3本立て
1本目
当ブログも「たまに球日記」にしようかと思い始めているくらい、この1本目のネタも球ネタじゃありません。
直近のサラリーマン川柳コンクールで1位に輝いた作品は
「ゆとりでしょ? そう言うあなたは バブルでしょ?」
だそうです。
両世代の狭間に生きております鈴木です。こんにちは。
ゆとり世代はまだ20代。バブル世代は40代以上。
私ら30代は何世代って呼ばれてるんでしょ?私らの世代を馬鹿にするとしたら、どう言うんだろう?(笑)
最近、メキメキとビリヤードの腕前を伸ばしているという武井壮さん(そういや前に球屋で会ったっけ)
先日「幕の内弁当を頼むやつはフィジカル弱い」って発言をしたらしく話題になっていましたが「フィジカル」っていうあたりが武井さんっぽいなと笑っておりましたw
「とりあえず」で頼んでしまうものの代表といえばビールでありましょう。
最近はだいぶ廃れてきているようですが「とりあえずビール」という文化。
この間ネットのコラムに「ビールは(酒が得意ではない人にとって)最もとっつきにくい酒」と書いてあって「そうなの?」って思ってました。苦いからですかね?
自分の酒歴を思い返してみたんですけど、今現在が酒飲みなわりに、酒を飲み始めたのは多くの皆様と同じで大学に入ってからでした。
子供は酒を飲んじゃいけないですが、洋酒入りの洋菓子とかあるじゃないですか。スポンジにブランデーが含まれているとか、チョコレートの中にリキュールが入ってるとか。あぁいうのは子供が口にすることもありますでしょ。
私は酒入りのお菓子が苦手でして。味も駄目だし、そもそも香りの時点で駄目だったので、自分は酒は苦手なもんだと思い込んでいたんです。
ところがまぁ、大学に入って場の流れ的に飲み始めてみて以降、気づいたら今ですよ。ただの酔っ払い。
(ちなみに、今でもお酒を含んだお菓子は苦手。なんでだろ)
スタートは、バドワイザーみたいな薄ーいビールでした。アルコール初心者には、あの薄さが良かったんでしょうかね。
そっから徐々に飲める幅が広がって行って、自分の中での日本酒ブームが来たり焼酎ブームが来たりウィスキーブームが来たりワインブームが来たりとグルグル回って、今はまた元に戻ってビールです(笑)
ビールといえば、近年はクラフトビールがちょっとしたブームであります。
かつて「地ビール」と呼ばれていた時期は(今も使われますけども)正直まともに飲める地ビールは僅かでしたが、近年はだいぶ醸造技術が上がったのか、どこのを飲んでも美味しい。
某クラフトビール販売店で扱っている、1000種類以上の海外のクラフトビールはあらかた飲みつくしてしまったので、日本でのブームの広がりは新たな発見が望めるので嬉しい限り。
うちの父は団塊の世代でありまして、その世代なんかは正にそうなんでしょうが、「ビールはグビグビ飲むもの」「ビールはのど越し」という先入観を持っている方がいらっしゃる。
キンキンに冷えたビールを、口に泡をつけながらグビッと一気に流し込んでプハー!みたいな。
私も、うっすいビールはキンキンに冷やします。というかキンキンに冷やさないと飲めません。
夏場の物凄く暑い日なんかは、意識的に薄いビールをキンキンに冷やして飲むことも多いです。冷凍庫に入れるもんだから、忘れてそのまんまシャーベットにしてしまうこともw
私だって、そういう風に飲みたい気分の時もある。しかし、そういう気分になった時だけだ。
毎回毎回大手メーカーが作り出す無個性なビール飲んでる方々を見ていて、飽きんのかね?と良く思っております。
アメリカのクラフトビールの雄とされる醸造家が、以前に大手メーカーをこき下ろすコメントをしていましたが、私も似たような感想をいだくことがあります。
日本では、相変わらず薄いビールをグビッと飲む文化が主流ですから、そういうビールを作るのが大手メーカーとしては当たり前なんでしょうけどね。
各メーカーのマイスターの方々は、そこにプライドは無いのか!
と思うことがしばしばある。
多くの顧客が求めるビールを作る。売れるビールを作る。
それは企業人として当たり前のことだけれども、あなたが作りたいビールは本当にそれ?って。
大手って、結局は自由がないわけでね。。。
とある作家さんが「画一的に大量生産される日本の食料品は工業製品だ」って著書で言ってましたけど、大手のビールは正にそんな感じ。
自分の意思はそっちのけで、良くいえば多くの人が喜ぶ製品、悪く言えば多数派狙いの個性のない製品作りを第一に考えるような人なら良いのでしょうが、職人気質の人は大手にはいられないでしょうなぁ。
大手もクラフトビールブームに乗っかって、色々手を出し始めてはいるみたいですけどね。
ビリヤード業界は逆に、職人気質の人が多すぎて「もっと多数派の人に好まれるようなことをやろうよ。。。」って言いたくなることが多いですが、、、
2本目
先日、キューへの造詣が深いA級さんがマイキューカスタマイズ計画で頭を悩ませている現場を目撃し、「私には、そういう悩みないなぁ」などと思っておりました。
キューに疎けりゃ興味もないのだと常々申しておりますが、果たして本当に興味が無いのだろうか。金がないだけかもしれない。
お金に余裕があれば、色々とキューを買ってみるのかもしれない。
と妄想してみれど、「5万あったら、PS4とか炊飯器買うしなぁ」「10万あったら、旅行行きたいし」「20万あったら、、、」と考えていたら、永遠にキューが候補に挙がってこない件。
一体いくらの資金があれば、私はキューを買うのか。
やはり、そもそも興味が限りなく0に近いらしい。
興味があるんだったら、金がなくて買うことは出来ずとも、知り合いに「ちょっと撞かせてくれませんか?」って借りて撞いてみたりもするでしょうしね。
私、そういうこと全く無いし。そもそも相手のキューを見てもいないし。
興味がないと言っても、全く関心がないわけじゃなくて「とっても低い」わけでありまして、無限の資金力があれば明日にでも各店のキューを買い占めているかもしれない(笑)
いざ手にしてみたら興味を持つってことも往々にしてありますので、「とりあえず買ってみる」が先なのかな。けど「とりあえず買ってみる」気にならんから、ずっとこのままだな。。。
3本目
私が初級者だった頃にはまだ新進だった某カスタムキューメーカー。
当時は使っている人はまだ少なく、耳に入る感想も「デザインにオリジナリティが無い」とか「パワーがない」とか「作りが粗い」とか、悪い内容ばかりでした。
今はスポンサードされて使用しているトッププロもいますし、愛用している選手はたくさんいるので、ここ十数年で大きく進化したんでしょう。
けども、昔染みついた「イマイチ」っていうイメージが抜けきらん。
自分で使ったことがあるわけでもないのに、酷い話だなぁと思いましたとさ。
って、それだけの話でした。