まずは、そのピンを用意するところからスタートしました。
100均で売ってそうなもので代用しようかなと思ったり、フォロワーさんからはゴルフのティーをお勧めされたりもしたのですが、とりあえずはまずビリヤード用品で探してみることに。
NEWARTで取り扱っていた記憶があったので見てみたのですが、今は在庫なし。
Twitterで問いかけて見たところ、他の販売店にあった気がするとのことでしたので問い合わせてみようかと思っていたら、こちらのフォロワーさんからオファーが。
自作のピンが3本あったのでどうですか?とオファーをいただきました。私は飛びつきまして購入。
そして、届いたのです!ピン!!
全く関係ない話ですけど、ピンの長さに対して影が短いですね。ほぼ真上から照明が当たってるってことですね。影が長くなるような照明は駄目、、、ってことかな?
話を戻しまして、ピンが届いたので早速使ってみました。
ブログネタ用に写真を撮ろうと思い、何かしらの配置をとりあえずセッティングしてみることに。深い考えなく、とりあえずこんな残り2球を置いてみました。
またしても話が逸れます。この間ツイートもしたんですけど、特定の配置を実際にテーブルに置いてみた時。またその配置をテーブルの周りをグルグル歩きながら色んな角度から見てみた時。その配置を写真で見た時。色んな角度から撮った写真で見た時。配置図で見た時。
それぞれで印象が全く違いませんか?
その話を思い出しましたのもですね。今回のこの写真。
8番から9番はかなり厚めの逆振りで出すのが大変そうって風に見えません?少なくとも私にはそう見えます。
けれど、実際の配置では別にそんなに厚くはなくて、さして強く撞く必要もなくヘッド側(写真左側)から戻してこれるようなフリなのです。
ピンの説明をするための配置で、いきなりハードショットしなきゃいけないような配置を示そうだなんてしませんから、ありがちな配置にセッティングしてみたんですけど、写真に撮って見てみたら、やけに厚く見えるなーと。
こういうとこ、注意しないとダメですね。読み手はやはり最終的には実際にテーブルに置いてみないといけないし、書き手も出来る限り伝わりやすいような写真を撮るべきかなーと思いました。今回のは失敗。
再び話を戻す!
とりあえず適当に残り2球の配置を置いてみて、「この8から9で手球を通すべきところにピンを立てておいて、それを倒すことを目標にして撞くのだ!」っていうのを示そうと思ったんですね。
ところが、いざピンを置いてみようと思ったら「ん?この2球においての妥当な出しって何??」と、早くも詰まってしまいましたwww
深い意図なくセッティングした配置でしたが、こんな配置こそまさに私が「雰囲気出し」をしてしまう配置です。8から9なんてどうとでも出せる。どうとでも出せちゃうけど、とはいえピンポイントで出すのは難しい。なので「雰囲気で出しておいて、後は9番入れ勝負!」ってやっちゃう配置です。
なので、いざ出しのラインを示そうと思っても「何でも良いとも言えるし、どの選択肢も確実ではないとも言える」という状態になってしまって困りました。
この配置。皆様ならどういう出しを選択しますでしょうか。
短クッションに入れての1クッションで9番の向こう側に出すという人もいるだろうし、同じく1クッションで9番の手前側に出すという人もいるはず。
短→右長クッションの2クッションで出すかもしれないし、短→左長クッションで9番の手前側に出す人も、グルッと回して9番の向こう側に出す人もいるかもしれない。
色々考えられますけど、今回は「どう出すか」が趣旨ではございませんので、出しに関しては割愛!w
とりあえずは「短からの1クッションで9番の写真奥側に出して、9番を手前コーナーに入れる」という選択をすることにしました。
さて。そのラインに合わせてピンを置きますよ。。。。
どこに置きゃえーねん?
改めて、自分が今までいかに雑に撞いてきたかを痛感しております。「イメージ通りに撞けない」どころじゃなくて、そもそもイメージが無い。
「1クッションで9番の奥に」というアバウトなイメージはあっても、そのための手球の細かいコース取りは全くイメージできない。イメージしてこなかった。
試行錯誤の末に、設置してみました。
1本目のピンは写真に写っている通り。写真じゃ全く分からないと思いますが、8番のずっと奥の方にボンヤリと2本目のピンも写っております。
90度分離させれば1本目のピンは倒せ、後は若干右捻りを加えるので(出しのためじゃなく、私は今回のような球は若干逆を入れた方が入れのイメージが良い)少しクッションから開くように転がって行って止まりそうな位置に2本目のピンを立てました。
実際に撞いてみたら、1本目のピンは楽々倒せたんですが、2本目はドソッポもドソッポでしたねwww それでも普通に9番は入れられちゃうから「9番が入れば良いのだ」ってことで今までは通してきちゃったのですな。
これからはビタビタの手球をめざす。。。。ような目指さないようなw
とりあえず、少しは手球に意識を送りながら練習しようと思っています。
たった1球のためのピンを設置するのにこんだけ苦労してて、1ラック分毎回やってたら、どんだけ時間かかるんだろ。
ボウラードでやったとしたら100球前後か、、、頭痛い。