鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

リップサービス

3本立て

 

1本目

 

事前の解説をやめろとプロがツイートしていて笑いましたし賛同しました。


恐らくプロご本人が撞いている時の話ではなく店番をしている時にそういう場面を見かけてのツイートだったんだと思いますが、私は実被害にあったことが何度か。


事前の解説とはなんぞやと言いますと、構えてプラクティスストロークをしている時に「この球は、こういう風に撞くんでしょ?」と自分がイメージをしていることを相手や外野から言葉にされてしまうっていう口パンチです。


私の場合、誰もが同じ選択をするであろう場面であれば、やろうとしていることを言い当てられても特にダメージはないです。「はいはい。そうですよ」と思いながら撞くだけです。


けど、一風変わったことをやろうとしている時に言い当てられると「くっそー!だったら別のことやってやる!!」って思ってしまってミスすること多々。


また、イメージしていることと全く違うことを言われたら言われたで、ツッコミたくなって気になっちゃうし(;^ω^)


事前解説をされるのは、基本的には親しい人と相撞きしている時なので、気にはなれども「やめろー!」とか言いながらも楽しんで撞けるからまぁいいんです。


でもたまに、真剣に撞いている時に外野からされることがある。あれはやめてほしい。


当時ネタにしたと思いますが、私がだいぶ難しい球に向かって構えている時に、2mと離れていない距離にあるギャラリー席に、恐らくB級とC級と思われし2人が座っていて


C級「これ、どうするんですかね?」

B級「多分、これはこういう風に撞いて、こうやって。。」


ってボソボソ喋ってるんですよ。全部聞こえとるわっ!その距離で聞こえないとでも思ってるんだろうか。

 


別の例を挙げます。だいぶ昔、現場に居合わせたんですけど、ジャパンオープンの決勝会場にて、決勝会場に残っているプロに対してギャラリーが事前解説をしてたらしく(まぁ、試合会場で「これ、どうするんだろう」みたいな会話はしがちですよね)


なんせ、立見席の最前列にいるような人達がそんな会話をしているもんだから、選手の耳に入ってしまったようで、試合中のプロが「申し訳ないんですが」と注意をしていました。


注意をされた人はどう思ったでしょうかね。素直に「申し訳ないことをした」と反省したでしょうか。それともあれでしょうか。「こんなことを気にするのか」「集中力の無いプロだな」とでも思ったでしょうか。


今このブログを読んでいる人の中にも一定数いるんじゃないかと私は危惧しています。私が大嫌いな「そんなこと気にするようじゃまだまだだねw」系の発言をする人がいるんじゃないかと。


私は「まだまだ」ですけど、JOの決勝会場に残るようなプロ選手が「まだまだ」ですか?実力の面では申し分ございませんでしょ?


「そんなことを気にしているようじゃ勝てないぞ」じゃないでしょう。勝ってるもの。


私もね。肝心な場面で外野の声が気になってしまった時に「申し訳ないんですが」って言ったことがあるんですが、そうしたら「こんなこと気にするなんてまだまだだねw」と言われたわけですよ。トラウマですよ。


おかげさまで以降、外野のお喋りが気になっても注意出来なくなってしまいました。「こんなこと気にするなんて」とまた言われてしまうかもしれない。言われたら、もうその対戦の間にはメンタルを立て直せないと思う。


また、注意したら相手が素直に聞き入れてくれたとしても「わざわざ注意をしたからには、それ相応の球を撞かなきゃいけない」というプレッシャーが私にはかかってきます。つらいです。


だからね。最初っから外野の方々には余計なことを周りでしゃべらないでほしいな、と。。。

 

ちなみに、ガヤに関して一番の恐怖の出来事はといえば、何度もネタにしておりますが「押してスクラッチ」事件ですねぇ。


都内某所の球屋でハウストーナメントに出ていた時のこと。全くの初対面のB級さんと対戦し、もはや何番ボールを撞いていた時のことだったかも覚えていませんが、土手撞きド真っすぐな球に向かって構えていた時のことです。


ラクティスストロークをしておりますと後ろの方から「押してスクラッチ。押してスクラッチ。押してスクラッチ」と呪詛が飛んできたのです。


耳を疑いますでしょう。よもやそんな直接的な念を飛ばされるとは思いもしませんよ。


「ミスしろ!」という思いが口に出てしまったのか、「これ、自分だったら押してスクラッチしてしまいがちな球だなぁ」という思いが口に出てしまったのかは分かりませんが、こちらからしたらたまったもんじゃない。


そのせいでミスをしたわけではなく、その球はしっかり入れましたし勝負にもきっちり勝ちました。負けてたら言い訳みたいになっちゃいますが、勝ったので単純に「変な人に会った」というネタに出来る。


世の中、色んな人がいるもんです。

 

 

2本目


1本目で書いた「そんなことを気にするなんてまだまだだねw」なんてのは典型例ですが、度々ボヤいておりますが、どうも私は人からズケズケとものを言われがちな気がする。


全く同じことをやってても、自分は注意されるのにあの人はされない、、、みたいなことが良くある。


その件について、「日頃の行いではないか」と言われたことがありました。


私に原因がある。それは否定できません。


私が何かしら相手に嫌われる行為をしており、その結果として相手が私を嫌い、私の事が嫌いだからキツイ物言いをする。それは分かる。そういう人がいてもおかしくないし、私も人から嫌われるような行いをしている自覚はある。


ただ、全ての否が私にあるかのような物言いをされたので、当然のように反論したくなりました。


その時の反論は非常に簡単で、頭の回転が鈍く口げんかに弱い私でも簡単に相手の主張の矛盾を指摘出来たのです。


というのも、その人は日頃から「『イジメはイジメられる側にも原因がある』だなんて馬鹿じゃないのか」「イジメはイジメる側が100%悪い!!」って頑なに主張している人なのです。


となったら、反論するのは簡単じゃないですか。


「私にイジメられる原因があったからイジメられたってことですよね?」「イジメはイジメる側が100%悪いっていつも言ってません??」


これ、私は思いっきり話をすり替えてるんですけどねww 


でも口喧嘩には勝てました。

 

ここまで直接的な出来事は1度っきりですが、似たような人は多く見かけますよ。


自分がイジメる側に回った時は「あいつが悪い」「イジめられて相応の振る舞いをしたのだ」と言い。


自分がイジメられる側に回った時は「あいつが悪い」「自分は悪くない」と言うっていう。

 

 

あれこれと卑下はするけど やっぱり自分が一番かわいい みつを

 

 


3本目

 


I氏という人物。昔からの口癖が「『普通』が一番難しい!」ですw


何をやっても極端なのです。


たとえば「この間、ちょっとお高いイヤフォンを買ってさ」ってな話を振った時

 

 

I氏「いくらくらいですか?5千円くらい?」

私「いや、そんなに安くないわい」

I氏「1万円とかしちゃうんですか?」

私「いや、もっと」

I氏「20万円くらい?」

 

 

っていうのがI氏です。

 

また、学生の頃は8割方遅刻してくるというルーズなI氏でありましたが、社会人になったら遅刻癖が改善されました。それは良いことなのですが、逆に早すぎるっていう。


待ち合わせ時刻の30分くらい前に「そろそろ着きます!」とか連絡してくる。おい、やめろ、焦らせるな!っていうw


そんなことをツイートしたら、I氏の同級生M氏から「それ分かります。社会人になったらギリギリの行動が出来なくなりました」とか言われましたよ。私が「ギリギリも駄目だけど、なにも30分前に来なくてもいいでしょう。10分前くらいで良いじゃん」って言ったら「それもそうですねw」ですって。


何が「それもそうですね」だよ。あの埼玉コンビは一体何をやってんだw

 

学生の頃の、遅刻癖があった頃のI氏。過去にも何度かネタにした気がしますが「5分くらい遅れます!」って言うもんだから「5分ならまぁいいか」とその場で待ちぼうけしてたら、実際には2~30分遅れてくるとかいうことが多々。


思った以上に遅れてしまったというわけではなく、最初から大幅に遅れてしまうのは分かっていたにも関わらず「5分くらい」という虚偽申告をしてくるのです。


なぜ嘘をつくのかと問いただすと「正直に『大幅に遅れる』というと怒られると思ったから」って言うんですね。


その場を取り繕うために嘘をついて、結局顔を合わせてより一層怒られるってんだから、何をやってんだっていう話じゃないですか(笑) 怒られるのを先延ばししただけで、かえって余計に怒られるっていう。


最初っから20分なり30分なり正直に言ってくれれば、こちらもそれなりの暇つぶしのしようがある。5分って言われたから、どこにも行かずに待っていたのに30分待たされた。そりゃ余計に怒りますわ。

 

こんな話から何を言いたいかって、リップサービスについてです。


皆様も「行く行く詐欺」をしてしまっている店、あるんじゃないですか??


他店の店員さんや常連さんから「今度うちに遊びに来てください!」と言われたから「ぜひとも!」と良い返事をしたはいいものの、結局は行っていない、みたいな。


私、学生の頃は「行きます!」と返事して、実際に行ってたんですよ。暇だったから。


卒業してからもしばらくは「行きます!!」って返事をしていたんですが、行けないことが多くなりました。時間が無いし、気力も体力もなくなってきたからです。あまりにも行く行く詐欺をしてしまうことが多くなった。


そんなもんだから今は、下手に「行きます!」と言わないようになりました。


他にも色々例はあって「いつか相撞きしましょう」とか「こんな物を作ってるので、ぜひ買ってください」とか「こんな内容のブログネタ書いてください」とか、色々言われます。


どれもこれも、するする詐欺、買う買う詐欺、書く書く詐欺をする予感しかしないので、いい返事が出来ないんですよ。


ブログネタに関しては、今なお結構多くの書く書く詐欺しちゃってますからね。忘れてるわけじゃないんだ。余裕が無いのだ。。。


「~~してください」と直接的に頼まれることもあるし、遠回しに言われることもあります。後者なんかは「私からの誘いを待ってるんだろうな」っていう雰囲気はありありと感じてます。行間読めてます。


けども、詐欺になっちゃう可能性大だから、曖昧な返事しか出来ないのですよ。絶対に引き受けられるという確証があることじゃないと、良い返事は出来ない。


「行けたら行く」みたいな事しか言えない。


そういや「行けたら行く」って関西ではほぼ「行かない」と同義だっていう話を度々聞くんですけど、本当ですか?


ってか他の地方だとどうなんだ?関東だと??


私の場合「行けたら行く」は本当に言葉通りの意味です。「行けるか分からないけど、余裕があれば行きたい」っていう意味です。


「行けたら行く」と返事をして、そして実際に行った時。驚かれることが多いんですよ。「え?来たの!?」って。


いやだから「行けたら行く」って言ったじゃんって私は思うんですけど、相手からしたら「行けたら行く」と言われた時点で「行かない」と言われたもんだと思ってるんでしょうねぇ。

 

それでですね。最近の私、不満なことがあります。


ベストなのは「行きます!」と言って、実際に行くことでしょう。


けどそれは難しい。行けるかどうか分からないから、曖昧な返事をする。そうすると塩だと言われる。遠回しなお誘いを受けて曖昧な返事をした時などは「行間が読めてない」などと言われたりもする。


一方で返事だけは良い人たちはチヤホヤされてる。いや、そいつ、返事が良いだけで絶対に行かないよっていう人まで神対応扱いされてたりする。


それが不満なんじゃっ!ww


有言実行の人が褒められるってのは分かりますよ。けど、有言不実行な人までなんでチヤホヤされてんの。


期待させて裏切ってしまうよりかは、最初から期待させない方がマシだろう(っていう話の例としてI氏の遅刻の話を冒頭で書きましたw)と思って、私は「行けたら行く」みたいな言い方をするんですけど「行きます!!」ってリップサービスしといた方が良いの??