既出の話に1エピソード加えただけの2本立て。
1本目
ブレイクを強く撞いた時、跳ねた手球がテーブルの外に飛び出して行ってしまうことがある。「場外」「手球場外」などと呼んでおります。やったことが無い人はたくさんいるでしょうが、見たこともないって人はほとんどいないんじゃないかな?
私、手球場外は今までに何百回(もしかしたら何千回)とやらかしています。実際に何度もやらかしているから「やりたくない」と考えてチビってしまうのは分かる。私は常に手球場外にチビっていますが、根拠のあるチビりです。
一方でミスジャンプ(下ミスキュー。手球をすくい上げて飛ばしてしまうこと)に関しては恐らくビリヤード人生の中でトータルで10回くらいしかやったことがないし、人身事故や物損事故につながるような危険なミスジャンプをさせたことは一度もないです。やった回数が少ないし、そのどれも危険なものではなかった。
なのに、やたらとミスジャンプにチビっています。根拠のないチビり。
「ミスジャンプさせたくない!」という意識が強すぎてキュー出しが上ずり、結果的にタイミングがグダグダになったり撞点が上ずりすぎてのミスキューをしてしまったりする。根拠のないチビりのせいで、ミスを呼び込んでしまっているのです。
なぜほとんどやらかしたことがないミスに自分はこんなにチビっているのでしょうか。人に尋ねてみたり自分で考えたりしてみているのですが、未だはっきりとした原因が分かりません(今も考え続けています)
原因の1つではあるだろうと思っているのが「先輩A級氏、ブレイクミスジャンプで後輩の顔面に手球をぶち当てる事件」であります。
学生の頃、デモンストレーションとしてブレイクを撞いた先輩がミスジャンプさせて、正面に立っていた後輩の顔面に手球をぶち当てた。
幸い大事には至りませんでしたが、あの風景は脳裏にこびりついてますね、、、、
思えば、厚みがズレての手球場外での大事故って私は目撃したことがないです。自分でやらかしたことがあるのはせいぜい数百円程度の物損事故。見かけたことがあるのは「1バウンドで一般のお客さんの脚に当ててしまった(「いたっ」で済む程度)」というくらい。
大怪我させただとか、ガラスを割っただとか、キューを破損させただとかいう話はたくさん聞いてきていますが、聞いただけです。見ていないです。
「ミスジャンプで顔面に当てた」のは目撃してますので、やっぱインパクトがデカいんですよね。そのせいで「ミスジャンプは怖い」とトラウマになってしまっているというのはあると思う。
そんな私にトラウマを増やす事件が起こりました。
この写真の店でのことではありませんが、こういう風に正面にガラスがあるような店でフルブレイクしようとしてミスジャンプさせて手球をガラスにぶち当てたのに、その次からも気にせずフルブレイクしに行く人がいて「メンタルが強いとかじゃなくて、おかしい」と思ったことがありましたとさ( ̄▽ ̄;) pic.twitter.com/absPvtgZkT
— 鈴木さんちの鈴木Ⓐ (@billiblo) 2023年11月8日
このポスト(ツイート)はその出来事をキッカケにしたものです。
文字数の関係で「その次からも」と書いていますが、実際には直後のブレイクでは躊躇したのか若干抑えて撞いていました。が、ためらいがあったのは1回だけ。その次からはまた元通りのマン振りブレイクでした。
中国人のお客さんだったと思います(スヌーカー風のフォームで、かつブレイクも強いアジア系外国人は、チャイニーズ8プレイヤーということで中国人だと決めつけている私)
場外して転がっていった先でガラスに当たってしまったというのではなく、ダイレクトに高さ2mくらいの位置に当てた。とんでもない飛距離のミスジャンプであります。実際、その人は当たっている時は40kmくらいのハードブレイクをしていましたので、ミスジャンプさせたらそうなるでしょうね。
私は「ほんとやめてほしい」「私のトラウマを増やさないでくれ」と思っていたんですけど、当人は次の次からは再びフルブレイク。どういうメンタルしてんだよ。。。。。
偏見かもしれませんが、中国人プレイヤーってそういう人が多いという印象です。私の行動範囲では中国人プレイヤーをかなり多く見かけます。中国人だけのビリヤードサークルとかもある。
なので中国人プレイヤーが撞いている姿を頻繁に見かけるんですけど、メンタルが強いというか、メンタルがおかしい。「恥ずかしい」「怖い」「周りからどう見られているのか気になってしまう」などの感情が無いように見える。
私のようなメン弱は僻みもあって「日本人とはメンタルが違う」「あんなのはおかしい」と言いたくなりますが、でも強いですよね、そういうメンタルの人は。
日本人にもそういうメンタルの人はいて、そういう人が強いのは一緒だよね、という話で2本目へ続くのですが、2本目はまた明日。
つづく