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昨日の続き。
私が「ラッキーで優勝できてしまった。内容は酷かった」というような報告をすると、「なんであれ、優勝は素晴らしい」と言われることがあります。そういうセリフを口にする人の心理も謎です。
謎だと言いつつ、私自身が人に対して「なんであれ優勝は素晴らしい」という趣旨の言葉をかけることがあるのです。
なぜ私がそう口にするのかを改めて考えてみましたところ、「他人事だから」なんじゃないかという気がしてきました。
嫌な言い方をすれば「優勝したの?凄いじゃん。内容は全然しらんけど」くらいの感じなのかもしれない。言葉では褒めてるけど、あんまり心がこもっていない。内容を全然知らないし、他人事であり興味がないからこそ「優勝」の言葉だけで条件反射のように「素晴らしい」と口にしている可能性がある。おざなりなリアクションなのかもしれない。
ネガティブなことを言うよりはマシですが、あまり褒められたことではありませんね。
もし親しい間柄の球友が優勝した時、その優勝に至るまでの対戦全部を私が見ていたとしたら、「優勝したけど、内容酷かったねw」とか「太すぎでしょww」とか思う可能性は大いにある。
内容を見ていないからこそ「優勝」の言葉だけを聞いて素晴らしいと思うのであって、内容を見ても「なんであれ優勝は素晴らしい」と思うかどうかは分からんです。思わない可能性が高い。
今回のネタを書き始めるまでは「自分は自分に対して『なんであれ優勝は素晴らしい』と思うことはないが、他人に対しては思う。自分は自分に厳しく他人に優しいのだ」とか思ってたんですけど、単に他人事だっていうだけですね。格好つけている場合じゃないぞw
私に対して「なんであれ優勝は素晴らしい」という言葉をかけてくる人達のことを私基準で考えると以下のようなパターンが浮かんできます。
- 人に優しい人(心の底から称賛してくれている。自分自身のたまたま優勝のことは謙遜する)
- 「なんであれ優勝は素晴らしい」を他人にも自分自身にも当てはめる、人にも自分にも甘い人。
- 他人事だからこそ、おざなりに「あー。凄い凄い」と反応している人。
- 人付き合いを円満にするため、建前でもいいからとりあえず褒めておく人。
- 自分自身に優勝経験が無いからこそ「優勝は凄いもの」という憧れがある人。
さぁ。どれに該当するんだ!!??w
なんにしても、私自身の過去の優勝を振り返ると「たまたま優勝」ばかりです。「納得できる球が撞け、猛者を何人も倒して優勝」と思えたことは1度しかない。それ以外は「参加者のレベルが高くない(または参加者が本気にはなっていない)試合で、たまたま私の好調さとラッキーさが発動した」っていう優勝ばかりです。
今回のネタを書くことになった大元のキッカケは、Aクラスに上がってから優勝経験がない(ってか試合にほとんど出てもいない)きっけー氏に「とりあえず一発、優勝したら?」と言ったことです。
きっけー氏も条件さえ揃えば優勝できるくらいの腕前はある。下手な鉄砲を撃ちまくれば優勝の確率が出てくる程度の腕前はある。私がAになってから初めて優勝した時は、今のキッケー氏くらいの腕だった気がする。
きっけー氏の返答は「店を選べば優勝できるよね」でした。きっけー氏も「レベルの低いハウスというものはあり、その店のハウスに何度も出ていれば優勝の可能性はある」と考えているもよう。私と同じ感覚ですね。
これは「自分の腕前を過信している」とか「優勝というものを舐めている」とかではなく、ただの事実。
ただの事実なのだけれど、理解しない人はしないんだよな。ってところから、今回の無駄話ができあがりました。
きっけー氏が優勝を目指す話ですが、出まくっていれば本当に可能性はあると思います。
ただし「出まくる」がまず難しい。きっけー氏にそこまでの熱量がない。
加えて、大いなる問題として「誰かと一緒じゃないと出ない」があります。きっけー氏がAに上がって以降に出たハウスは、全て私とセットで出たんじゃないか?
私と出るということは、意味もなくライバルを1人増やしてしまうということになる。単独で出たほうが良い。
けど、きっけー氏は絶対に1人では出ない。
- 1人行動ができるようにする
- 私を上回る腕前をつける
この二択だと後者の方が簡単そうww
まぁ、一緒に出て山が分かれて、私が勝手に敗退しているということも多いですし。きっけー氏と直接対決して私が負けることは今でも普通にありますし。
一番ネックになるのはやっぱり「たくさん出る」のところかな、、、、
明日も似たような話です。
P.S.
今回のネタの内容をキッケー氏に話したら、「(試合には)一緒に出てよ」「当たったら負けてくれ」って言われました。