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1本目
Aさんとのやり取りを通じて「『フルブレイク』とはなんぞや」と考えていました。
Aさんと相撞きしている時の私は気持ちよくフルブレイクをしているとAさんは仰る。が、私はフルブレイクをしているという感覚はない。
ただ、「高確率で当てる自信がある範囲でのMAX」ではある。具体的には35kmくらい。
私も一応40km越えを出したことはある。出ることはある。なので私にとってのフルブレイクは「当たれば40km」という振りをしている時なのだけれど、しかしながら再現性が皆無に等しい。「当たれば40km」という振りをして、実際に当たるのは数百回に1回です。それをフルブレイクと呼んで良いのだろうか??
- 超低確率でしか当たらないマン振り
- 高確率で当てられる範囲内でのMAX
どっちがフルブレイク?w
後者は本人としてはほんと強く撞いているという感覚が無いもんだから、「フルブレイク」という意識がないんだよなぁ。
2本目
ブレイクについてのネタを書き始めたら、連想に次ぐ連想で頭の中がゴチャゴチャしてきました。
1つ改めてはっきり気づいたのが、自分がいかにブレイクのスピード以外に興味が無いかですw
本来持つべきブレイクショットの知識がほとんどない。注目してもいない。
「ハードブレイクが好きなだけで、得意ではない」と度々主張しております私。「好きであり、得意」と勘違いされていることが多々あるので、否定したいです。
もう1つ、「ブレイクショット全般の知識が豊富である」という勘違いもされがちです。コントロール部門のことも詳しいと思われていることがありますが、そっちの方の知識は並以下でありますぞ。
人のブレイクを観察する時、私が注目しているのは手球のスピードと、撞き手の動き(撞き方)です。
その後の手球の行方は知ったこっちゃなく、場外していようがスクラッチしていようが、強かったら「すげー!」と思うし。的球の動きなんぞ目に入ってもこないww
自分がいかに的球の動きに注目していないかに気づいたのが、明日の投稿で出てくる土方Pについてのネタを下書きしていた時でした。
9ボールのブレイクを平均40kmを越えるスピードでガンガンに強く撞いていた頃の土方P。そのブレイクに対して「速いけど軽い」なんていう評価をするオジさん達がいました。
私はそういう評価を鼻で笑っていました。負け惜しみだとか、自分の価値観に合わないものを否定したいだとか、そういう風に感じる発言ばかりだったからです。
- ハードブレイクができないヤツの負け惜しみである。
- 「ハードブレイクが好きではない」という感情を、もっともらしく表現してみただけだろう。
- 「軽い」なんていうオカルト用語を持ち出して、反論しづらくしているだけ。速さは強さだぞ。
- 仮に「軽い」を「手球の力がラックに伝わり切っていない」という意味合いで使っていたとしても、40kmを越える速度で撞いてりゃ多少のロスがあったって充分に割れるがな。
- そもそも私は的球の動きなんかはどうでもよくて、求めているのは速度だけ!!
という気持ちしか湧かず、「速いけど軽い」と口にするオジサン達を端から否定していた。
けどもふと気づいたのです。「土方Pブレイクの的球の散り方を真面目に観察したことがないな」とww
土方Pに限らず、誰のブレイクを見ていても私は的球のことをほとんど見ていない。もしかしたらそこに注目していたら「スピードの割にあまり割れてないな」と私も思ったかもしれません。しらんけど。
3本目
ボールをたくさん転がすことに美学を覚えるハードブレイク好きっているんでしょうか??
私が何をもって「ブレイクが強い」と判断するかといえば、スピードです。アプリ(Break speed)やスピードガンに表示される数値です。
基本的に速ければ的球もたくさん転がりますが、手球が大きく跳ねたらその分ラックに伝わる力にロスが生じますし、また、手球の回転次第でもボールの走り方は変わる(もちろんテーブルコンディションも関係する)
なので「32kmのブレイクより28kmのブレイクの方が的球がよく散らばっている」ということは普通にある。
コントロールブレイカーであれば「スピードを抑えて、どれだけ効率的に的球を転がすか」を意識している人はたくさんいるでしょうけど、「的球をたくさん転がす」ということを最優先にしているハードブレイカーっているのかな???
どうなんだろ。