鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

お似合いのレベル

 

2227文字

 

1本目

 

ave40km目標というゴールが全く見えていない段階でこんな皮算用するのもどうかと思いますが、ave40kmを達成できたら「ハードブレイク論を構築して、人に伝授したい」という思いがあります。が、ave40km目標が達成できたとしても、人に教えられるだろうか?と疑問に思っている今日このごろです。

 

私、現段階でも35kmなら自信あります。自分で撞けるし、自分なりのイメージもあるし、それをある程度言葉にすることもできる。

 

が、人に教えるとなると話が全く別ですよね。自分なりのイメージを一方的に語るだけならできますけど、「教える」というのはそういうことではない。相手に合わせた言葉選びをしなきゃいけない。私ができるとは思えない。

 

プレイであれば、教えることについてある程度の自信があります。それは教えた経験が多いからだと思います。色んなタイプの初級者に教えた経験があるので、「こういうタイプの人にはこう」「別のタイプの人にはこう」というアイデアがある。

 

が、ハードブレイクは教えた経験がほとんどないです。

 

  • そもそもハードブレイクに興味を持つ人が少ない
  • アドバイスを求めて来た人も「5分10分で軽く教えてください」みたいな態度の人が多いから、教える気にならない

 

こうですからね。

 

レッスンを行っているプロだって同じなんじゃないでしょうか。

 

実戦的なコントロールブレイクについて教えを請われることはあっても、ハードブレイクについてガッツリレッスンをすることって無いのでは??

 

「自分は過去に何十人もの相手にハードブレイクを教えた」なんて人は、ほとんどいなさそう。



誰か実験台になってくれないかなーと考えてましたww 35kmブレイク理論を教わってくれる人。果たして私が教えた相手に35kmを出させることができるのかどうかの実験台になってくれる人w

 

条件が厳しいですよ。

 

  • 私と頻繁に顔を合わせられる所に住んでいる。
  • 当然ハードブレイクに興味がある人。というか、ハードブレイクにくらいしか興味が無い人。
  • 「当たったら30kmは出るが、30km出せない事が多い」というくらいのレベルが望ましい。

 

こんな感じです。

 

頻繁に顔を合わせられないと、教えようがないし。

 

ハードブレイクの練習をがっつりしたら、確実にプレイはぶっ壊れます。なので、「プレイはどうでもいいので、ブレイクを強くしたい」と考えている人じゃないと、私が責任を取れない。

 

3つ目の条件ですが、私は35kmコースをやりたいのです。イメージ的には「早慶受験コース」くらいのレベルw 

 

35kmを既に出せている人には教えられることが無いし、アベレージで30kmを越えている人も放っときゃそのうち自力で35くらいは出せるだろうから、あまり「教えた!」という感じがしないから駄目。

 

逆に「当たっても30km出ない」という人は、35kmまで持っていくのに時間と手間がかかりすぎるので駄目。30kmコースいう別コースの受講をお願いしますw

 

「当たったら30kmは出るが、でないことが多い」というくらいが、35kmコースとして一番教え甲斐がある。



ビリヤードのプレイヤー人口がもっと多ければ、条件に当てはまる人がチラホラいると思うんですよ。けど、現状のマイナービリヤードだと1人も該当者がいなさそう。マイナー業界の寂しいところ。

 

とはいえ、メジャーだったらメジャーだったで教えられる人も多くなるわけで、私の出番が無いですわな。

 

私のような低レベル者は、マイナーな業界で「そこそこ撞ける奴」というくらいの立場にいるのがちょうど良いのでしょう。

 

「そもそも、自分のレベルが低いんだ」っていう話繋がりで2本目へ。



2本目

 

「あの人にはそこそこアドバイスをした」と言える相手が何人かいますが、一番上手くなったのでキッケー氏レベルです。

 

きっけー氏はAクラスといえばAクラスですがAの下の方ですし、やる気はないし。

 

I氏は万年B級ですし、言う事聞かないし。

 

もっと酷い顔ぶれも浮かんでくる。やる気はないし、聞き分けが悪すぎる万年C級達。

 

「もっと教え甲斐のある人に教えてみたいなぁ」と思ったんですが、冷静になって考えてみたら、そもそも私がセンスも熱量もある下級者に教えられるほど上手くないし、教えるのが上手くもないのですよね。低いレベルの人には低いレベルの人しかアドバイスを求めてこない。考えてみたら当たり前の需要と供給でした。



熱量もセンスもある下級者からアドバイスを請われたら請われたで、私の方が尻込みしてしまいます。

 

何度か話に出しておりますが、後にSAにまでなった当時Bクラスの子に「Aになるにはどうしたらいいのか」と真剣なお悩み相談をされたことがありましたが、「君はそのまま撞いてりゃAになれるよ」としか言いようがありませんでした。明らかに私なんかのレベルはあっという間に抜き去っていくセンスの持ち主。

 

そんなセンスの持ち主に本気で教えを請われたとしたら、私は責任が取れないので知り合いのプロを紹介すると思いますww

 

無理無理無理無理。「あいつは私が育てた!!」と言いたい気持ちなんかより、「これだけセンスのある人を、もし伸び悩ませることになってしまったらどうしよう」という気持ちの方が勝る。責任取れん。センスある人には、相応の師匠が必要。私にその任は負えない。

 

私なんぞは「もっとやる気出せ!」「言う事聞きなさい!」と愚痴りながら下級者にアドバイスしているくらいがお似合いなんでしょうな。