鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

OBの話とか道具の話とか

3本立て

 

1本目

 

無事にOBクラシックプロシャフトの2本目を手に入れられまして、どちらも差を感じずに使っていると先日書きましたけども、新シャフトの方を使っていることが多いです。


理由が単純で「新シャフトの方が綺麗にメンテナンスされてるから」ですw


ヤフオクに出品するために綺麗にしたのか、それとも元からメンテナンスが細かいユーザーさんだったのかは分かりませんが、凄く綺麗で滑りも良い。対して旧シャフトの方はメンテナンスを怠りまくりで、、、


新シャフトを初めて使った日に感じた最大の差が「滑りが違う!」でしたからねww


「旧シャフトの方もちゃんとメンテナンスをしよう」と思いました。普通、そう思い立ったらすぐにメンテナンスするんでしょうけど、私は1週間以上かかりました。メンテナンスをしている時間すらない。。。

 

メンテナンス繋がりで話変わります。これはちょっと前にツイートしていたことでもあるんですけども。


グローブが一般化するよりも前から球を撞いている皆様は、ヤスリがけの番目に好みがあるっていう方も多いんじゃないでしょうか。


まずは粗目の番目で軽く削り、〇〇番で仕上げる、、、、みたいな。


私は800~1000番くらいが好みです。粗すぎると嫌ですし、かといってツルツル過ぎても違和感がありまして、多少のザラザラ感が残るくらいが好みなのです。


近年はグローブが一般化したわけですけども、「グローブにも滑り具合の差があっても良いよな」と唐突に思ったのです。


ヤスリがけの番目に好みがあるように、グローブの滑り具合にも好みがあるはず。色んな滑り具合のラインナップがあっても良いんじゃないかと。


でもすぐに思い直しました。「グローブの滑り具合って、すぐに変わっちゃうからなぁ」と。


使用しているうちに擦れたり洗濯をしてやつれたりして、滑り具合ってどんどん変わりますからね。新品の段階で滑り具合に差を出したとしても、あんまり意味はないかなーと。どうなんだろ。


あと、これもツイートしていたことですが、グローブが一般化して以降、ニス落としをしないっていう人を多く見かけるようになりました。


なんせ私が球を始めたばかりの頃にグローブを使い始めたキッカケの1つが「ニス落としという概念を知らず、キューが滑らなかったから」でありますからして、グローブをすればニス落としをしなくても撞けるってのは分かるんです。分かるんですけどね?


でもやっぱり、落とした方が良くないですか?


特にブレイクキュー。ブレイクが弱くて悩んでいるっていう下級者のキューを借りてみたらニスがそのまんまで、グローブをしてもロクに滑らないもんだから「いくらグローブをしているからって、もうちょっとちゃんとメンテナンスをした方が良いんじゃ、、、」っていうアドバイスをしたことが何度もあります。


プレイキューもブレイクキューほどではないかもしれませんが、やっぱりニスは落とした方が良いと私は思うわけです。


慣れ不慣れの問題なんでしょうかねぇ?球を始めた頃からずっとニスそのまんまのシャフトで撞いている人なら、なんも問題なく使える?落とした方がベターってことは無い??

 

2本目


シャフトに関して「痩せる」とか「締まる」とか、言葉自体は何度も聞いたことがありましたが、どういった現象を指しているのかが分かりません。


私の旧OBクラシックプロシャフトは新品に比べて1mmほど細くなっているわけですが、その主たる原因は私がスポンジで磨いたりヤスリがけをしてメンテナンスをしたりした事だと思っています。


ヤスリがけをしたら削れるのは当たり前だし、スポンジだってヤスリほどではないにせよ多少は削れる。6年も7年もそれを続けてりゃ1mmくらいは細くなってもおかしくはないでしょう。


では、ヤスリやスポンジによって削れて細くなることも「痩せる」と言うのでしょうか。それが最初の疑問でした。


私の中の漠然としたイメージの中では、ヤスリやスポンジで細くなるのは「削れる」とか「細くなる」であって「痩せる」はなんか違ったんです。


人の手を加えずとも意図せず自然と細くなっていくのが私のイメージでの「痩せる」であって、ヤスリやスポンジは思い切り人の手が加わってますからね。


でもそもそもの話、私は痩せるも締まるも、意味合いを良く分かっていない。自ら手を加えた場合でも「痩せる」が当てはまるのだろうか。


今のところの結論としては、ヤスリで細くなるのも広義では「痩せる」に含まれるのかなと。


Twitterで尋ねてみて、痩せるも締まるも用語の意味合いはなんとなく理解出来ました。


ただ、どうにもこうにも痩せるも締まるも実感したことが無いんですよねぇ。


今回OBクラシックプロシャフトの2本目を手に入れまして、球人生で初めて全く同じシャフトを2本所持したわけですが、両者を撞き比べてみても、痩せてるだとか締まっているだとかは全く感じないというか分からないというか。。。


タップでしたら「締まる」っていう感覚が分かるんですけど、シャフトは全く分からんのです。


鈍感な私は何事も撞き比べてみないと分からないので、全く同じシャフトの「締まっている」「痩せている」「新品」の3種類を撞き比べられないかしら?W

 

ちなみに、私は幼少期からバイオリンをやっておりますゆえ、木の経年変化という概念自体は分かります。楽器の場合はどんどん音が変わっていくのが分かりますから。


キューにおいての経年変化が分からんのですよね。。。

 

 

3本目


私が球歴半年の時からA級歴5年の時くらいまで使っていたのがアダムのムゲンというキュー。ACSSシャフトが標準装備されていて、定価は10万弱だったような。確か何かのセールの際に購入したので、買値は7万円台だった記憶があります。


球歴1か月の時に初めて自分で買ったキューがJOSSだったんですけど、そちらはノーマルシャフトで7万円くらい。


初めてのキューはノーマルで7万円くらい。2本目のキューはハイテクで7万円くらい。バットの価値はダウンした感じですねw


なにはともあれ、歴半年の時からずーーっとムゲンを使っておりました。本人は全く何も不満がありませんでした。


しかし「いつまで同じキューを使っているのか」「そろそろカスタムキューを買ったらどうか」「A級歴も長いんだから、もっといいキューを使っても良いんじゃないか」とあまりに多くの人達から繰り返し言われたものですから、その人たちを黙らせるために新しいキューを買うというw


某K店長には、未だに「鈴木さんはムゲンのイメージがある」と言われるし、昔からの知り合いに久しぶりに会ったりすると「え!いつの間にキュー買い替えたんですか!!」って言われるんですよねぇ。もう7年前だよ。


で、ムゲンから今使っているコーカーに買い替えたのが7年ほど前なわけですが、コーカーもヤフオクで買ったんですよ。「虎目のストレートキューがあると良いな」くらいのイメージでヤフオクを見ていて、同じ時期にその条件に当てはまるコーカーとサムサラが出品されていましてね。


サムサラの方はなんと3万円。虎目もそちらの方が綺麗だったのでそっちを買うつもりだったんですけど、色々手違いがあって落札出来ず(出来なかったというか忘れてた)


妥協の産物として今のコーカーがあるわけですが、コーカーも買値4万ちょぃ。。。。

 

マイキューがどんどん安くなっていく件

 

OBクラシックプロシャフトは新品で買いまして、2万数千円だったはず。コーカーのバットと合わせて7万弱でしょうかね。


それを7年くらい使っているわけですから、年間1万円。月々800円くらい。金かかってないなぁww


この間ツイッターで、初級者さんが「A級さんはみんな高い良いキューを使っている」「自分もいつかあぁいうキューを使えるようになりたい!」みたいなことを呟いていたのを見て苦笑していた私です。ここに金をかけていないA級がいるぞ、と。


都道府県代表を務めたようなA級さんでも4~5万のキューを10年以上使ってたりしますし、某SA様なんぞ知り合いが作ったというひん曲がったキューを使ってますからねぇ。


結局、道具は値段じゃなくて合うか合わないかだぞってことが言いたいのでありました。


トッププロともなれば別かもしれませんが、一般アマで頻繁に道具を買い替えるだとか高いキューを買うだとかってのは、単に「キューが好き」「新しい物が好き」っていう趣味の範疇の話でありましょう。そこに意味なんて無いのだ。


A級だって高いキューに拘りが無い人も多いし、初級者だって使いたいなら高いキューを使ったって良いんですよ。

 

コーカーを使い始めて7年ほど経ったわけですが、現状,新規購入予定は一切ありません。ムゲンですら「あまりに周りからしつこく言われたから」で買い替えたのですから、特に何を言われるでもない今は買い替えることは多分無いですw


誰かから良い話をもらっただとか、今のキューに不具合が出て使えなくなったとかにならない限りは買い替えないんじゃないかなぁ。不満が何もないですからね。


OBクラシックプロシャフトも今回2本目を手に入れたわけですが、その際にブラッドEXさんから「これでまた5年以上は道具はかわりませんなっ!!(笑)」と言われ、私は「いま使っているシャフトももう8年目ですし、まだしばらく使えると思うので、2本で20年選手ですねっ!!」と返したのですw


いや、冗談じゃなくて本当にそうなる可能性がありますよ。


実用一辺倒でキューを選んでいれば、ビリヤードは道具にはあんまり金がかからん趣味でありますな。初期投資はそこそこかかるけど、長く使えるってのが大きいのかな。