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1本目
「欠点だという自覚はあったけど、そこまでだとは思っていなかった」と思うことってありません?
程度を見誤っていた。「自分、◯◯が欠点なんです」と自称するのだけれど、そこまで酷いとは思っていなかったとか。誰かから指摘されても「そうなんですよねー。自覚はあります」と答えるのだけれど、やっぱり今すぐなんとかしなきゃいけないレベルだとは思っていなかったとか。
そしてある時「実は、かなりやばいんじゃない?」と気付かされる。
以下は「自分、やばいぞ」と思わされた、ある日の出来事です。
まず、店選びで「まずい」と思いました。
4月は「1人練習がしたいぞ!」という気分がずっと続いていたのですが、だというのに相撞きになる確率が高い店に行ってしまいました。店選びをする際に相撞きになる確率を考慮し忘れてしまったのです。そして案の定毎度毎度相撞きに。
なぜ店選びを失敗し続けてしまったかと考えると
- 仕事モードから球撞きモードへ頭が切り替わっていない。球のことは何も考えていない思考停止状態で球撞きに行ってしまった。切り替えが下手すぎる。
- 切り替えが下手なら下手なりに時間をかけて考えれば良いのに、球撞きの事前準備に時間をかけなさすぎる。
この2つ。どちらも欠点だという自覚は前々からあったんですが、軽視してもいました。「この程度の欠点は誰にでもあるよね」くらいに思っていたのですが、結構深刻なのかもしれない。
それ以上にまずいと思ったのが店に着いてからの1場面でした。
店に着いたら知り合いがいて、お互いにしばらく1人練習した後に声をかけられて相撞きすることになったのですが、私は「そっちに行きます」と相手が練習していたテーブルへ移動しました。
相撞きを始めてしばらくしてから「このテーブル、めちゃ苦手な台じゃん」と思い出すというオチがつきました。ほんの2週間前に「このテーブルでは二度と撞かねぇ!」とか思っていたテーブルだったのに。私が練習していた方のテーブルだったら苦手意識はなかったのに。選ぶことが出来たのに、なぜ私は苦手な方を選んでしまったのか。
1人練習をしていた者同士が相撞きすることになった時、相手が強い希望を出さない限り、私は100%「そっち(相手の台)に行きます」と答えます。「相手に移動の手間をとらせないため」が主な理由です。
どうやら「そっちに行きます」と口にすることが脊髄反射にでもなっているようです。他の条件を全く考慮せず「相手の台へ移動する」というのが癖になってしまっているもよう。
ここでの反省点は「とっさの状況判断力が著しく低い」ということ。
加えて、この間も書いた「人との会話でいっぱいいっぱいになってしまっている」とか「相手のことを気遣いすぎる」などのコミュ力の低さも影響しているのかもしれません。
後になって「この台、苦手だった!」なんて言っても、相手からしたら「お前が選んだんじゃん」としか思えませんよね。判断力の低さにより、自ら死地へと赴く私。アホすぎる。
どれもこれも昔から自覚のあった欠点ですが、思っていたより遥かに程度が酷く、悪影響が大きそう。
いざ直さないとと考えると「どうすれば直せるの?」ってなってしまいますね。
さて、どうしたもんか、、、、
2本目
1本目は自分事としての話でしたが、他人事としても「欠点である自覚は持っているが、重大なものであるという自覚がなさそうな人」を見かけることが良くあります。
みなさんも経験あるんじゃないでしょうか。ビリヤードでも仕事でもその他の場所でもどこでも、誰かしらの欠点を指摘したら相手から「そうなんです。自分はこれが欠点なんですよねー」とヘラヘラと返され、「こいつ、全然自覚してないだろ」「ヘラヘラできるようなことじゃない。直さないと本当にマズいよ?」と思わされるようなこと。あるはず。
けれど、この手のことって人から言われても反省しづらい。自分で気づくしかない。人が出来ることは自覚できるように誘導することでしょうかね。言うは易しですが、、、、、
いざ相手が自覚を持った時には「だから前からそう言ってただろ!」ってなるんですよねw
自覚に至るキッカケが些細なことなら良いんですけど、周りを巻き込んでの大事故であることもある。そうなる前に自覚を持ってもらいたいものですが、中々上手く行かない。