鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

柔軟性とブレイク

 

1本目

 

10月は下旬に何件か球撞き予定が入っておりまして、約3週間かけて、そこに向けての調整をしようと思っております。


ここんところ球を撞かな過ぎて「しっかり集中が出来ている1人練習」という、最も高いパフォーマンスが出せるはずのシチュエーションですら全く球が入らない状況だったので、まずは1人練習での調整を。


先日の練習ではそこそこ捗りまして、ちょうどいいタイミングで相撞きのお声がかかったので久しぶりに真面目に相撞きをしたのですが。。。。


まだ相撞き出来る状態ではないなと痛感。


1人で撞いている時と相手がいる時の差は何か。


要素は色々あるんですけど、今1番ネックになっているのが「撞くテンポ」であります。


私は

 


1. 何も球が入らない

2. 一人練習で、撞くテンポを気にせずジックリ時間をかければ球が入る

3. 一人練習で、いいテンポで球が入る

4. 相手がいても、いいテンポで撞ける

 


という段階を上から順に踏む必要があるのですが、今はまだ2段階目。時間を気にせず撞けばアベレージ程度に撞けるけれど、テンポを意識すると全然入らないという状態。相手がいる時の私は物凄くテンポを意識してしまうので、まだまだ相撞き出来る状態ではないらしい。


相撞きでしっかり球を入れるには、ビリヤードの調子自体ももっと整えなきゃいけないし、頭の回転も速めていかなきゃいけない。今はまだ調子もイマイチだし、球撞きをしなさすぎて球撞き向けの頭の回転も鈍い。


あと3週間でなんとかなるでしょうかね。今月の上旬~中旬はリハビリに励もうっと。

 


2本目


ヘッドアップの原因って、ざっくり分けて


・メンタル的なもの
ストロークやフォームの欠点によるもの


があって、後者の具体的な内容は挙げ出したらキリがないわけですけども、原因がテイクバックにあるパターンも多いと思います。


ヘッドアップはキューを出していくときに起こるものだと思い込んでいる人にしばしば出会いますが、テイクバックの時にも起こる。


そのテイクバック時のヘッドアップをさらに掘り下げて原因を探っていくと、これまたキリがないほど細分化出来てしまうわけですが、私的にありがちなのが

 


・キューと顎とが近すぎてブツかってしまい、キューで頭の位置が押し上げられてしまう

・ブレイクのようなイメージで、つい体を動かしてしまう

 


この2つが大きいです。


前者に関しては、頭の位置低く構える人にとっては結構なあるあるなんじゃないかと思いますが、後者に関してはねぇ。。。馬鹿ですね、、、w


ブレイクのイメージがしみこみ過ぎていて、プレイの時までテイクバックした時に懐を広げるために頭の位置を上げるような動きをしてしまうんですよ。ブレイクの練習ばっかりやっているとこうなる。


さて。以上はプレイでのヘッドアップの話でありましたが、ブレイクを強く撞く際のテイクバックではまた別の原因でヘッドアップをしてしまうことがあるようで、、、


っていう話が3本目です。

 

 


3本目


私は昔っから、柔軟性の大切さを説いております。


特に、ハードブレイクをするにあたっては、肩回りの柔軟性が大事であると。


そう自分で言っているのに、ストレッチを怠る私。。。。

 

先日、きっけー氏との何気ない会話の中で、きっけー氏がこんなことを言っておりました。


きっけー氏はゴルフも趣味にしているのですが、ゴルフでオジさんプレイヤーにありがちなのが、柔軟性が足りないがあまり、クラブの動きに合わせてスウェー(ビリヤードでいうヘッドアップ)してしまうことだと。


頭の位置を動かしてはいけないのはゴルフもビリヤードも一緒。そして、本人の気づかないところで、無自覚に頭が動いてしまうことがありがちだってのも一緒。


で、私。ヘッドアップ癖があるのはプレイもブレイクも一緒なのですが、プレイとブレイクでは原因が違います。ブレイクの場合は主に「右腕の動きに、体が引っ張られてしまっている」が原因になっていると考えています。まさに、きっけー氏がゴルフの話でしていたのと一緒。


ブレイクの場合は体重移動をし、頭の位置を動かすわけですけど、意図的にイメージした通りに頭が動くのは良くとも、想定外の動きをしてしまうのは当然ながら駄目なわけでして。


私はブレイクをする際、プラクティスストロークの段階から、意図せず頭がフラフラと動いてしまっていることが多い。自撮りしてフォームチェックしている時に「フラフラしてるなぁ」「格好悪いな」といつも思ってます。


さらにファイナルテイクバックの際には、右腕だけを振りかぶりたいのに、右腕につられて上半身全体があらぬ動きをしてしまい、体が意味もなく捻転してしまうし、頭の位置はズレるし、左肩のロックが外れてブリッジ側の腕がユルユルになってしまうしで、ひどい有様です。

 

 

きっけー氏との会話を契機に、またちゃんと考えてみました。


右腕につられて他の部分が動いてしまう原因の1つが「右腕に引っ張られてしまっている」「右腕だけを独立させられていない」であり、さらにその原因を掘り下げて考えた時に「柔軟性が足りない」が挙がってくるのです。

 


1.柔軟性が足りないため、どんだけ意識してもイメージ通りの動きが出来ない

2.柔軟性が足りないため、しっかり意識しないとイメージ通りの動きが出来ない

3.柔軟性があるため、特に意識せずともイメージ通りの動きが出来る

 

 

こんな段階があると思っておりまして、私は幸い2の状態らしい。柔軟性があった方が楽ではあるが、意識すればなんとかイメージ通りに動かせなくもないっていう段階。


なので、右腕の動きにつられて体が動かないよう、あーだこーだと色々意識してテイクバックをしましたところ、だいぶブレイクの当たりが安定しました。主に厚みが向上した気がします。

 

プレイ中は、キューを出す際に大振りしすぎて右腕の勢いに体が持っていかれてヘッドアップしてしまうことがありますが、テイクバックでは右腕に持っていかれるほど振りかぶることがありません。

 

けど、ブレイクでは右腕全体を振りかぶるので、柔軟性が足らなかったり間違ったイメージでテイクバックしてしまうと、右腕の動きにつられて他の部分も動いてしまうってのはありがちであるもようです。


しばらくはテイクバックに気を付けてブレイクを撞こうと思います。