鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

ミントン

皆様、バドミントンってやったことありますか??


私のバドミントン経験と言えば、子供の頃に親兄弟とスーパーで売っているようなバドミントンセットで遊んだりとか、小学校の校庭で遊んだりですとか。公園でのバーベキューの合間にやるですとか。その程度しか経験がありません。


屋外でしかやらないから、シャトルが屋根に乗っかってしまったり木に引っかかってしまったり。そんな経験をしたことがある人は多いんじゃないでしょうか?


特に何を競うわけでもなく羽根つきをするだけ。そんなバドミントンしか経験が無いのです。バドミントンの道具を使った遊びでしかないですね。バドミントンをやったことは無いと言えそうです。


競技としてのバドミントンは一度も経験がありません。ネットを設置してのバドミントンをやったことがない。ってか、バドミントンのネットを見たことすらありませんでしたw


やったことがないし見たことも無かった。小中高とバドミントン部はありませんでしたし、大学にはあったんだと思いますが縁は無く。


身近なバドミントン経験者といえば球友K氏くらい。K氏にしてもバドミントン部だったという話を聞いたことがあるだけで、やっているところを見たことはありません。


そんな私ですが、先日バドミントンを観戦しに行ってきました。


近年の日本はバドミントン強国入りしてますよね。メダリストもいる。世界ランク1位の選手もいる。


ただ、私がバドミントンに興味を持ったのは「日本が強いから」ではなく、おかしな話ですがサンビリがキッカケです。


サンビリの店内にはディスプレイが幾つかあるんですが、そこでスポーツの映像を流していることが多いです。


そのディスプレイにて度々バドミントンの試合を流しておりまして、ビリヤードの練習をしながら合間合間に見ていたのですが「この人たちの身体能力はどうなってんだ」と驚き、バドミントンの試合観戦に興味を持ったのでありました。


そんな折にプレイガイド各社からバドミントンのジャパンオープンのチケット情報が舞い込んだものですから、迷わず申し込んでみました。日本人選手だけではなく世界中から有力選手が集まる国際大会です。


そんな大会を見てみての感想を色々と。

 


1本目


私が見に行ったのは準々決勝が行われる日でした。準々決勝といえば計4試合あるわけですが、男子シングルス、女子シングルス、男子ダブルス、女子ダブルス、混合ダブルスとありますので4×5で20試合です。


それが3つのコートで同時進行で進められていきます。20試合ですからそこそこ時間がかかります。


特に最後の方は、放映権でも絡んでるのかなんなのか知りませんけど、空いているコートを使わずにメインコートの1つだけで順々に行っていたので、1回転で1試合しか進まない。


私は予定の関係で最終試合の途中までしかいられなかったのですが、恐らく全部終わったのが試合開始から9時間ほどだったんじゃないかと思います。


日本が強いこともあるしジャパンオープンであることもあってか、4×5の計20試合中の9試合は日本人選手が絡む試合でした。


それでですね。仕方がないと言えば仕方が無いのかもしれませんが、日本人選手に対してと他の国の選手に対しての歓声の差が凄い。まさに日本人選手にとっての超絶ホームであり、外国人選手にとっては超絶アウェイ。


この話は広げるとあまりに長くなりすぎるので割愛しますが、簡単にまとめれば、良いプレイをした選手には日本人外国人問わず声援を送ってあげられないもんかなーと思ったものであります。


日本人選手にだけ大声援。相手選手のミスも大喝采ってのはどうも好きじゃない。


「なんでそこまで日本人だけ?」って思った最たる出来事が終盤にありました。


完全抽選の結果たまたまだったのか、それともやはり放映の関係なのかなんなのか、最後の2回転は日本人選手が出なかったんです。最後の2回転を残して日本人選手の出番は終了。


そうしましたらね。最後の日本人選手の試合が終わったら、会場の1/3くらいが帰って行くんですよ。


特に何に驚いたかって、その後が男子ダブルスの世界ランク1位ペア(インドネシア)の試合だったんです。パンフレットによればトップの座を全く譲らず、圧倒的な1位なんだそう。


今回、男女のシングルス、男女のダブルス、混合ダブルスと色々見ましたが、男子ダブルスが一番魅力的でした。その男子ダブルスの世界1位。見たいじゃないですか。なのに1/3くらいの人は帰って行くんですよ。


後ろの席の人が「え?なんで?」「見ないの?世界1位見ないの!?」って驚きの声を挙げていましたが、私も全く同じ気持ちでした。日本人選手だけを応援したらそれで満足なん??


スポーツ観戦に何を求めるかってのが、その人たちと私では全然違うんだなぁと思わされました。


この間、水族館の話を出しつつ「水族館自体を楽しむ」と「誰と行くかを楽しむ」人とがいるってな話をしましたけど、今回のバドミントンの話も「バドミントンという競技を楽しむ」と「誰かを応援するのを楽しむ」という差があるんでしょうねぇ。

 


2本目


写真や動画を撮ろうとするも、どうにもこうにも良い場面が撮れないっていう経験、皆様もしたことありませんか?


昨日ネタにした通り、自撮りをしようとした時には特にありがちですよね。


さっきまではブレイクが馬鹿当たりしてたし、マスワリもポンポン出せていたのに、いざカメラを回したらクソみたいな球しか撞けないという。。。


自撮りの場合でしたら「カメラを意識してしまっているせい」とか「たまたまの1回はそうそう撮れない」と言えますが、他人をコッソリ撮影しようとしている時にもそういうことありませんか?


試合観戦に行って「あの人のブレイク凄いな」と思う選手を見つけてコッソリ参考動画を撮らせてもらおうと思うも、カメラを向けた時に限ってミスショットをし、カメラを向けてない時には会心の当たりをしたりして、、、


今回のバドミントン観戦でも、すんごいラリーの応酬が何度かありまして「この感動を記録したい!!」と思って何度も何度も動画を撮ったんですけど、撮影中はイマイチなラリーしかなく、いざ撮影を止めると途端に物凄いラリーが始まったりして、、、


ビリヤードでたとえるなら、プロの試合を見に行って「マスワリシーンを録画したい!」と思ってカメラを回すもセーフティー合戦になってたりして。諦めて撮影を辞めたとたんにマスワリがポンポン出て、再びカメラを回し始めるとセーフティー戦になって、、、みたいな感じ(笑)


当然、選手たちはこっちがカメラを回していることなんて意識しているわけがありませんから(間近で撮ってたら目に入るかもしれませんが、離れたところからだったら)「たまたま」であります。運ですね。。。


バドミントン話は断続的に続く予定です。