鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

あ〜謎が〜解けてゆかなーい♪

公式戦はおろか、ハウストーナメントにも全く出ていなかったここ数か月。


久しぶりにハウスに出ることになった。


久しぶりに出るからには良い球が撞きたいぞと思って「本番」に設定することに。


JPAをやっていた頃はJPAを「本番」と設定し、その直前には言い方は悪いけれど「捨て試合」をすることにしておりました。


JPAの前日にハウストーナメントに出て(または痺れる相手とセットマッチをして)情けない球を撞き、その反省をもとに練習して本番に備える。その流れが自分には合っていたのであります。


捨て試合など作らず、常に全力で撞ければ最高ではあるのだけれど、それが難しい以上は「本番」を設定し、そこに向けて調整していくという形を取るのが良いと思っているのです。


というわけで、金曜日に出るハウスを「本番」とし、水曜日にもハウスに出て痛い目を見て、木曜日に反省練習をし、金曜日の本番に備える。そういう予定でありました。


ところが水曜日は仕事の都合でハウスに出られず。翌日木曜日は非常にしょうもない野暮用で球撞けず。


結局金曜日、本番当日のブッツケになってしまったのであります。


そうなったら、別の調整方法を考えなくてはいけません。


皆様は、ちょっと間が空いてからハウスに出るとなったらどうしますか?


せめて当日だけでも一生懸命に事前練習をする?


いっそのこと練習無しでぶっつけ本番??


私、過去の経験から、当日まで練習が出来なかった時は案外後者の方が良い結果を出せるっていうイメージがあるのです。



しかし、やはりぶっつけ本番にはチビり、1時間だけ事前練習。


時間はもうちょぃあったのですが「体力温存!」とか言って、1時間で切り上げる私。


練習し過ぎてイメージが悪くなったり体力なくなったりすること、ありますもの。。。


(結果的には、事前練習はしてもしなくても変わらなかったと思う)



さて。本番のハウスです。


1回戦は、数年ぶりに対戦するKちゃん。前回対戦時には負けておりますので、私はリベンジを果たすために熱くなりました。


結果は勝利。


絶好調時の私の球を100点とすると、85点くらいで撞けました。1回戦からそんだけ撞けることなんて滅多にありません。かなりの好感触です。



そして2回戦。相手はこちらもまた数年ぶりに対戦するSA様。


負けた記憶しかないのでリベンジはしたいけれど、勝てるまでの自信は無く「いい勝負をしたい」くらい。


なんせ1回戦で85点の球が撞けたので、私は期待していたのです。今回はいい勝負が出来るんじゃないかって。



ところが、始まってみれば30点です。当然負け。



本日のお題「なぜこうも急降下したのか」



正直、考えても分からんし、私が急降下した原因が皆様に分かるわけもないので、ブログネタとしてお読みくださいまし。「あるある!」とか「自分はどうなんだろうか」などと考えながら読んでいただければ。





私にとって30点くらいの球を撞いてしまっていることはしょっちゅうですから、1回戦でも30点、2回戦でも30点ってんなら分かるんです。「あぁ。今日も情けない球を撞いてしまったな」「今日もスロースターターだった」で終わりです。


けど、1回戦で85点の球が撞けていたのに、なぜいきなり30点にまで落ち込むのか。何故突如ぶっ壊れるのか。



対戦中から原因を色々考えていました。けど何もかもが推測の域を得ない。推測だけならいくらでもできる。結局何が本当の原因だったのか、分かりません。



昔から言っておりますけども、敗因として推測できるものが多すぎると非常に困ります。どれが本当の敗因なのか分からないから。


イチローが「準備とは言い訳を排除すること」と格好いいこと言ってましたけど、全く排除出来ていません。準備不足ってことですね。



「1回戦と比べてなんかおかしいぞ?」と気付き、何が違うのだろうか、どうすれば良いのだろうかと考え始め、最初に思い当たった原因がこれ。



1.周りを囲まれている台だったので、自分のペースで撞けない



1回戦のテーブルは隅っこのテーブルであり、テーブルの4辺の内、フットレール側に立つ時くらいしか周りのテーブルを気にしなくて済むような場所でした。


対して2回戦は逆にフットレール側で撞く時くらいしか落ち着いて撞けないテーブル。


3台と隣接していてその3台でも試合が行われていたので、常に周りを気にしながら球を撞かなくてはならず、落ち着けなかった。ような気がする。


「ような気がする」というのは、本当にそれが原因かどうかが分からないからです。後付けで推測した原因にすぎない。この後にも何度も「ような気がする」と言いますのでよろしくお願いしますw


このことが今回の要因なのかどうかは分かりませんが、周りのテーブルに気を遣いながら撞くのが苦手だというのは間違いないので「周りに気を遣いながらも、しっかりと自分のペースを崩さない」ってのは今後の目標ですなぁ。今後のってか、一生涯の目標か、、、




2.手汗でキューが滑らなかった


昨年から急に悩まされ始めた、冬場限定の手汗問題。


今年もそのシーズンがやってきてしまいました。


試合前にしっかりキューメンテナンスはしたのだけれど、1回戦2回戦と戦う中では一度もキューを拭かなかったので、滑りが悪くなっていた可能性はある。ちょっとの滑りの違いで、感覚ってだいぶ変わりますからね。


「もしかして滑りが悪いせいかも?」と思ってグローブをしたんですが、グローブをしたのがSA様がもうリーチをかけてからという。時既に遅し。


グローブをしてから若干イメージが戻ったような気がしないでもないのですが、なんせグローブをした後は数球しか撞けなかったので良く分からん。



3.台の高さ


1回戦のテーブルと比べて台の高さが違ったのか。それとも1回戦のテーブルに比べて台間が狭くなったことで、無意識のうちにアドレスが変わってフォームが崩れてしまったのか。


どっちもあり得る話なんですが、どっちも不確か。今回書くことは全部不確かw




4.単純にポケットが渋かった



2回戦のテーブルが渋かったというか、1回戦のテーブルが甘かったために、単に1回戦はテーブルの甘さに助けられて調子が良いと錯覚していただけなのかもしれない。


これはあり得る話だ。




5.SAのプレッシャー


なんせ相手はSA様です。プレッシャーはあるに違いありません。


そんな他人事調なのは、心臓がドキドキするとか、手足が震えるとか、頭がカーーとなるとか、そういう分かりやすい緊張の症状は見られなかったからです。


自分では緊張はしていないと思っていた。しかし、知らず知らずのうちに緊張はしていたのかもしれない。



また、もし本当に緊張していなかったのだとしたら「緊張感がなかった」という意味で駄目だったのかもしれない。


「負けて当たり前」と思っていた節はあるので、その姿勢が悪かったのかもしれない。


何度も言いますが、推測でしかなく、断定は出来ません。



6.甘い球が回ってこない



私は2回戦でしたが、SA様は初戦でした(だからこそ、チャンスあったはずなのに、、、)


SA様はまだ温まっていなかったので、セーフティーやアンセがキッチリ決まってはいなかったのですが、とはいえ「ノーガード!!!」みたいな球はやはり回ってきません。


難しい球を撞かされ続けているうちにイメージが悪くなる。これは充分にあり得る話。




7.コンタクトが若干ズレていた


途中で視界の違和感に気付いてチェックしてみたら、左目のコンタクトが少し浮き上がっていて、左目の視界がボンヤリしておりました。


これは球撞きに大きな影響が出る所ですが、とはいえなんか言い訳っぽいんだよな、、、




8.ワールドに引き込まれた


見ていた人に言われたのですが、対戦相手のSA様は独特の雰囲気を持った方であり、ワールドに引き込まれて調子を崩す人は珍しくないのだとか。私もそれにやられた可能性はある。



9.ヤクぎれ


試合開始前に栄養剤を飲んでいたのですが、そのおかげで1回戦はバチバチになって、2回戦はヤクが切れたとか。


しょーもない推測ですが、無いとは言い切れない。



10.暖房の風が直接当たっていた


1回戦のテーブルは窓際で若干寒かったのですが、2回戦はちょうど暖房の風が当たるところに椅子が。


「暖かーい」とか和んでいたのですが、そのせいで頭がポーーっとしてしまった可能性はある。



11.一緒に行った人たちに見られている


今回は誘い合わせて5人で一緒にハウスに出た&現地でもう1人知り合いに会ったので、知り合いが多かったです。


2回戦のテーブルは観戦しやすい位置にあったために、だいぶ知り合いに見られてた。


知り合いに見られながら撞くのが大の苦手な私。


今回は「大丈夫意識してない!」とか思ってたんですが、そう思ってる時点で意識してんじゃねーかって話だ。




12.やはり終電が気になる。夜の試合はやる気が出ない。



B級の頃は結構頻繁にハウスで勝ててましたし、A級になってからも何度か優勝はしている。


しかし、そのほとんどが土日祝日のデイタイムの試合です。


思えば、平日夜の試合でいい成績を残せたのって、カーリートーナメントくらいだ。カーリートーナメントは長引いても23時には終わる。


日付が変わっても続くような試合で上位入賞出来た記憶がない。



終電があったら当然気にしてしまうし、車移動のために終電を気にしなくても良い場合であっても、私はどうにもこうにも生活リズムというものを気にしてしまって、遅い時間に球を撞く気が起きないのです。学生の頃から朝まで球を撞くことなんて年に1回くらいしかなかった。


というわけで、カーリートーナメントのように早い時間に絶対に終わるようなハウス出ない限り、平日夜の試合は私には向かないのかも。。。。しれない。これも推測。確証はない。


とまぁ、以上のような推測を試合中にしており、直せるところは1つ1つ直していきました。


もしかしたら、推測した中に本当の原因があったかもしれないけれど、原因を排除出来た、一度崩れたものを立て直すのは難しいですよねぇ。


上で推測した中に原因があるかもしれない。どれか1つかもしれないし複数あるかもしれないし。


はたまた、全く別の思いもよらないような原因があったのかもしれない。



そしてそもそも




13.こんな推測を色々としている時点で球に集中していない



ってのは間違いないし



14.普段通りに撞かなきゃと思っている時点でもう終わっている



結局のところ、2回戦で集中出来なかった理由は良く分からん。



今回推測した原因は正しいかどうか分かりません。そして、間違っているかどうかも分かりません。正しいのかもしれないし間違っているのかもしれない。


ミスキューが増えた時など、原因がタップにあるのかどうかは不確かではあれど「タップに信用をおけなくなったから」という理由でタップ交換をする人はいると思います。



「タップが原因かも?」と気にしながらでは、球撞きに集中出来ないってのが理由ですよね。交換をすることで、モヤモヤを排除できる。


今回ネタにした推測原因も、正しいとも間違っているとも分からない。「もしかしたら?」という気持ちがある。そういうモヤモヤは排除しなくてはいけない。それが準備。



今回挙げた中には、今後技術を鍛えていかないことには準備しようがないこともある反面、準備しようと思えば出来たこと、知識があれば準備できたこともあるわけであります。


言い訳を排除し切ることは私には出来ないけど、減らしておくことは出来る。


まずはそこからだなぁ。




ちなみに、今回は勝敗には全く関わってこなかったので痛みは全く味わってないんですけど、一番駄目だったのはブレイクでした。


いや、ほんとにブレイクはC級並です。


普段全く9ボールをやっておりませんので、当然9ボールブレイクも全くやっていません。ほぼ0。その影響が思いっきり出とる。


10ボールブレイクが安定するまでは程遠く、9ボールブレイクはC級並。


さて。今後どうやって戦っていこうか。