3本立て
1本目
球屋で球談義をしている時、その場にいない人の話が出るとしたら大体は良い例なんですよ。
「〇〇さん最近勝ちすぎじゃない?」とか「××君、上手くなったよねー」とか「そういうショットは△△さんが上手いよね」とかなんとか。
一方で、飲み屋でビリヤード話をしている時、その場にいない人の話が出るとしたら大体が悪い例です。
私は色んな球屋に行くこともあって、色んなコミュニティから飲みに誘っていただく機会があるのですが、A店の飲み会に行っても、B店の飲み会に行っても、C店の飲み会に行っても陰口を叩かれている人の名前が一緒!!みたいなことが良くある。「どんだけあの人は悪評高いんだ」って思わされる。
色んなコミュニティって言っても、9割方は東京23区内のコミュニティです。
さすがに一般アマチュアで全国的に悪評を轟かせている人はいないでしょうけど(いるのかな?)県内及び周辺地域くらいまでに知れ渡る悪評ってのはあるんだろうな、、、
「どこに行っても、悪い意味でこの人の名前が出てくるなぁ」と感じさせられる人が、私の身近には3名ほどいます。
ある意味、どの店に行っても通じる共通の話題であり、話のタネになってくれるありがたい人物達とも言えるのですが、そんな立場にはなりたくないですし、どんだけ強烈なキャラクターなんだって話ですよねぇ。
2本目
2本目のお題は、タイトルにある通り「店は誰のもの?」です。
ビリヤードプレイヤーと飲みに行った時、お店に対しての陰口ってのもたくさん出てきます。日頃は口にしないけれど、思っていることはたくさんあるのだと思わされる場です。
(某店オーナーは「絶対色々言われるから、常連たちと飲みに行かない」とか言ってましたけど、いやいやいやいや。ちゃんと行って、常連たちの指摘をちゃんと受け止めなさいな)
1本目のネタは噂されがちなプレイヤーの話でしたが、噂されがちな店ってのもあります。「あの店はさぁ」と、どこの店に行っても名前が出てくるような店ってのがある。
んで、関係ない他店の噂話をすることもあれば、各人のホームの愚痴もたくさん出てくるわけですけど、「店は誰のもの?」と考えさせられる話が多いです。
個人経営の店であれば、誰のものかって言ったらオーナーのものなんですけど、店選びをする時に「誰がオーナーなのか」なんて気にしませんでしょう。
場代とかコンディションとかが足切りラインを越えた後は「雰囲気で選ぶ」なんて良く言われますけど、雰囲気の具体的として大きいのは常連の顔触れですよね。どういうレベルでどういう人柄の人たちがいるのかどうか。
常連の顔触れにしたって、そこに出店して、値段やコンディションや内装を決めたオーナーが関わっていると言っても間違いではないですが、オーナーがどの程度常連の顔触れをコントロール出来ているかと言ったら疑問だらけです。
某店オーナーははっきりと「全然コントロールできない」「来てほしい人は来ないし、来てほしくない人は来るし、新規のお客さんが勝手に来ることもあれば全く来ないこともあるし」って以前にボヤいてました(笑)
飲み会の時には「店長(オーナー)が好きで恩もあるから通ってるんだけど、常連たちが好きじゃない」って言っている人もいれば、逆に「良い人たちが集まっているから行くんだけど、オーナーとは顔を合わせたくない」なんて言っている人もいて。
オーナーと店長が別にいる店なんかは、オーナーと店長の評価が大きく分かれる場合もありますしねぇ。
常連、オーナー、店長。
誰もがみんな価値観の合う人達だったら文句なしの良店ですが、それぞれの評価が異なる店の話を聞いていると「誰が店の評価を決定づけているんだろうなー」と考えてしまいます。
3本目
「自分では責任を一切負わないが、人へのダメ出しは強烈」って人、皆様の周りにもいませんか?
飲み会1つやるにしても、幹事は一切引き受けない。打診しても何かと言い訳をして引き受けない。
けどいざ飲み会になると、会費が高いだの店選びがどうのこうの、もっとちゃんと幹事をやれだのなんだの文句をつけ。
「だったらお前が幹事をやれ」という話になると再び言い訳をしだし、「お前が幹事をやるか文句を言わないか、どっちかにしろ」と言うと「器が小さい」などと言い出し、面倒くさいからと次回からその人を省こうとすると各所で陰口を吹聴して回りだすという。。。
これはまぁ、私が出会った中での最も強烈な特定個人を頭に浮かべてますがww(1本目で書いた3人のうちの1人ですw) そういう感じの人はどこにでもいると思います。
私思いましたのは、若いうち(学生の間かな)に生徒会だったり部活やサークルであったりで、コミュニティの運営にそれなりの期間携わったことがある人は、そういう理不尽な人間にはなりづらいんじゃなかろうかと。
責任をもって運営をする立場に立つっての、義務教育の一環として取り入れてほしいですね。
ご都合主義ってことで少し話が変わります。
私が大学1年生の頃。飲み会に行くと、先輩方が多めに払ってくれることが常でした。
恐縮する私に対し、先輩方はこう言いました。「気にしなくていいから、その代わり後輩たちに還元してあげてほしい」と。
いくら私からすれば先輩とはいえ、向こうだって大学生です。お金に余裕があるわけじゃない。
それでもしっかり工面してくれていた。「後輩の世話をする」も先輩方のサイクルの1つだったんだと思います。
ゆーたら、良い意味での体育会系でした。上下関係が良い意味でしっかりしていた。
私もその志を引き継ぎました。後輩たちに還元する。
私の同期も志は同じで、下の代も、その下の代も好循環は続いたのですが、段々と薄れてきて。。。
そしてついに、自分が後輩である間は先輩方からの支援を散々に受け、いざ自分が先輩の立場になったら全く還元しないという輩が出始めます。
後輩がいても割り勘。後輩がいると多めに出さなきゃいけないからと後輩を呼ばない。またはそもそも飲み会を開かないなどなど。
「金がない」などと言い訳しておりましたが、金の使い方の問題です。お金に余裕がないのは歴代メンバー誰だって一緒(一部例外の金持ちを除くw)
お金の使途として「後輩の世話をする」がどれくらい優先順位の上の方にあるかという話です。
しかもね。学生の間は百歩譲って仕方が無いとして、社会人になってからもなお「なんで後輩のためなんかに金を使わなきゃいけないのか」みたいな人はいますからねぇ。
最近も、先輩は多めに出すとなった時に、すごく嫌な顔をしながら渋々出して「次回からは参加しません」とか言い出したやついたしなぁ。
「自分に合わないと思ったら文句を言うのではなく参加しないという選択をすべし」とは度々言ってますけど、この件に関してはその選択はダメだ。参加して、ちゃんと先輩としての義務を果たすべし。自分が後輩の立場だった時に、どんだけ恩恵を受けてると思ってるんだ。。。