鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

3番と7番をダブルで

3本立て

 

 

1本目


私はなんせ自身が学生ビリヤードサークル出身ですから、「学生の頃からビリヤードをやっていた」って人が身近に多いです。今でも周りに現役学生プレイヤーが多いですし。


けど、ビリヤードプレイヤー全体からしたら、学生の頃からビリヤードをやっていて、同世代のライバルたちを意識しながら球を撞いた経験のある人ってのは少ないでしょう。

 

学生のビリヤード事情って社会人プレイヤーのそれとはちょっと違う。それを経験出来ているのは貴重かなって今は思っています。


さてさて。


今の現役学生さんの中にも「ビリヤードをやりこむのは卒業まで」って決めている人もいると思います。打ち込むのは学生の間だけ。卒業後は、機会があればやることもあるだろうけど、進んではやらないって人も少なからずいると思います。


一方で、卒業後も続けていく気満々で、隙あらば球を撞いてやろうと画策している人も多いと思います。


で、ですね。今も昔も「卒業後も続けていく気なら、いつか後悔するよ?」っていうプレイスタイルの学生プレイヤーに会うことがある。


特に、勉学に真面目に励んでいる学生さんに多い気がする(別に、そういうプレイスタイルじゃないからって真面目学生ではないと言っているわけではございませんw)


学生には時間がたっぷりあるなんて言われますが、それは当時の私みたいな不真面目学生の話であって、勉強もしっかりバイトもしっかりなんていう真面目学生は、言ったら社会人以上に時間がない人もいる。


社会人よりはマシだけど、ゆーほど時間は無いって人も多いはず。


その中でビリヤードも卒業までの限られた時間の中でしっかり結果を出したいと考えると、どうしても最短で勝てるようにと堅実過ぎるプレイスタイルになってしまいがちなのかなと。


学生の間だけで終わりにするならそれでも良いのかもしれませんが、卒業後も続けていくとなると「歴が短い頃に、もっとこうしておくんだった」と後悔することが増えるような気がします。

 

私もそうでしたが、卒業後も続けていくつもりだったとしても、学生の頃って少しでも早く上達したいという気持ちがかなり強く出ます。


それは学生である期間に限りがあるからでもあるし、学生の間にしかやれないことがあるからでもあるし、ライバル達との上下関係を気にしてでもあるし、学年というものを意識する時期ですから先輩後輩の立場ってのもありますしね。


社会人になってから考えると「なんであんなこと気にしてたんだろ」って思うようなことを、学生の頃は色々と気にしちゃうんですよね。


そのせいで、ちょっとした失敗をしてしまう人も少なくないような。


さて。学生の話からは離れまして、私もしばしば言っておりますし、某ハードブレイカーのプロも仰ってましたが「ハードブレイクは今しか出来ないから今やる」のであります。


歳を取ったらハードブレイクをするのが厳しくなるってのは分かり切っていますから、体が動くうちにハードブレイクをしておく。今のうちにしか出来ないことをやる。抑えたブレイクなんて老後にでも出来る。そういうスタンスです。


私もどんどん歳を取ってきて、球を撞いていて色々とシンドいことが出てきておりますが、ブレイク以外で年齢のことが気になるのは何かと考えると、1つに「フォームが窮屈」なことがあります。


頭の位置低く、かなりカチッとしたフォームで構えるものですから、何かと柔軟性が必要です。そして、その柔軟性がどんどんなくなってきている。


今ですら「しっかりストレッチしないと構えられない」「ストレッチをしてさえ無理がある場合がある」なんて思っているくらいなので、もう何年もしたら。それこそ50代60代となったら、今のフォームで構えるのは無理なんじゃ?って危機感を覚えております。


そう考えると、今のうちから老後を意識したフォームで撞いておくべきなんだろうかと、最近ちょっと考えております。どうなんでしょう。


皆様、老後のことを考えての球撞きしています?


たぶん大半の人が「そうなったらその時に考える」だと思いますが(笑)

 


2本目


事の始まりについては、あまり詳しく覚えておりません。


何かキッカケがあったような気もするし無かったような気もするけれど、「全世代集めてのサークル内大会をやりたい」といった趣旨のツイートを半年ほど前にしたのであります。


私は学生ビリヤードサークル出身なわけですが、現役時代に現役生だけのサークル内大会はありましたし、卒業後も近い世代のOBが集まっての飲み会なんぞは度々やっておりましたが、現役とOBの交流の場というものがなかったのであります。


他大学のサークルには現役&OB織り交ぜての大会があるらしい。なので、うちもやりたいなーという思いは昔からあって、その思いをツイートしてみたわけです。


そうしましたら現役生の目に留まり、話が進み、11月に開催の運びとなったわけであります。


私はといえば、なーーーんもやっとらん!


「こんな大会やりたいなー」と呟いたのと、OB達への声掛けをやったくらいで、他にはなーーーんもやっとらん!!


企画・運営してくれた現役生の皆様に、ただただ感謝あるのみです。


とりあえず第1回大会が開催できたので、来年以降も恒例イベントにしていきたいところであります。


私が現役学生でサークル幹事長をやっていた頃は、なんせ私が新入生第1期でありますゆえサークルは出来たばかりで、他のサークルとの絡みがほとんどありませんでした。


やはりサークル内に留まらず、色んな大学のサークルと交流出来た方が楽しいだろうし、学生生活も豊かになるだろうし、サークルとしての魅力アップにも繋がるだろうなぁと思って私は輪を広げる活動をしておりました。


ただ、当時から私と方向性を同じくする人もいれば、「交流するのは面倒」「仲間内で集まれればそれでいい」って人もいました。


近年の学生は、各サークルの活動場所が閉店した影響もあって多くのサークルが同じ球屋で活動していますし、JPAに学生ディビジョンがあることもあって図らずとも自然と交流が盛んなわけです。


私はそれを見ていて羨ましいと思うし、学生プレイヤーのレベルが上がっていると思うし、学生プレイヤーのビリヤードライフ、学生ライフがより良いものになってるんじゃないかなー?と思ってるんですが、どうなんだろう。今でも「交流なんて面倒くさい」って考える人はいるのかな??

 

 

3本目


サークル大会にて、負け組3人(その日の年長者3人w)でペチャクチャとお喋りをしておりました。


すぐ目の前のテーブル(距離1.5~3m)で試合中の後輩G氏の話をしてみるも、G氏は全く耳に入っていない様子。


私「こんだけ近くで自分の話をされてても耳に入らないG氏は凄い」「センスがある(若干皮肉)」


他2人「単に(声のボリューム的に)聞こえないだけなんじゃない?」「もっと大きな声でしゃべれば気になるでしょ」

 

しばらくして、今度は3台離れたテーブル(距離5mくらい)で試合中のK君の話をしました。さっきまでと同じ声のボリュームで。


そうしたら、一瞬にして耳に入ったらしく、こちらを振り向くK君。


私「ほら。やっぱり聞こえるんですよ」「G氏はこの距離で聞こえてないはずはない」


「いやぁ、G氏はセンスがあるなぁ(相変わらず皮肉気味)」とか言ってたんですが、ある時何かが耳に入ったらしく、G氏がこちらを振り向く。自分の話をされていると気づいたらしくニヤニヤし始める。


以降ずっとこちらが気になったみたいなので、やっぱ周りで会話されるのは気になるよねっていう結論でよろしいでしょうかw


後輩を利用した、ひどいパワハラ実験であった。