あけましておめでとうございます。
平成最後の元日です。
年末には「今年の反省」、年始には「今年の抱負」ってもんを語るのが定石かと思いますが、なんせスキーに来ていてその手のネタはまだ何も書いていないので、2018年の反省と2019年の抱負はそのうち考えて書けたら書きますw
ってことで、昨日も今日も当ブログは通常営業いたします。
3本立てです。
1本目
生涯で2回だけですが「鈴木さんの思う、最も満足度の高い店は?」と聞かれたことがあります。2回目はつい最近なんですけどw
なんかねぇ。フォームやストロークの話と同じ感じなんですよ。一長一短であって、ランク付けしづらいっていう。
昨日、私は常に非現実を求めていて落ちつきが無いという話をしたわけですけども、私が日頃から色んな店に足を運ぶのは「非現実感を求めて」ではないです。
昔、都内及び近県の球屋巡りをした時なんかは、旅行と同じ感覚での「非現実感を求めて」でしたけど、普段の球撞きで色んな店に行くのは「その日の自分の欲求に合わせて、球屋を選んでいる」っていうだけです。
今日は時間が無いから最寄りの球屋に行こう。今日は長時間撞けるからパックプランのある店に行こう。今日はプロにアドバイスをもらいたいので、プロのいる店に行こう。今日は誰かと相撞きしたいので、この時間にちょうどいい相手がいる確率が高いあの店に行こう。今日は一人練習がしたいから、誰からも声をかけられないような店に行こう。
などなど、その日その時次第の欲求を満たすのに最も適した店を選んでいるわけであります。
なのでね。トータルで見ての満足度が高い店を聞かれても「うーん」と唸るだけです。
「場代が安い店ランキング」「コンディションが良い店ランキング」「フードやドリンクが良い店ランキング」「中堅A級が相手を求めていくのに適した店ランキング」とか、そういうピンポイントな評価なら出来ますけどもね。
トータルでと言われると、本当にどこも一長一短でしかない。言っちゃ悪いが、パーフェクトな店なんて無い。
いや、どっかにはあるのかもしれませんが、きっとそこは私の行動範囲からは外れていて「アクセス」の面で足切りなんでしょう。。。
皆様は「最高の店」としてパッと浮かぶ店がありますか?
そしてその店をホームにしていますか??
もしそうだとしたら、それは相当に幸運なことだと思います。大事にしてあげてください。
そうそう。この間「本当にいい店だった。こんな店が近くにあればホームにするんだけどなぁ」と言っている人がいました。
私は「そうだよねぇ。やっぱアクセス大事だよねぇ」「どんなに良くたって、遠けりゃ通えないよねぇ」と思うと同時に「『いい店だった』と感じるのはお客さんだからかもね」とも思ったのです。
世の中には色んな店があって、一見客(及び、たまーに来る客)の扱いが非常に雑で常連になると手厚い待遇を受けられるような店もあるし、逆に、一見客は「お客様」として手厚く迎えられるのだけれど常連になると扱いが雑になっていくような店もあります。もちろん、どちらの扱いも良い店ってのもありますよ!!W(両方悪いっていう店は知らんな。ありそうだけど)
最初は良い店だと思ったのに、段々と評価を下げる店ってのもあるもんです。
某SA様の言葉を借りれば「お客様と思われているうちが華だよ」
2本目
グランプリ最終戦を観に行った時の話です。準決勝からショットクロックが採用されておりました。
グランプリでのクロックはタブレットです。タブレットに残り時間が表示されていて、各選手、それを自分で確認しながら撞いていく。審判による「30秒」などのコールは一切入りません。
タイム制になるのが途中からなのは、タブレットの数が足らないのかな?(笑)
タブレットを使ってのショットクロック。皆様は見慣れておりますか?
さて、これはまだショットクロックが入る前のベスト16だったかベスト8だったかの時の話。
大井Pが珍しく2分ほど長考した場面がありました。これはタイムルールがあったら出来ません(45秒+エクステンションも40秒)
大井Pの撞くのが遅いだなんて思う人はこの世に存在しないと思いますw そんな大井Pにも長考したい場面は訪れる。改めて、より良いタイムルールを考案すべきだなーと思いましたとさ。
3本目
タイムルール繋がりで。
今んとこ、チェスクロックは渋谷CUEで行われる公式戦でしか使われていないんでしょうかね?「渋谷エクスプレス」なんて呼ばれているくらいだから、渋谷限定か(笑)
先日、その渋谷CUEで行われていた試合の動画を見ていた時、選手たちがやけに撞き急いでるように見えたんです。
BC級時代の私がやらかしていた「速撞きではなく適当撞き」みたいな感じ。
「その球、そんなテンポで撞ける球じゃないでしょ」「もっとしっかり狙おうよ!!」「もっとちゃんと考えて!!」ってツッコミたくなるミスが多々見られた。
あまりにあまりにもなミスが多かったもんだから首を傾げながら調べてみたら、なるほどチェスクロック採用だったのか、と。動画を見ていた時にも「もしかしてチェスクロック使ってる?」とは思っていたんですが、やっぱりでした。
以前にネタにしましたが、I氏との相撞きで1度だけチェスクロックを使ってみたことがありました(以下を参照→「チェスクロックを使ってみる - 鈴木さんちの球日記」「[チェスクロックを使ってみる 2 - 鈴木さんちの球日記]」)
その時には、なんせ不慣れですから勝手が分からず、私はだいぶ撞き急いでしまいました。相手がI氏だったし楽な配置ばかりだったしで、なんとかやりくり出来ましたが、試合のプレッシャーの中だとヤバいと思う。I氏はその時からして完全崩壊してましたしw
たぶん、私が動画で見ていた選手たちも、チェスクロックに不慣れだったんでしょうねぇ。全くの初めてっていう人もいたんじゃないかと思う。
やけに撞き急いで見えて、イージーなミスが多かったのにも納得がいきました。
納得というか、同情しました。いきなり不慣れなことをやらされて、しかもその様子を全国配信されちゃうってんだから。
神目線で動画を見て、好き勝手に言う人は多いですからねぇ。せめて言い訳のもとに出来る「チェスクロック入ってます」ってのを、どっかでしっかり説明してほしいなぁと、言い訳大好きな私は自分のことのように思っておりました(笑)
今後、チェスクロックが使い続けられるのであれば、そのうち「『不慣れ』は言い訳出来ない」ってことになると思いますが、今の段階では不慣れでも仕方がないと思うのだ。仮に平場では使い慣れていたとしても、試合となるとやはり勝手が違うでしょうしね。