私は道具に対して「使えなくなったら、その時はその時」というスタンスで接しております。
あえて粗雑な扱いをする気はないけれど、箱入り扱いをする気もない。
「シャフトが痩せてしまうから」という理由でヤスリがけやスポンジがけをしなかったり、「水気は厳禁である」として水拭きをしようとしない人もいるわけですが、私はどれもやります。その方が使い勝手が良くなるからです。
球撞きの心地よさを犠牲にしてまで道具を大事にする気はない。そう考えております。
私がメインで使っているOBクラシックプロシャフトに対しても同じスタンスで接してきました。
水拭きはするし、ヤスリがけもスポンジがけもして、もう7年も使っています。それだけ使えたら充分じゃないですか？我慢をしてまで10年20年と使いたい？？
グローブをしているからこそ「水拭き、ヤスリがけ、スポンジがけの必要性を感じない」という理由でやらないというのなら分かるのですが、「痩せるから」「シャフトに悪いから」という理由は、、、、イマイチ良く分かりません。
そんな私なのですが、最近はOBクラシックプロシャフトへのヤスリがけやスポンジがけを避けています。理由は何度も書いていますが、このシャフトが廃盤になっており、手に入らず、換えが利かないからです。
半年ほど前だったでしょうか。私のOBクラシックプロシャフトが新品と比べて1mmほど細くなっているという事実が判明しました。
他のシャフトであれば「気にしない」「そのまんま細くなっていって、もし使えなくなったら買い替える」と思えるのですが、なんせ廃盤のシャフト。「買い替える」が出来ませんので、ヤスリがけやスポンジがけを避け、延命措置に入りました。
それでもそのうち使えなくなる日は来るでしょうから「その時は、全く別の新しいシャフトを購入しよう」と思っていたんです。
ところが、「OBクラシックプロシャフトを使い続けたい！」と思わされる出来事が起きました。
OBクラシックプロシャフトはこんな見た目です。
筋がいっぱい入ってます。いかにも貼り合わせてますっていう見た目です。
一方、OBの現行のシャフトは一見貼り合わせであることが分からないくらい、ツルッとしています。見た目は綺麗です。私は「貼り合わせの技術が向上して、見た目が綺麗になったんだろう」くらいに思っていました。
ところが先日、キューコレクターのYさんが私のシャフトを見、何度か撞いてみて「これは木の硬い良い部分だけ使ってる」「今は同じのが作れないんでしょ。同じ木が無い」「採算が取れないのかも」とのコメントを。
なぬっ！？
そのYさんの言う事が嘘か真か分かりませんが、そう言われた瞬間から「自分が使っているシャフトは換えの利かない良いシャフトである」という意識がニョキニョキッと芽生えてきて、「ずっと使っていたい！」という気になったのです。チョロい私ｗ
というわけで、OBクラシックプロシャフトを譲ってくれる方を募集中です。
「使ってないから、譲ってもいいよー」とか「ヤフオクで見かけたよ！」とか「まだ新品で売っているところあるよ」とか、情報がありましたら是非ご連絡を！
10山か、またはラジアルで！
ちなみに、ブログに先んじてツイッターで同様のことを呟いたんですけど、OBはやはりあまりメジャーではないのでしょうか。私が求めているのは廃盤になっている「OBクラシックプロ」なのですが、現行のシャフト情報を寄せてきたり、プロではないOBクラシックの情報を寄せてきたりした方が。
お気持ちはありがたいのですが、それじゃないっ！ｗ
さて。もう1つ困っているのがグローブです。
この間ウェイトボルトを購入した際に、ついでにグローブも1枚新しく買いました。
グローブを物色していて改めて実感した、フィンガーカットタイプの人気。ほっとんどがフィンガーカットタイプですね。
私は、親指、人差し指、中指の全てを覆ってくれるグローブが好みです。カットタイプは苦手です。
なのに、ラインナップはカットタイプばっかり。全体を覆ってくれるやつは選択肢が非常に少ない。これは非常に忌々しきことであります。
きっけー氏も私と同じく全体を覆ってくれるグローブの方が好みらしく、旧プレデターグローブの在庫を買い占めてましたからねｗｗ
昨日久しぶりにお会いしたOさんも、フルタイプのグローブしか使えないと言い、私と同じく「ラインナップが少なくて寂しい」と。
Oさんは私が球を始めた頃からグローブをしていた気がするので、昔からグローブを使っていた人はフルタイプの方に慣れているってのもあるかもしれません。
カットタイプだけでなくフルタイプのラインナップも増やしてほしいって思うんですけど、ダメなのかなぁ。
まぁカットタイプでも、今すぐは感覚が合わないってだけで、1か月くらい使い続けてたら慣れられる気もするんですけどね。でもやっぱり、出来る事ならカットタイプは遠慮したいんだよなぁ。
