鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

接触時間がタイミング??

 

1643文字(リンク先含まず)

 

1本目

 

私のストローク人生のおさらいです。

 

同じ経験をした人は多いと思うんですけど、私は初級者の頃に「キューは水平に長く出せ!!」と上級者から言われました。

 

複数人の上級者から。しかも店で1位2位を争う実力者達からです。信じ込み、その通りにストロークを構築し、私自身「キューは水平に長くだ!!」と長いこと主張していました。

 

それが間違いだ(間違いというか、意味がない)と気づいたのはA級になって何年か経ってからです。ガラッと方針転換しました。

 

水平にこだわりすぎず(かといって角度がつきすぎていても駄目ですが)キュー出しは長すぎず。手球がタップを離れた後のキューアクションなんぞ、ショットに何も関係しない。

 

そしてある時

 

  • スピード
  • 撞点
  • キューの角度

 

ショットの成否を決める要素はこれだけであるとシンプルに考えるようになりました。



さて。B.D.さんにこんな記事がありました。



www.billiards-days.com



「ストロークのタイミング」の定義に違和感を覚えました。私はそんな使い方はしない。

 

記事の中では「接触時間の長さ」をタイミングとしています。一方で私の考える「タイミングが合っている」は以前にCPPだとかなんとか言って長々と書きましたけども、「キューのパワーが最も手球に伝わりやすい瞬間に手球をとらえる(インパクトする)」ということです。

 

点のイメージです。接触時間という線は意識していない。

 

かと言って、私のタイミングの定義が正しいとも思わない。所詮はマイ用語です。多くの人とすり合わせたわけではない。

 

私はタイミングというものは大事だと思っていますが、そこでいうタイミングはマイ用語でのタイミングです。「接触時間」という意味でのタイミングは意識する必要がないと考えています。

 

話し相手がどういう意味で「タイミング」という言葉を使っているか次第で、話が全く噛み合わなくなるんですからややこしい。

 

「タイミング」だとか「握り込み」だとか「体重移動」だとかは、人によりけり言葉の定義が異なりすぎて勘違いを生み出しがちな用語だと思っております。




さて。私は「タップと手球の接触時間」というものを意識はしていないのですが、意識していないというだけで、否定はしないです。けど肯定もしません。

 

「接触時間にどの程度の違いがあるのか」「意図的に接触時間は変えられるのか」「接触時間の違いがどのようにショットに影響するのか」を私は知らないし検証しようもないから、否定も肯定もできないのです。言えることが何もない。

 

なので、否定も肯定もせず(というか出来ず)ただただ「意識していない」というだけ。

 

しいて言えば、「接触時間に関して、否定や肯定の意見をはっきり口に出す人」に対しての否定派ですww 彼らには、「ただの主観を断定口調で話してしまう人」という印象を持っている。



接触時間についての肯定派と否定派の論争を見ていると「接触時間がどうこうについて論じているんじゃなくて、相手方を否定して自己肯定したいだけだな」と感じる事が多いです(;´∀`)

 

分からんでもないです。やたらと接触時間について語りたがるうるさい人もいるし、口悪く「接触時間なんてものは関係がねぇ!!」と語る人もいる。お互いがお互いに「うるさいあいつを黙らせたい」という気持ちが湧くのは分かるw

 

けど、それだとただの喧嘩ですのでね。議論になっておらん。じゃぁ、どうすれば良いのかとなっても「現状では誰も証明できない」「保留」なんじゃないですかね??

 

そしてそもそも「証明する必要もない」と私は思っています。第3派閥ですねw 接触時間が関係しようがしまいが、どうでもいいと考える派。第3派閥が一番多いんじゃないかな。

 

物理屋さんなんかは、もはやビリヤードプレイヤーとしてではなく、単なる物理屋としてのモヤモヤを語っていることが多いですしね。ビリヤード関係ないぞ。私がブロガーとしての意見を綴っているようなものであり、一般プレイヤーにはなんら関係がない。

 

拘りがある分野に関しておざなりな事を言われるとイラッとするという気持ちはよくわかりますけどね。