2本立て
1本目
こういうのを見ると、普段のブログやツイートも、他の地方の方にはニュアンスが間違って伝わっていることがあるんだろうなーと思う(;´∀`)
— 鈴木さんちの鈴木Ⓐ (@billiblo) 2019年1月31日
関西の「また◯◯しよ!」は関東では意味が通じない場合がある - Togetter https://t.co/KjIJ6yRrIE @togetter_jpさんから
ツイートした通りなんですけど、このような方言によるニュアンスの違いって、こうやってブログなんぞ綴っている立場からすると中々に怖いです。同じ地方の人には伝わるけれど、別の地方の人には間違って伝わるとか、普通にあるでしょうからねぇ。
日々何かに怯えている鈴木です。おはようございます。
さて。散々Twitterでわめきましたが、私、こんなショットをしてしまいました。Twitterからの使いまわし写真ですが
この赤線のようなブレイクをしてしまったのです。
黄色線はというと、ブレイクでミスジャンプをしてしまった時のイメージです。これはまぁ分かるでしょう。
では赤線は?こんなライン、イメージできます??
ちょっとまず、こちらをご覧いただきましょう。何度か載せているマイク・ディシェインのブレイク動画です。
ディシェイン恒例の打ち上げ花火。
キロではなくマイル表示ですので、32~33マイルは、51~53kmほどです。50km越えのブレイクということ。
40kmくらいであれば、撞き方次第で手球を跳ねさせることなくビタ止めすることも出来ますが、50kmを越えてくると何をどうしてもこうなっちゃうのかなと思います。
以前に土方Pの49kmブレイクを撮影した時も、だいぶ跳ねてましたから。そこら辺はもう技術の問題ではなく物理的な問題なので、どうしようもないのでしょう。
ディシェインのような打ち上げが起こるのは
こういう軌道だからでしょう。インパクトで手球が浮き、途中で一切落ちてくることなくライナーで1番ボールの上の方に当たり、そのまま打ち上げ。
もうちょっと弱い力加減ならば着地点を合わせたり、もっと低い弾道で手球を撞けるようにしてみたりを頑張れば手球の跳ねを抑えられるわけですが、ディシェインのフルブレイクでは速過ぎて物理的に無理なのでしょう。
んで、50kmとなるとまともな撞き方をしてもあれだけ打ちあがってしまうわけですが、もっとずっと弱いパワー、30kmくらいであっても打ちあがってしまうことがあります。
その原因はパッと思いつくのは3種類。
・ザブトンに傷や折り目、凹みがあった場合
・ラシャに穴や傷があった場合
・1番ボール下に穴があいていた場合
です。
3つ目だけは毛色が違って、3つ目の場合は手球の軌道は正常なのだけれども、1番ボールが埋まっていて動いてくれないがために手球のパワーがラックに伝わらず、勢いを持て余した手球が吹っ飛んで行ってしまっている状態です。ラックの方の問題です。
一方で、1つ目と2つ目は手球の方の問題。
手球がラシャorザブトンの穴や傷、折り目に乗っかっていたせいで、高い角度で射出されてしまった時です。
通常であれば青線のような軌道になるはずなのに、傷などにハマっていたせいでインパクト直後に高軌道に乗ってしまい、白線のような感じに飛んでいってしまうわけであります。そして打ち上げ花火。
私は過去に30回くらいかなぁ?これらが原因の大打ち上げ花火をしてしまったことがあります。天井に当ててしまったこともある。
また、私以外の人がやらかしているのも度々見かけます。天井ブチ当ても。「天井ブレイク」などと言われることがある由縁ですねw
ラシャやザブトンの傷に乗っかってしまうと、30kmくらいのブレイクでもド派手に打ちあがる。
それを30km台後半の力加減でやると。。。。
この赤線になるわけです。ラックに当たりすらしない。完全に飛び越えてダイレクトに場外に飛んで行くわけですよ。
超絶危険球。クリーンヒットして40km近い速度が出ているあのクソ硬い手球がですよ。ライナーで場外に飛んで行くんですよ。
いやぁ。不幸中の幸いでした。その場外をやらかしたのはさっきから載せている写真を撮った店(ブラザー)ではなく、サンビリでした。
サンビリの比較的すいている時間帯。かつ1人撞き。なんとか人には当てず物損もせず(常連さんのキューには当たりそうで危なかった!)
今となっては面白い経験だったと思えますね。
ブレイクの調子がかなり良かったんですよ。だから強めに撞きに行ってクリーンヒットした手応え(しっかり芯をとらえた時って、良い感じの抜け感がありますよね。抜け感の使い方がおかしいけどw)をしたにもかかわらず、手球が何にも当たらないっていう。
手球が何にも当たらないっていう経験は初めてです(ミスキューした場合を除く)
そんな初体験をして思ったのは「普段は、手球がラックに当たるのも含めて『手応え』を感じ取ってるんだなー」ってことでした。
手球がラックに当たった時、自分には衝撃は無いですから物理的な手応えはないわけですけど、視覚や聴覚で手ごたえを感じてるんだなーと。
今回は何にも当たらないもんだから、心にポッカリと穴が。。。
屋外バスケットコートにありがちな、網の無いリングにシュートを決めた時と同じような感覚ですかねww
それにしても、全くの初体験であるにもかかわらず、瞬時に事態を把握してボールを追いに行った私の頭と体の瞬発力は褒めてあげたいですw 人間、いざという時には凄い力を発揮するものですね。
この場外をやらかしたのが、この間の遅撞き動画などを撮影しに行った日でありまして、そんな場外をやらかしたものだから後々の撮影に多大な影響を与えました。ブレイクが全く当たらなくなった。。。
翌日、店を変えてもなお当たりません。そりゃ、あんな場外したら、振りに行けなくなりますもの。。。
しばらく引きずりそうだと思ったのですが、それから数日経ちましたが、案外早く立ち直れそうw あまりに特殊なシチュエーションでしたから「あの時のはたまたま」と思えますからね。
今回の盲点&反省点として「薄型ザブトンで打ちあがるとは思わなかった」というのがあります。
今まで、薄型ザブトンで打ち上げた経験がありませんでした。過去の打ち上げは全て昔ながらのラシャのきれっぱしザブトンででした。
なので、昔ながらザブトンでは注意していたのですが、薄型でも跳ねるのかぁ。
ツイートをしたら、薄型だと折り目などが危険とのコメントをいただきました。その方は私とは逆に昔ながらザブトンだと跳ねないと思ってらっしゃるようですが、跳ねるのでお気を付けを。。。
うーむ。昔ながらザブトンだと凹みが見て分かりやすいんですけど、薄型だと分かりづらいなぁ。
今回も、最初はラシャの凹みのせいだと思ったんです。使っていたテーブルは分かりやすくラシャに穴があいていたので「穴の位置は避けたつもりだったんだけど、少しカブちゃってたのかなー」と思いました。ザブトンには特に問題が無いと思ったから。
しかし、9ボールブレイクで危険球を撞いてしまったので10ボールに切り替えたら、10ボールでも打ち上げ花火。
場所を変えたにもかかわらず打ちあがるってことは、ザブトンが原因だったもよう。
使われていなかった隣のテーブルのザブトンと交換したんですけど、その後手球が打ちあがらなくなったのはザブトンを変えたからなのか、チビってキューを振れなくなって単純に弱くなったからなのか、、、、
なんにせよ「薄型ザブトンでも打ちあがる」っていうのが、今回の発見でした。
特大打ち上げをするのは、50km級のブレイクをした場合と、ラシャやザブトン、ラックに不備があった場合だと書きましたが、もう1パターンありました。キューが立っていた場合です。
レールの上にクローズドブリッジを組んで、立てキュー気味にブレイクを撞く人っていますよね。
あれ、抑えて撞く分には有用だと思うんです。楽に割れる。私は女性に勧めることがあります。
しかし、強く撞きに行くもんじゃない。男性にとっては、抑えて楽に割りに行きたい時の撞き方であって、手球の跳ねを楽しむための撞き方じゃありません。
立てキューブレイクをして手球を跳ねさせて「俺ブレイクつえー!」って悦っている人、一般客には結構いますけど、プレイヤーでもいますからねぇ。恥を振りまいているだけだと気づかないのかな?
私は意図的に立てキューブレイクで手球を思い切り跳ねさせに行ったことはないですが(マナー的に問題があるし、そもそも場外が怖くて出来ない)意図せずなってしまっていた時期があります。平撞きブレイク練習を始めたばかりの頃です。
ブリッジも撞き方も何もかもが探り探りだった頃、「ブリッジを高く組みすぎ」「ひっかくようなキュー出しになってしまっていた」「バウンドの着地点が良くつかめていなかった」というあたりが関係していたんだと思いますが、特大の打ち上げを頻繁にしてしまっていました。
平撞きブレイク練習を始めたばかりの頃の私は手球位置を少し下げていたんですけど、理由は打ち上げ回避です。バウンドの着地点を変えるためでした。
最近は撞き方が安定してきているので、打ち上げはしないですし、手球位置も2ポイントの線ギリギリになっています。
平撞きブレイクで打ち上げまくってしまっていた頃、厚みを間違えての手球場外と違って手球は正面に飛んで行きます。厚みは合っているけれど打ち上げ過ぎたことが原因での場外ですから、正面に飛んで行く。
そのせいでサンビリにてダーツのお客さんに手球を当てそうになったのが、私の球人生で一番のピンチでしたね。その時も幸いギリギリ当たりませんでしたけど、ダーツのお客さんには申し訳ないことをした。たぶん手球の飛距離ではあれが過去最大だな。。。
9ボールブレイクにせよ10ボールブレイクにせよ、普段ブレイクをする際は万が一を気にしながら撞いています。
ソフトブレイクの時は「万が一」がそもそも存在しないから気にしないんですけど、強めに撞いている時は手球場外を意識しながら撞いています。
場外する方向としてはやはりテーブルの左右が多いです。過去に数えきれないほど飛ばしてます。
正面方向への場外は過去に数十回程度のもんなんですけど、飛んで行った場合の勢いがヤバいですから、やはり気にしちゃいますねぇ。
そこにさらに、この度の40km近い速度でのライナー場外ですから。。。。
これ以上私にメンタル的な試練を与えないでほしい。
2本目
1本目で書いたブレイクライナー手球場外がなんせ球人生初の出来事でした。
「15年球撞いてて、あんなん初めてだわー」「もう二度と見たくないわw」とか思っていたら、ブログネタが1つ浮かびました。
そんな場外をする何日か前にツイートしてたんですけど、私こんなショットをしました。
8ボールをやってまして。私はローボール。
配置を覚えていないのでほとんどのボールを省略しちゃってますが、もっと他にボールがたくさんある状態です。
入れに行ける球は7番しかなく、ここで2-6のトラブルを割っておかないと取りきりのチャンスはなく、かつ受け球があってトラブルを割った後の手球位置はあまり考えなくてもいい状態。ここで割りに行くしかないっていうシチュエーションで、私は図のように押し抜きで割りに行ったわけです。
こういう手球は、トリックショットの定番ですよね。
私はこの手球のアクションが好きで、親しい人と遊びで撞いている時などに、ふざけて選択することは度々あります。
けど、ちゃんとした勝負の中で「これが最良の選択だ」と思って押し抜きを選んだのが初めてでw
「15年撞いてて初めてだわ」って思いました。
スーパーショットって、そうそう撞くことがないじゃないですか。
トリックショットとしてであったり、遊びで撞いている時にふざけてであったりであれば撞くこともありますけど、実戦の中で「これが最良の選択肢!」と思って撞くことはまずない。
そんなわけで、皆様が「まさかこれを真面目に選択する機会があるとは!」と思いながら撞いたショットをですね。教えてほしいなー、と。
基準としては、使用頻度が1年に1回以下ってくらいでしょうかね。
私は上で紹介した押し抜き以外に、2つパッと思い浮かんだショットがあります。1つは歴の中で1回きり、もう1つは歴の中で2~3回程度しか使ったことがないショット。
今度動画に撮ってきて紹介しまっすー。
皆様のも知りたいって思うんですが、コメント欄閉じているからここでは聞きようがないな。