鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

もちもち

2本立て



1本目


10年以上前から、月1程度のペースで足を運んでいる球屋がある。


主に一人練習が目的。知り合いと顔を合わせたら相撞きもするし、たまに見ず知らずの人から声をかけられて相撞きをすることもある店。


飲食店などであれば、月に1回顔を出していれば常連と言えるんじゃないかと思うけれど、球屋となると月1程度では常連とはいえず「たまに来る人」程度だと思う。


自分でもそこの常連だとは思っていないし常連面する気もないのだけれど、一応は10年以上足を運んでいるのである。


そこの店員の1人。あまりはっきりとは覚えていないが、少なくとも5年以上はそこの店で働いていると思う。


しかし、一向に顔を覚える気配がない。一般客扱いされることも多々。


常連扱いをして欲しいっていうわけではない。愛想はとても良いので、嫌な思いをさせられたわけでもない。


ただ単純に「顔の覚え悪すぎじゃね?」と思うのだ。


月1程度だと、たとえ何年通っていても顔は覚えられないものなのだろうか。どうだろうか。


「印象に残らないルックス」と言われることばしばしばある私。


もしかして私だから覚えてもらえないのだろうかとも思ったのだが、何人かに聞いてみたところ「あの店の店員は、本当に客を覚えない」と言われたので、どうやら私だけではないらしい。





また別の球屋の話だが、その店も月に1回程度しか行かないのだが、たまたま2週間で3回行ったことがあった。


その時に新人店員さんに「初めまして。新しく店員になりました〇〇です」という挨拶を3連続でされたのである。


2回ならまだしも、3回、、、、


「名前を忘れてしまった」ならまだしも、存在ごと忘れるってのは凄いなーなんて。


って話を先輩店員にしたら「駄目ですね。私は常連さんの特徴と名前を逐一メモして覚えたのに」と自慢をされました。



私は人の顔の覚えが異様と言えるほどにまで良いので(反面、名前を全く覚えられないんですけどね、、、)なおさら人の顔を覚えられない人ってのが不思議でならないのかもしれません。


こういうのも、なんとか能力ってのがあるんでしょうかねぇ。



最初の店の話に戻りますが、今はやめてしまいましたが、昔1人だけ知り合いの店員がいたので彼とは顔を合わせれば挨拶をしていました。けれどもそういえば、10年以上足を運んでいて他の店員から声をかけられたことが一度も無いなって気づきました。


だからこそ一人練習がしやすくてコソ練スポットに最適な球屋ではあるのですが、それにしてもそれにしてもだな。


某店店主は「声をかけようがかけまいが、(声をかけずとも)常連になる人は勝手にまた来るし、(声をかけても)来ない人は来ない」とか投げやりなことを言っていて、初めて見るお客さんは完全放置。2回目に来たら声をかけるってなスタンスらしい。


その持論をその店がオープンした数年後には口にしていましたので、果たしてどれくらい声かけをしてみたのやら、、、


就活で「5社連続で落ちたから、もう就活しても無駄だ」って言ってニートになるみたいな感じな気が、、、


ナンパも、100人に声かけたら1人は掴まるって言いますしねぇ。


最近初めて行った某店では、初回から「普段はどちらで?」とか「こんなトーナメントやってます」とか「facebookやってるので、よろしければフォローお願いします」とか、色々グイグイと来られました。


それくらいの営業はしとくべきなんじゃないかなーと思うんですけどね。


初めて行った店で話しかけられるのが嫌っていう人はいるんでしょうか??








2本目



とある店は貸し出しのラックシートが無い(販売はしている)


昔は貸し出しもしていたのだが、あまりに返却率が悪くパクられまくりだったために、貸し出しをやめたそうだ。


なので、普段その店に行く時はラックシートを持参するのだが、その時は忘れてしまったのだ(その時はというか、何度か忘れている)


私は、球を始めてからラックシートが出回るまでの5年間くらいは木枠でラックを組んでおりましたから(シール時代もありましたが、その頃もシールがある台と無い台がありましたから)一応は木枠でラックを組むのにも慣れているはずなのです。


シート時代になってから球を始めた人の中には、木枠での組み方が分からないっていう人、そもそもそんなものがテーブルの下に置いてあることを知らなかったって人、木枠でのラックを原始人が摩擦で火を起こそうとするようなものだという目で見る人などなど色々おりますが、私はなんとか木枠時代の最後の方は生きているのであります。


しかしまぁ、シートに慣れた今となっては、木枠で立てるのが億劫でなりませんね。


組むのに時間かかるし、毎回同じ位置に立てるってのは難しいし、苦労して組んでもあんまりくっ付いてないし。


初級者の頃からブレイク大好きだった私。ブレイク練習しまくっていたってことは、それだけ木枠でのラックを何度も組んでいたというわけでして、良くやったもんだと褒めてあげたい。



直近でシートを忘れて木枠で組んで練習をしていた時は、リハビリヤードだったもんですから、10ボールを適当に転がしていただけでした。ブレイクして取り切ってブレイクして取り切ってってだけ。


ブレイクも、何かを狙ったコントロールブレイクではなく、リハビリを兼ねてちょっと強めに撞いていました。ただ真っ直ぐ強く撞くってだけ。なので、ラックが浮き気味でもあんまり気にしていなかったのです。その分強く撞きゃ良いやってな。


そりゃまぁちゃんと密着しているにこしたことはないですが、木枠だから密着させようとすると手間がかかるし、一人練習だし、ブレイクの結果を気にした練習をしているわけでもないし、良いやって。



そんなわけで「前の3つがくっ付いてりゃ良いや」っていう程度の適当ラックを組み続け、店内に響き渡らせるは、ラックの浮いている冴えないブレイク音ww


当たり前と言えば当たり前ですが、前3つがついていても後ろの方が浮いてたら冴えない音になりますなぁ。


私、音には敏感なのですが、敏感ではあれど気にしない性質でありまして。


ラックの浮いている音が「生理的に気に食わない!」なんてことはないし、安いアラミスボールとかサイクロップボールの音が「生理的に気に食わない!」ってこともないし。


けど、世にはその手の音を「イメージが悪くなる!」として敬遠する方もおられるわけでして、あの日、私の浮きまくりラックブレイク音のせいでイメージを悪くされた方がいらっしゃいましたら、この場を借りて謝罪いたします(笑)



許してにゃん




そうそう。木枠ラックでの10ボールをやっていてふと思いました。


9ボールの場合って、シートだとブレイクインは狙わずとも出来るから、ブレイクインをさせるという点で見れば、シートラックよりも木枠ラックでのブレイクインの方が凄いってことになると思うんですね。ウィングのボールを入れるのもパワーがいるし、1番をサイドインさせるのには技術がいるし、偶発的インの率を上げるのにはパワーがいるし。



けど、10ボールだとどうなんでしょう。


シートで組んでも、しっかり狙い通りに撞けないとブレイクインしない10ボールブレイク。


木枠となると、パワーと運要素でのブレイクインが多くなる気がする。


技術でブレイクインさせるシートラック。パワーでインさせる木枠ラック。


どっちが「凄い」っていうことになるんだろ?(笑)