今日のはただの私自身の備忘録でございます。すぐに忘れてしまうので、ブログに残しておくと後でチェックしやすいのだ。
今年の抱負として「後回しにしていた課題を、今すぐやる」を掲げまして、例の1つに「タイミングの矯正」を挙げました。これはプレイ&ブレイク共通です。どっちもタイミングがグダグダなので、しっかり矯正しないといけない。
ブレイク専用課題としてもう1つ取り掛かり始めたのが「前に突っ込んでしまいがち」という癖の矯正です。これも少なくとも10年以上は言い続けているはず。そんだけ長く自覚していながら、未だまともに直せていない癖。
一言で表せば「前に突っ込んでしまいがち」ですが、その具体的内容は球歴の中で若干変化しています。球歴の最初期は「テイクバックを終えて、いざ撞き出す時に体ごと前に突っ込んでしまいがち」だったような記憶があるのですが、ここ10年は「テイクバック中に体が前に出てしまう」という癖になっていました。
なんにせよ、悪癖であるのは間違いない。間違いないんですが、そんな悪癖でも長きにわたって続けていると慣れてしまうんですよね。安心感というものが生まれてしまう。「最高の結果は出ないが、最低の結果にもならない」と思ってしまう。
矯正のためには不慣れなことをしないといけない。不慣れだと「最高かもしれないし、最低になるかもしれない。予想が出来ない」という気持ち。これがね。怖いんですよね。特にハードブレイクとなると「最低」がどういう結果になるか分かったもんじゃないですから(想像もしないミスキューや場外をしてしまうのが怖い)
今年3回目の球撞き日にて、たまたま最高のブレイク練習環境になりました。二桁台数ある店なのに、店内にプレイヤーは私だけ。私の他には離れたところに一般のお客さんが一組いるだけ。
かつ、漫喫なので店員さんの目もないし、万が一のミスジャンプや手球場外をしてしまっても問題がない(破損してしまうような物が周りにない。人もいない)というシチュエーション。
そんなわけで、不慣れなことを試す勇気が出ました。おかげさまで練習がはかどりましたし、一歩成長できた気にもなりました。
ただ、皆々様ご経験あると思いますが、悪癖の矯正ってメチャクチャ時間がかかりますよね。たった1日上手くいったからって、それで直るなんていう優しいもんじゃない。
私のブレイクの例で言えば、次の練習まで間が空いてしまったらすぐに「不慣れなイメージ怖い」で元に戻ってしまうでしょうし、シチュエーションやコンディションが変わっても同様。
元々の「慣れている」を「今は不慣れ」にしなきゃいけない。今の「不慣れ」を「慣れている」にしなきゃいけない。
そのためには今回のような最高のブレイク練習シチュエーションで気兼ねなく新しいイメージを練習し続ける必要がある。続けて続けて続けて、新しいイメージが古いイメージを上書きしてくれるまでやり続けないといけない。こればっかりは「量」が必要。
この日の様子がこれなんですけども
一年に一回あるかないかというくらいブレイク練習がしやすい環境(周りに誰もいない)なもんだから普段はやらないような力加減で撞いてみたのだが、やはり手球がですね、、、
— 鈴木さんちの鈴木Ⓐ (@billiblo) 2023年1月23日
脳内でPretenderの「グッバイ!」の所だけがエンドレスリピートしてる。 pic.twitter.com/qugMicrinX
そう。ほんと、1年に1回あるかないかっていうくらいの環境だったんですよ。だから「この練習を何日も何ヶ月も続ける」っていうのはほぼ不可能なので、早くも悲観してます、、、
シチュエーションが整わなくても勇気を出して撞きにいけるだけのメンタルを鍛えるっていうほうが、策としては現実的なんでしょうね。出来たら苦労せんのだわ。。。
ま、先のことは先のこととしてなんとかするとして、このツイートをした日の練習では色々学びがありました。
上のツイートの動画では例によって厚みを外しまくっているわけですが、続けてこんなツイートも。
ハードブレイクあるある。
— 鈴木さんちの鈴木Ⓐ (@billiblo) 2023年1月23日
厚みの外し方の再現率が高い。 pic.twitter.com/694EtrcZMB
全部同じ所に厚みを外している。
「厚みを外してしまったので修正しようとしてるのに、毎回毎回同じ厚みに外す」ってブレイクあるあるじゃないですかね、、、? 「そんな再現性、いらんのじゃ!」ってなるやつw
(ツイートでも「再現性」と打つつもりだったのが、「再現率」にしてしまった)
ま、この時はそもそも厚みを修正しようという気持ちが希薄でした。先月だったか先々月だったかにネタにしましたけど「厚みを合わせることより、この撞き方を体に馴染ませること優先」というモードだったので、厚みを合わせようという気持ちはあんまりありませんでした。
この日気になりましたのは「いっつも左に厚みを外すな」「段階を踏むと、段々と厚みが外れていくな」ということでした。
私はブレイク練習をするにあたって、その時々の課題次第で「一発目からフルブレイク!」と考えている時と「弱めから徐々に強くしていく」と考えている時があります。基本的には後者です。
で、この日も「徐々に強くしていく」だったんですが、序盤はちゃんと厚みが合っていたんですよ。
映えるブレイク動画が撮れた(手球が無駄に跳ねているだけである)
— 鈴木さんちの鈴木Ⓐ (@billiblo) 2023年1月23日
練習しに来たは良いが、肘が痛くて休憩ばかり。
機械の体を手に入れたい。 pic.twitter.com/FDRJ8Phbch
これれなんかが序盤、少し体が温まってきた頃の様子。この段階では厚みが合っている。これくらい当たるようになってきたら、少しずつ力加減を上げていきます。
ところが、力加減を上げていくと(力強く撞けるような撞き方に切り替えていくと)段々厚みが左にズレていく。
さらにおかしなことに、左にズレ始めてしまってから力加減を抑えてみますと、やっぱり左にズレるのです。
コントロールブレイク用の撞き方はこう!
— 鈴木さんちの鈴木Ⓐ (@billiblo) 2023年1月23日
と示そうと思ったのに、伝統芸を披露してしまって一発でやる気をなくした図。 pic.twitter.com/Kt9MWwIVAb
これが良い例。さっきまでは真っ直ぐ当てられていた抑えめの力加減でも左に外すようになってしまう。
「力加減を落とせば、また真っ直ぐ当てられる」というのであれば「強い力加減だと不安定なのだ」という話になると思うんですけど、一度左にズレ始めてからだと抑えて撞いても左に厚みを外してしまう。そうとなると、力加減を上げていく段階のどこかで何かが切り替わってしまっているんでしょうね。
その「何か」がなんなのかを探るのも、今後の課題の一つです。