4本立て
1本目
常に下級者ばかりを相手にして、上の立場にいることに優越感を覚えて楽しんでいるような人もいるようですが、私にそんな趣味はございません。
逆に「下級者と撞いても面白くない」という人もいますが、そうとも思いません。
下級者とも上級者とも同級者とも、満遍なく撞きたいのであります。
ルールもロクに知らないような初心者であっても、心構えが出来ている時ならウェルカムです。ただ、試合に出ていきなりそういう初心者と当たるのはちょぃとツライかなー。試合に集中出来なくなっちゃう。
平場であれば、よっぽど調子が悪くて機嫌が悪い時じゃなければ無問題ですw
相手の方から「お願いします!」と来た場合なら下級者でもウェルカムなわけですが、たまにセッティングされたとかで「私なんかが相手ですみません、、、」みたいな下級者と撞くことがあって、あれは勘弁して欲しいですね。もっと自分に自信持って!!
また「レベルが違い過ぎて面白くない」みたいな雰囲気を出してくる下級者も勘弁して欲しいかなぁ。
酷い例となりますと、今でも球友との笑いネタになるんですけど、昔相撞きした初級者が、向こうから相撞きを申し込んできたのに「全然回ってこない!」「全然撞けないんで、隣の台で練習してますねー!」とか言って、本当に私が撞いている間に隣の台で撞き始めましたからね。
あと、ハウスに出ていてたまにあるんですけど、「勇気を出して出てみました!」みたいな初級者にシングル戦の1回戦で当たるとやりづらいです。せっかく勇気を出して試合に出たのに1回戦でボコっちゃったら「もう試合は良いです、、、」みたいになっちゃうんじゃないかと。勝っちゃっていいの?と気が気でない。
さらにさらに、昔は私より上手かったとか同じくらいだったけれど、今は私がだいぶ上回ってしまった人とやるのも、どうもやりづらい。
何かと神経すり減らして生きているので、もうちっと図太くなりたい。
2本目
下手だ下手だと言い続けるも、練習しないから下手なまんまな技術が私には色々とあります。
押し球やセーフティーなんかが良い例ですが、別の例としてバンクショットが挙げられます。
ほんともう、昔っから下手だ下手だと言い続けてるのに、全く練習しない私。練習しなけりゃそりゃ上手くなるわけがないですな。
部活でもなんでも、地味な練習を嫌ってすぐに「ゲームしようぜ!」って言い出す人がいたんじゃないかと思いますが、私もビリヤードの地味練はどうもやる気が起きないので「ゲーム形式ならやる気が起きるかもしれない」「よし、バンクプールだ!」と思ってこの間やってみたんですよ。
一切何も面白くない
けど、そのつまらなさは、自分が下手であることに起因しているってのは分かり切っているのです。上手くなれば面白いはずだ。
しかし、地味練を嫌ってゲーム形式にすれど、ゲーム形式ですら面白くなかったわけで、なんか楽しくバンクの練習をする方法はないものか!!
と「こいつ絶対伸びないな。。。」って感じさせる初級者とおんなじ主張をしている私でした(笑)
気合いだ!
3本目
「職人気質」って聞くと、皆様どういうことやどういう人を思い浮かべますか?良いイメージですか、悪いイメージですか?
私は食い道楽で、特にラーメン屋は色んな所に行くわけですけども、口コミの力って凄いなーと思わされることが多いです。
田舎のヘンピなところにある店も大行列。車でしか行きようのない山の中のラーメン屋も大行列。
テレビや雑誌の影響力というのももちろん大きいですが、取り上げられる数に限りがありますよね。
その点、口コミは限りがない。良い口コミがついている店はどんどん人気が上がっていきます。
アクセスが悪い場所にある店には常連は中々出来ないでしょう。しかし、一見客だけで充分すぎるほどに経営が成り立つほど、引っ切り無しに客が来るわけです。
今時「知る人ぞ知る名店」なんてもんは存在しないに等しい。
(口コミに関しては色々言いたいことがありますが、論旨から外れるので置いといて)
さて。私がビリヤードをやっていて「職人気質だなぁ」と悪い意味で思うことがしばしばあります。具体的な例を出すのはやめておくとして。。。
「良いものを作れば売れる」「良い店作りをすれば客は来る」と思い込んでいて、売り出し方を全く考えないというパターンが多いように感じられるわけです。
こんなに良い物なんだから、こんなに良い店なんだから売れて(客が来て)当たり前!みたいな。
商売ってもんを分かってないな、、、と思わされます。
その点、カムイブランドを始めとした売れっ子は、やっぱりプロモーションが上手いですよね(良い方の例は、気兼ねなく出せますねw)
悪い意味で職人気質なメーカーや店に思うことはといえば、プロモーションが下手というだけの話ではなく、そもそも需要ってもんが分かってないなと。
「いいものです!」「いい店です!」って言うけど、あなたにとっては良いかもしれないけど、賛同するのは少数派じゃない?ってなことをやっている場合が多い。
「分かる人にだけ分かってもらえればいい」というのであれば、採算は度外視しなきゃいけないし。
「たくさん売りたい!」「たくさん客に来てほしい!」と思ったら、多数派に迎合しなきゃいけませんでしょ?
多数派に受け入れられることをしていても、実際に売るのは難しいです。
ほとんどの人が興味を持っていなかったものに、興味を持たせて売るのはさらに難しいです。
なのに、現状では極少数の人しか興味を持っていないものを、売る努力なしに売ろうとしてません?売れるわけないやーん。
って思わされることが、どうにもこうにも多いですねぇ。
そういえば、以前に私はビリヤード場の口コミサイトに関しては否定的な意見を書いたらしいですが(あんまり記憶にないw)今はあっても良いんじゃないかって思ってます。
店だけじゃなくて製品についての口コミも。
今や色んな製品があって、選ぶのが大変じゃないですか。
気になる製品を使っている人が身近にいれば「ちょっと使わせて!」が出来ますけど、そうもいかない場合が多く。昔ながらの口コミで伝わってくる情報も多くは無いし。スポンサードされているプロの発言は、営業トークが多分に含まれるでしょうから、あんまりあてにならないし(笑)
(オフレコで聞いた時の話の方が、よっぽど役に立つ)
その点、ネットで口コミ情報が見られればだいぶ物選びの参考になると思うんですけど、そのためには何十件何百件と口コミが入ってくれないとどうしようもない。ビリヤード業界で、口コミがそこまで流行るのかどうか。どうでしょうね。
4本目
この間、久しぶりに言われました。ブログを平易な言葉で書きすぎじゃない?って。
今回のネタを書いていた時もそうですけど、一般のお客さんにビリヤードを教える時みたいな感じで、専門用語を使わずに表現しようとするとカタコトになってしまったり、冗長になってしまったりする。
皆様も普段仕事している最中は、第3者からしたら意識高い系みたいな会話をしてしまうことありません?専門用語使いまくりな。そこから急に一般の人と話をするとなると、カタコトになることありません?(笑)
ブログの読者層が幅広く、ビリヤードの腕前も様々だし、年齢も学生から上は、、、、どこまでいるか分かりませんけど、少なくとも60代の方はいらっしゃるし。
どの言葉がどの程度通じるのか分からないので、そういう時はトランプ流「小学生でも分かるような平易な言葉を使う」ですよ。
しかし、それを使いこなすのも難しく、私には全然出来てないってのが悲しいところです。