私は右利きです。ビリヤードも右手で撞きます。
ビリヤードを始めた時に考えに考え抜いて右で始めたわけではありません。右利きだから右で撞く。ただそれだけ。そのことに何の疑問も抱きませんでした。
左利きの人が左で撞くのは分かるし、左利きの人が右手で撞くってのも分かるのですが、たまに右利きなのにビリヤードは左っていう人がいて驚きます。
私が知る限りでは
- 最初は右で始めたが、利目に合わせて左に変えた
- ビリヤードを始めた時、師匠がサウスポーだったから、何も考えずに真似たら自分もサウスポーになっていた
- ビリヤードを始めた時、周りがみんな右で撞いていたから、天邪鬼精神を発動させて左で撞き始めた
こんな理由があるようです(笑)
私も1の人と同じように、歴の途中で利目に合わせて左撞きに転向しようかと考えました。今では「利目と撞き手が逆転していても問題ない」と思えているから良いんですけど、当時はかなり気にしていましたのでね。
利目問題に悩む人は多いでしょうから、そういう意味で、初めてビリヤードをやるという人にビリヤードを教える場合は「利目に合わせて、利き手ではない方で撞くという選択肢もある」っていうのを示しておいた方が良いのでしょうかね??どうなんだろ。とりあえずこの話は置いておくとして。
私は歴1年半ほどの頃に利目に悩まされてサウスポー転向を考えるも、数ヶ月で挫折(逆に言えば、週5ペースで撞いたいたような時期に数カ月間も左で撞き続けてたんですよね。ようやるわ)
たった1年半ほどの経験でも「同じことを最初からやり直すのはしんどい」と思えて、諦めてしまった。
でも、上記した2や3の人達のように、最初の最初から左で撞き始めていれば、私も何の問題もなくサウスポープレイヤーになれたと思います。
最初っからそれが当たり前だったのなら何も違和感がないはず。途中から「左に転向しようかな」なんて考えるから、右手で撞いた時との比較があって挫折してしまう。
「途中で切り替えるのはしんどい」「最初からなら問題がない」っていうところで繋がるのがこのツイートです。
ある程度上手くなっちゃってから「遅撞きはNG」って言われるから「今更変えられんわ!」ってなるのであって、初心者の頃から「将来的には平均○秒で撞けるようにすべし」と意識付けされてれば何の問題もないはずなですよね。
— 鈴木さんちの鈴木Ⓐ (@billiblo) 2023年1月21日
平場でもタイムルールが一般化されるといいんだけど。
間違ったことではないはずです。
もし平場の相撞きでもチェスクロックを使うなどして制限時間を設けるのが一般的になったら。一般的になって以降にビリヤードを始める人は始めた時からタイムルールがあるのが当たり前ですから、疑問も持たないと思うんですよ。「ビリヤードとはそういうもの」という認識になりますからね。
ビリヤードを始めたその日からタイムルールがあるのが当たり前だったっていう人が、タイムルール不要論を掲げることってあるんでしょうかね?全くの0ではないでしょうけど、少ないんじゃないかと予想します。
今現在テンポのあれこれに不満の声を漏らす人ってのは「時間制限のない環境で球を撞くことに慣れきっている人」ですよね。「今更変えられない」「今までの自分のビリヤード人生が駄目だったということなのか!」「俺が不利になる!」という不満だと思います。
「ビリヤードという競技をより良いものにするためには、制限時間が設けられた方が良いのではないか」という議題のはずなのですが、「俺のビリヤード人生を否定するな!」「俺のことを否定するな!」という意見になっちゃってますよね。論点がズレてしまっている。
何事も変革をもたらすには痛みがつきものであり、変化を求められる人には我慢してもらうしかないわけですけども、あまりに急な対応を求められるのもあれなんで、何年かかけて徐々に平場にまでタイムルールを浸透させていくべきでしょうね。
とはいえ、ビリヤード界においての「徐々に」はジョジョが過ぎる気がしますけども、、、😂