鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

だったら効率よりも

4本立て



1本目

何度か尋ねた覚えがあり、もしかしたら答えも聞いていたかもしれませんが、今一度質問させてくださいませ。


私が球を始めたばかりの頃(2003年頃)はビリヤードブームの終わりかけみたいな感じだったんですが、その頃のブームって何がきっかけのブームだったんですか?


ハスラー2からはだいぶ経ってるし。ハスラー2からずっと続いてたの??


なにはともあれ、私が始めた頃はビリヤード場に客が多く、台が埋まるのはもちろんのこと、待ちが出るのも普通でした。


今はなきサムタイムなんかも、あれだけの台数がありながら予約リストに何組も名前が連なるくらいでしたから。


私が育った店も常に混みあっており、1人練習なんて出来るわけがなく、2人で1台を使うのも雰囲気的に無理。多人数撞きが基本でした。


多人数撞きというと5-9が基本かと思いますが、店にCクラスプレイヤーがほとんどいない中で始めたばかりの私の事を考慮してくれたのか、当時はBクラス常連さん達とペアマッチを組まれることが多かったです。


よく一緒にペアマッチをしてくれたYさん、2人のWさん、Oさんには今も感謝しております。


その方々はBクラスでしたが、メンツが揃った時は、C級4人で学校対抗ペアマッチをすることもw(2つの大学の現役学生プレイヤーが2人ずついた)


というわけで、球を始めたばかりの頃からペアマッチには馴染みがあった私。


学生サークルにいた頃は、イベントでペアマッチやトリオマッチをすることも多かったですし。


卒業後も度々その手のイベント、試合に出ております。


今までに色んな人と組んだのですが、やはり相性ってものがありますね。


相性最悪だったのは、I氏&H氏と組んだトリオマッチだな。間違いない!w


プレッシャーがハンパなかったのは、大明神様達と出場した5対5の試合。足引っ張りまくりで、、、


一方で、最も楽だったのも同じ試合。大明神様達がフォローしまくってくれるんですもの。



相性が一番良かったなと思うのはAさんと組んで、先月までメインで使っていたキューケースをゲットした時ですかね。


お互いハードブレイカーで、多少出てなくても入れ倒すっていう似たプレイスタイルなので、あまり相手を気遣うことなく撞けたと思います。


一番楽しかったのは、女の子と組んで「ぐへへ」って言いながらペアマッチの試合に出た時ですかねw


A級になってからは下級者と組むことが多い(「A級以上は1人だけ」っていうルールのペアマッチが多いですので)わけですが「フォローしてあげなきゃ!」よりも「フォローしてあげたい!」って思えるペアと組んだ方が、やる気は出ますよ。やっぱり。


その時は、ペアの相性が良かったのかどうかは良く分かりませんが、私がやたらと力を発揮したので、戦績も結構良かったような。



似たプレイスタイルの人。または「フォローしてあげたい」と思えるような人。そういう人と組むのが良いですね。


自分がミスをした時に「申し訳ない、、、」と思ってしまうとか、相方のミスにイラッとしてしまうとか。そういうペアは良くないですね。




2本目



2歳の時に下り坂を走ってコケて頭をブツけて4針縫い。


4歳の時に友達に投げつけられた物が頭に当たって4針縫い。


5歳の時に自転車でコケて頭を割って4針縫い。


全てが全く同じ場所なもんだから、今でも傷跡が残っておりまする。


しかし、私は大人になったのです。以降、不注意での怪我は数年前にバグースで頭ブツけて流血沙汰を起こし、きっけー氏とT郎君に爆笑された事件くらいしか記憶にありません。


ゆえに街中などでコケた時の恥ずかしさってのは分からんのですが、知人友人には結構ずっこけ属性の高い面々がおります。


中には身体能力が恐ろしく高いにも関わらず頻繁にコケている輩がいるので、身体能力の問題ではないらしい。やはり注意力なんでしょうか。



さてさて。ズッコケた時は、近くに友人がいて「何やってんのw」とか笑ってくれたら気が楽ですよね。


一人でいる時にズッコけたら、どう振る舞ったら良いのか分からないでしょう。



私の長年の疑問が「ブレイクミスキューをした時に、どんな顔をしたら良いのか分からないの」ってことです。





笑えばいいと思うよ






じゃなくて、いや、ほんとに、周りが面識のない人ばっかりだったとしたら、どう振る舞えば良いですかね。




練習中だったら「どう振る舞ったら良いのか分からん」という程度ですが、試合中だったらメンタルに影響しますから悩ましい。


って、特に近年そういうシチュエーションに追い込まれたことはないんですけども。





恥ずかしいミスをした時には親しい人に笑ってもらえると気が楽とは言いましたが、あくまでも「親しい人」であって、親しくも無い人から笑われたら屈辱です。


また親しい人からであっても笑われたくないミスというのはありますよね。そういうミスを親しくない人から笑われたとしたら。


知り合いに何人かいるんです。他人の試合中の、真剣であるからこそ犯してしまったミスを笑う人。


なぜ笑うのか、理由が全く分かりません。



直接本人に聞けば良いのでしょうが、私も笑われてイラッとした経験が何度もあるだけに、理由を問いただそうとすると間違いなく喧嘩腰になってしまうので、誰か冷静に質問出来る人に質問して欲しいです(笑)





3本目


夏目漱石の没後100年とかで、新聞に連載があったりなど作品が再注目されておりますが、ラジオCMで度々「吾輩は猫である」の一節が取り上げられておりましてな。




「しかし事実は覚かなくても存在する事があるから困る。世の中には悪い事をしておりなから、自分はどこまでも善人だと考えているものがある。これは自分が罪がないと自信しているのだから無邪気で結構ではあるが、人の困る事実はいかに無邪気でも滅却する訳には行かぬ」



これはまぁホントに頷けることでしてな(この作品は昔読んだはずなのだけれど、さっぱり覚えておらん)



悪いことをしておきながら「何もしたつもりはない」というだけでなく、時には人が嫌がることをしておきながら「善行を施した」と本気で思っている人がいるのだから困ったものであります。



はい。話を広げようとするとたぶん毒がとまらなくなるので、これだけで(笑)





4本目



うちの父は1日の半分以上の時間をボーーーーーッとして過ごす、完全な老人です。


それでいて、いざ何か作業を始めると効率効率と口にするのです。他人の非効率を馬鹿にしもします。


明らかにボーーーーーっとしている時間の方が無駄な時間なんですけどね。あれだけ暇な時間があるんだから、短時間で効率的な作業をしようとするよりも、とりあえず行動しておいた方がよっぽど効率的だと思うんですけども。


ま、「短時間で効率的にやりたい」という自己満足の形なんでしょうな。


ビリヤードプレイヤーの中にも効率を重視し過ぎているように感じられる人がいます。


限られた時間の中で上達を目指すとなると、確かに効率・練習の質の高さといったものが必要になると思います。ですので、効率を求めるという行動自体は大事だと思うのですけれども。


効率を重視し過ぎている人として私の頭に浮かんで人の特徴を列挙してみますと



・どうすれば効率的に練習出来るかを考えることに時間を使い過ぎている
・効率的なビジョンが浮かばない時は、何も行動をしない
・答えを他人に求める傾向がみられる



総じて言えば「上達すること」ではなく「効率的にこなすこと」が目的になってしまっているように思えるわけですね。


しっかりとしたビジョンを持って、日々質の高い練習をしている方々は尊敬に値しますが、効率だ質だと口にするだけの「お前らとりあえず撞け!」って言いたくなるような人が多いのも事実であります。



当然のように逆パターンの人もいます。あまりに非効率的過ぎる人。


以下幾つか例を挙げていたんですが、毒舌過ぎたので割愛するとしてw


とりあえずはまず行動。その日々の行動の中で少しずつ効率化を図っていくってのがベストなんじゃないですかね。


指針が立たないと動き出しもしないってのは勿体ないし、惰性で動いているだけってのも勿体ない。