鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

勝てそうという勘違い

 

1301文字

 

1本目

 

昨日載せた100兆円妄想話を下書きした1週間ほど後、大台のある店で球を撞いていてふと「100兆円手に入れたらスリーを始めるだろうなぁ」と思いました。

 

現状の私は、スリーの経験がほぼありません。人生で指折り数えられるほどしか経験がなく、ルールもロクに覚えていない。ど素人です。

 

ただ「ポケットよりもスリーの方が自分の性に合うだろうなぁ」とはずっと思っています。

 

私の興味がですね。



ハードブレイク>>>>>スリークッション>>>>>>>ポケットのプレイ



こんな感じww

 

現状では、情熱のほとんどをハードブレイクに傾けているがためにスリーには全く手を出していないですけど、100兆円を手に入れて時間にも金銭的にも余裕ができたらスリーはやると思う。

 

スヌーカーはどうだろうなぁ。

 

「ポケットに向けた練習になる」「ポケットの技術である程度は対応できる」という考えでスヌーカーをやることがたまにありますけど、正直、スヌーカーそのものにはあんまり興味ないんですよね。。。




2本目

 

あるハウストーナメントを観戦していた時のこと。

 

1回戦にて見知ったSA様がAクラスと対戦。SA様、スコ負けリーチをかけられるも、そこから捲って勝利をおさめるという展開でした。

 

展開と言っても、見ていた私からすると「いつも通りのSA様」という感じ。1回戦はいっつもダルそう。「球入らんわー」「思ったところに手球が行かんわー」「だりぃ」とでも思っていそうな球を撞くも、アンセでしのぎつつウォームアップ。後半から一気に入れ始めるというのがいつものSA様。

 

試合後、負けたAクラスさんが「序盤はいい球が撞けてスコ勝ちのチャンスだったのに、1ミスから崩れてしまった!!」と言っていました。自分のミスを悔やんでいるかのようでいて「SA相手にスコ勝ち直前まで行ったんやぞ!」というドヤですねw

 

正直、客観的に見ていた私からすると、そのAクラスさんは序盤も中盤も終盤もほぼ同じ球を撞いていたように見えました。違ったのはSA様の方。序盤は全然入れていなかったからAクラスさんが得点できた。SA様のウォームアップが終わってからはSA様の独壇場。ただそれだけの話だと感じました。

 

ようするに、SA様の手のひらの上で踊らされているだけ。

 

客観的に見ているとそういう感想だったのですが、自分の事となると気付けないものなんでしょうかね。動画で撮影して見返してみると気づくと思うんですけども。



これ、他人事じゃなくて私もたぶん同じなんですよ。

 

とあるSA様とは今までに5回ほどハウスで当たったことがあるのですが、全てヒルヒル負け。結構撞かせてもらっているし、スコアも競っている。けどあと一歩が届かない。一回も勝ったことがない。

 

「あの人には勝てそうで勝てないな」という感想をいつも抱いているんですけど、たぶん「あの人には勝てそう」と思っているのが勘違いなんでしょうねw 

 

恐らくはSA様もその気になれば失点を1点2点におさえて勝つこともできるのでしょう。けど、スコ勝ちだろうがヒルヒル勝ちだろうが勝ちは勝ちで一緒。目先の1戦で圧勝することよりも、いかに優勝するかを考えて組み立てているのでしょうな。