鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

スヌーカーキューで撞いてみた

講習会で貰ったスヌーカーキューを使って、今日はプールを撞いてみた。

練習しようと思ったんだが、誘われて5−9


いきなりの実戦登用。


5-9に誘われてしまったのならスヌーカーキューでのプレイは後回しにするってのが一般的な思考かと思いますが、ワタクシは一般人ではありませぬので(笑


なんせ2000円の参加費で貰えるようなキューですので、ハウスキューのようなものでしょうが(実際、以前に使ったハウスキューと一緒です)安物だろうがとりあえずはスヌーカーキューとして、それでプールを撞いた感想をば。


ちなみにシャフトはアッシュです。

プール用品では主にジャンプキューに使われるアッシュですが、スヌーカーキューではメイプルと共に良く使われるそうです。


さて。


まず1つ。


スヌーカーの小さく軽いボール用のキューですので、プール用のボールを撞くと手への反動が大きい。キューが負けている感じです。

手への反動が大きいだけに、長時間撞いていると疲れてしまうかもしれません。


ただ逆に「撞いている」という感触は強いです。

「今自分は球撞きしている!」と感じたい人にはお勧め?w


プールを撞くには少々キューのパワーが足りないので、押しや引きは不安が残ります。

ただ、今日5-9を20マスやった限りでは、そんな不安なショットをする場面がほとんど無かったので、あまり関係無いかもしれません。


捻りに関してですが、トビはほとんど出ませんでした。反面カーブがかなり出ます。

一度、隠れた球に対してカーブショットをする場面があったんですが、自分カーブショットが苦手でして、曲げ具合の調整も出来ないし、そもそも上手く曲げられないのです。

が、スヌーカーキューで撞いたら目に見えて思いっきり曲がりました。


捻りを使った時の所感は314と同じ感じでした。

下手に見越すと、逆の厚みに入ってしまうと、、、



5−9をやっていて、最初のうちはホント「手への反動が大きい」くらいしか気にならんかったんですが、初ブレイク権が回ってきた時にブレイクキューを手にして「あ」と思った。

軽くて細いスヌーカーキュー。

ブレイクキューを握ったら、やたらと重く太く感じてしまって違和感。


さすがにブレイクをスヌーカーキューで撞くわけにはいかないので持ち替えざるをえないんですが、そうするとどうしても、、ね。


違和感はあったんだけど、ブレイクにはなんも関係しなかったんで、関係無いか。。w


5−9の内容はといえば、序盤は球周りが悪くてマイナス進行。中盤マスワリも出して盛り返して平たくなる。

そこから入れちぎられて再びマイナスが増え「これはそろそろ。。」とポケットキューに持ち替えたんですが、、、


すぐスヌーカーキューに戻しましたww


なんでって、ポケットキュー使っても何も好転しなかったからですよ。

パワーが無いスヌーカーキューでは手球コントロールに不安があったのでポケットキューに持ち替えたら、今度はパワーがあり過ぎてネクストが全部長い。


しかもあまりに勝手にキューが出て行くもんだから、逆に振り回されるのにチビってキューが出せなくなり。


一緒に撞いていた人にも「スヌーカーキューの方が綺麗にキュー出せてんじゃん」と言われる始末。


んなわけで。


結論。やっぱり俺にキューは関係無いとww


ポケットキュー使ってりゃそれに合った撞き方になるし、スヌーカーキュー使ってりゃそれに合った撞き方になるし。


何でも使いこなせるんじゃなくて、どれも適度に使いこなせないので、なにを使っても一緒ってこっちゃ。



ただ、スヌーカー講習会以降、二人のA級さんに「綺麗な球を撞く」なんて、今までに言われたこと無いことを立て続けに言われましたので、スヌーカーキュー使ってスヌーカーライクに撞いていると綺麗な球撞けてんのかな。


でも「綺麗な球」っていうと耳触りは良いですけど、綺麗って言われる球は個人的にあんま好きじゃないんですよねw


粗雑なゴリゴリ球の方が好きっちゃー好きだ。


そうそう。


スヌーカーキューはキュー先もだいぶ細いので、かなりシビアに撞点を撞き分けられそう。

5-9中に1度、2出しの為に左下を切ってロングドローをしなくてはならない場面があり、ポケットキューなら可能な力押しでの引きがスヌーカーキューでは出来そうに無かったので「撞点命!」とか言いながら左下を撞いた結果。。。


右下撞いてましたwwwwww


道具の長所を引き出す腕前がございません。


キューの細さと撞点と言えば、スヌーカーはポケットに比べてボールが小さいのでキュー先も細いというのは分かるのですが、キャロムのキューもポケットの物より細いですよね。


ボールはキャロムの方がだいぶ大きいのに。


キャロムは細かい撞点の撞き分けが大事だから」などと言ってみても、それじゃぁあたかもポケットは撞点が大事じゃないみたいでしょう。


ポケット用のキューはなんで太めなんですかね?自分の使っているACSSなんて、その中でも太めな方ですが。



競技ごとに、その競技に合った道具があるとは申しますが、ポケット用のキューはなんでこんなんなんだろう?と、スヌーカーキャロムのキューと比べると疑問が浮かんできます。


もう一個ネタがあったんだけど、なんだったかな。。。



思い出した。


5-9中、わずか20マスの間に3回も2出し失敗して(スヌーカーキューだったからとかは全く関係の無い失敗)3回しかブレイクが出来なかったのですが、そのうち一発で手球が1mほど打ち上がってチビった。


手球の打ち上げと言いますと、手球が天井に当たったという話をしばしば耳にしますし、実際に見たこともあります。


ただその場合、さほど天井が高く無い球屋での話でしょう。


それでも2mほどは打ちあがっているわけですが。。。



そんな打ち上げを、天井が高い球屋でやるとどうなるか、って話なんですけどね。


普段は全く手球が跳ねない、理想的なハードブレイクをするRさんとの相撞き中。

入れの調子が悪かったRさんはストレス発散がしたかったのか、見た目的にもめちゃくちゃ力を乗せて行ったように見えたブレイクを炸裂させたところ。。。


目測3mほどの打ち上がり。


何を思ったかRさん。その手球を落下前にキャッチ。


後で聞いたら「あれが落ちたらハンパ無くうるさそうだったから・・・」とのこと。


セットマッチ中でしたので、こちらは冷静に「ファールです」とニヤけながら宣告(笑)

球触りですからね。触んなきゃテーブル上に残っただろうに。


ブレイクにネタは尽きません。