鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

理想の自分像

 

1733文字


1本目

乗ってる車がだいぶ古くなったので買い替えようと思っています。

 

私は正直車に全くこだわりがなく、「燃費の良い車がいいな」くらいしか希望がないのですが、私の車だというのに母がうるさいうるさい。「安っぽい車には乗るな。恥ずかしいだろう!」と成金みたいなことを言う(実際、母はめちゃくちゃ成金思考)

 

そんな私は、ある日ふと「ビリオネアにおける、高級車乗り回したい願望がある人の率はどれくらいなんだろう?」と疑問に思いました。

 

金を持った人が高級車を乗り回すって、テンプレみたいな行動じゃないですか。それこそビリオネアとなると1台何千万何億とするようなスポーツカーを何十台と揃えていたりする。

 

けど、私がもし100兆円を手に入れても、車には特に金をかけないような気がする。それとも、金を持ったら変わるのだろうか???

 

高級車を多数所有するビリオネアは、「元から興味があった。金を手に入れたことで我慢する必要がなくなった」なのか「元々は興味はなかったが、金持ちアピールの一環として興味を持ち始めた」なのか、どっちなんでしょうね。両パターンいるのかな。



私は金がないから我慢していることがたくさんありますけど、車にしてもそうだし、宝飾品なんかも全然我慢はしていません。「金がないから持たない」んじゃなくて興味がない。

 

で、ビリヤードのキューも同じだという話を何度かしております。

 

現状の私が、懐事情により購入を我慢しているのはせいぜい「今時のジャンプキュー」というような10万円程度の物です。何十万何百万もするカスタムキューにはそもそも興味がない。

 

金を手に入れたら気持ちは変わるんでしょうかね?どうなんだろうな。

 

金を手に入れたら何かしらキューをオーダーしそうな気はしますが、それは「興味があるから」じゃなくて「興味は無いけど、金があるからとりあえず作っといたわ」っていう、一番嫌味なパターンになりそうww



2本目

 

100兆円妄想をしばしば綴っておりますが、「100兆円を手に入れたとして、自分はビリヤードプロになりたいと思うのだろうか?」と風呂に入りながら考えていた日がありました。

 

100兆円あれば働く必要がない。毎日がホリデイですので時間は潤沢にある。金は当然たんまりある。

 

縛られることなく自由に好きなように生きられるわけですが、ビリヤードプロになろうと思うだろうか??

 

100兆円妄想をした時にビリヤード関連で浮かんでくるのは、もっぱら店舗経営の方なんですよね。プレイヤーとしての妄想はあんまりないんだよなぁ。

 

「何をするも自由」ってなった時に、私はプレイヤーとしてどういう方向を目指したいんだろうか?

 

いや、ほんと、「とりあえずマイテーブルを買って、自由にハードブレイク練習をする」くらいしか思いつかないww

 

プレイヤーとしての願望が無さすぎなのかもしれない。



3本目

 

私が球を始めた頃の目標は「サークルの先輩達くらい上手くなる」でした。

 

ビリヤードプレイヤーとして最初に目にして憧れたサークルの先輩たち。初心者だった私からしたら上級者でしたが、先輩達はB中というくらいの腕前でしたので、程なくして目標は達せられました。

 

それから先、目標が小さく更新されることはあれど跳ね上がることはありませんでした。

 

球を始めた頃に憧れたのがトップアマやトッププロだったりしたら、話は変わっていたんでしょうかね?「俺もSAになるんだ!!」と燃えたぎっていたのだろうか?

 

実際には私は目標が低い。志が低い。高い目標がない。

 

おかげで低空飛行ですが、メリットはといえば「自分を大きく見せたい」という気持ちも希薄であるということ。

 

理想の自分と現実の自分のギャップに苛まれた時に、人は自分を大きく見せようとしてオラついたり虚言を吐いたりしますよね。

 

私の場合は、そもそもの「理想の自分像」が低いから、せいぜいが過小評価された時に「あなたが言うより私は1割程度は上手いぞ!」ってくらいの反抗をする程度w 2倍も3倍も自分を大きく見せようとすることはないなぁ。

 

ま、私が特別なわけではなく、地に足ついている人の方が普通であり、多数派ですけどね。「極端なまでに自分を大きく見せようとする人をたまに見かけるよね」っていう話でした。