そんなわけでスヌーカー講習会を受けてきた。
久しぶりに自分がAクラスで良かったと思った。
午前の部、午後の部の2回に分かれ、各回20人ずつほど受講生がいたんでしょうか。
自分は午後の部に行ったわけですが、会場のサムタイムはスヌーカーテーブルが3台あるので、3組に分かれて、それぞれにコーチがつく。
ポケットのクラス別に分けて、Aクラスの受講生が少なかったこともあって、我が組はPAAAの四人w
申し込みをした時点で聞いていたのだけれども、早瀬Pも受講しておりまして、早瀬Pと同じ組で出来たってのが収獲1。
もう一つの収獲。コーチが福田豊 大先生でありました。
生ドラゴン。。は何度か拝見したことがありましたが、教われる機会ってのは中々ありますまい。
で、スヌーカー連盟が行う講習会は初だそうですが、その内容は。。。
またそのうち講習会を行うそうなので、是非参加してみてください。
絶対お勧めであります。
CUE’Sさんにインタビューされて答えた内容そのまんまになっちゃいますが(実際CUE’Sに載るのか載らないのかは知りませんが)今日の講習会の感想はと言いますとね。
今まで数回スヌーカーをやった、、、、というより、スヌーカーテーブルで球を転がしたことはあれど、今回はなんせ福田先生に教わったわけですよ。
まず最初に思ったのが「スヌーカーには確立された知識が多い」ということでありました。
ポケットやっていると良く「人それぞれ」って言います。俺も言うし、言われるし。
結局「人それぞれ」って、言葉を濁しているわけじゃないですか。
プロに聞いたって「〜が良いと思うけど」程度に濁される。
プロともなれば、自身の撞き方が自身にとってはベストだという自信はあるでしょう。けど、それが他人にも当てはまるかどうかは責任持ちませんよ、と。
けど、スヌーカーは、スヌーカーのプロを見ていりゃ分かりますが、多少の個性はあれど、みんな同じようなフォームで、同じような撞き方をするわけじゃないですか。
それは、多くのことが「これがベスト」と定められているからなんでしょうね。
本場イギリスのスヌーカーのレベルは非常に高く、日本のプールなんかと違って、日々研究がされ、刻々と技術革新がされていると言います。
ある程度のレベルまでは“人それぞれ”でいいし、人それぞれの方が結果が出るかもしれない。
それでも究極を目指したら、結局は道筋は決まるってことなんじゃないでしょうか。そこからさらに上で個性が出てきそうですが。
(全然関係無い話ですが、某I氏に「本場イギリスのトップスヌーカープレイヤーは儲かる」って言ったら、「(年間)100万円くらいですか?」って。。。
ちょww アルバイトレベルかよww)
今日も、ブリッジの組み方、グリップの仕方、スタンス、上半身の構え方、素振りの仕方、テイクバックの仕方、メカニカルブリッジの使い方などなど、ごく基本的な事を習ったわけですが、どれも選択肢は1つ、ないし2つしか無かったです。
そんなごく基本的な事で、基本的だからこそ重要な所であっても「う〜ん。こっちがいいかなぁ。こっちもよさそうだよなぁ」とかなるじゃないですか。そこが悩むまでも無く、ズバッと決められている。
悩んで色々試すのが好きって人も多く、自分もその気ありまくりですが、台湾ビリヤードが強い理由として確立された知識があって、無駄な選択肢が無いということも大きいわけで。
上手くなりたいんだったら、重要なことですよね。
さて、具体的な内容に関しては実際に講習会を受けて頂きたいところなので伏せるとして、ワタクシが福田先生に散々言われたこと。完全に想定の範囲内でしたが、、、
ヘッドアップが酷いと。
頭が上がってしまうと、何度も言われまくりました。
その原因と対応策もしっかり伝授して頂いたんですが、その内のストロークに関しては、以前にオサリバンの撞き方を見て「こうすると良いんじゃ!?」と思った俺式オサリバンストロークでした。
俺の推測もたまに鋭いな。
けどやっぱ自分には自信なんて無いもんで、それが正しいと背中を押されると自信が出ますな。練習します。
あ、何度も言いますが、具体的な内容は書かないってか書けないんで、是非講習会受けてみてくださいませ。
知りたい方は内々に。。。
で、ですね。
今回はサムタイムで撞いたわけですが、前に一度サムタイムでスヌーカーしたことがありました。
その時はなんせ出しなんて考えず全部イレイチでしたし、自由気ままに撞いていたんで気にならなかったんですが、今日は手球コントロールもするし、終始見られているしで、コンディションが気になりました。
まず多くの人が言う通り、サムタイムのスヌーカーポケットはスヌーカーとしては甘いですね。かなり入ります。あくまでもスヌーカーとしては、ですよ。
それよりもなによりも気になったのが、ラシャが重過ぎる。。。
サムタイム以外ではスヌーカークラブでしか撞いたことが無いので、比較対象が1店舗しかないですが、福田先生も重いというのだから、重いんでしょう。
スヌーカーのフォームは窮屈ですし、キューが少し軽め(今日使ったのは18ozって書いてあるんでそんなには違わないですが)なので「キューの重さを利用したストローク」ってのがし辛い。
そこへ来て重いコンディションですから苦労するわけですよ。入れが難しいっていうのに強く撞かなきゃならない。
講習会後にポケットを撞いたら、ちょっと速い程度のラシャが果てしなく速く思えてしまいました。全部超長ぇ〜の。
そうそう。
スヌーカーど素人なので、本当になんも知らんのですが、スヌーカー特有な事項にかんして、「ナップ」ってのが今回一番気になったところでありました。
頂いた用語集によれば
「ボトムクッション(ポケットで言うヘッドクッション。スヌーカーとポケットでは上下が逆さまみたいです)側からトップクッション(フットクッション)側へ向かった芝の目のようなクロス(ラシャ)の向き」
だそうで、どういう事かと言えば、ゴルフなんかとは違って一定ではありますが、芝目があると。
講習中のゲームで、トップクッションにタッチしたボールを狙う場面がありました。
自分のわずかなスヌーカー経験では「スヌーカーではクッションタッチした球は入らない」と思っていたんですが、トップクッションにタッチしている場合、そのナップによってボールがクッション側に流れてクッションから離れないので入れることが可能だそうな。
実際、福田先生のアドバイス通りに押しで弱めに撞いたら入りました。
芝目による影響。。。
今回はトップクッションタッチの場合のナップしか知り得ませんでしたが、他にも影響があるんでしょうか。奥が深い。。。
何はともあれ、本当に有意義な講習会でありまして、ますますビリヤードの練習意欲が沸いたわりに。。。
講習会後、2日撞いて無かったりして。
次に撞くのは、再びスヌーカーになりそうな予感。