3本立て
1本目
久しぶりに「相手の球を見ていて影響されてしまった!」ってな相撞きをしました。
相手が早撞きでペースに飲まれてしまったとか。相手がチョン撞きでストロークのイメージが悪くなってしまったとか。そんな経験は皆々様一度はあるんじゃないでしょうか。
そういう時の対策は「相手の球を見ない」が一番ですね(笑)
私は近年、悪影響を受けるようなプレイスタイルの相手に出会うことが無く、稀に出会ったとしても「見ない」を実行するため、あんま「相手に飲まれてしまった」っていう経験をしていません。
遅撞きの人と撞くと、私まで撞くのが遅くなってしまうということが良くあって、影響は受けてしまっているんですけどね。でも、影響は受けてしまっているけれど、そのことで球の結果が悪くなるわけじゃないんです。飲まれてしまっているけど、結果は変わらない。
だから気にしてません。
相手に飲まれてしまって球の結果が悪くなった時には対策を練るべきですが、飲まれてしまっても結果が変わらないんだったら、飲まれたまんまで良いですからねぇ。
そんな私が、久しぶりに相手に影響を受けてしまい、かつ結果が悪くなってしまいました。
でも、今回の場合は相手が私のイメージを悪くするようなプレイスタイルだったわけじゃないんです。真逆です。凄く格好いい球を撞いていた。「真似したい!」って思わされるような球。
で、ついつい真似しちゃう。普段とは違うことをやるから、当然結果は悪くなる。
じゃぁ「見ない」を実行するかとなったら、格好いい球なだけに見たい!!W
イメージを悪くしてくる球を撞く人よりも厄介ですね。格好いい球、好みの球を撞く上級者ってのは。
真似したくなっちゃって球撞きが壊れるよ。
2本目
10ボールのブレイクをするにあたって狙える球は、2列目をサイド、4列目中央の2つを縦バンクでコーナー、2番3番をグルっと回してコーナーと言われております。
私はオーソドックスに2列目のボールをサイドに狙っています。2番3番が入ることも多いですけども。
たまに狙えるボール6つが全部インすることもある。9ボールの時に比べてブレイクイン率は落ちているけれど、大量インする率は上がった気がする。
なにはともあれ、2列目のボールをサイドに狙うにあたっては、手球を真正面に置いて安定してブレイクインさせていくには35〜6kmの強さが必要になるもよう。
その強さで安定して撞く技量は私にはないので、手球位置をズラすわけです。
手球位置をズラしますと、2列目の片方のボールは真正面から撞いた時に比べて軌道がヘッド側にズれ、もう片方のボールは真正面から撞いた時に比べてフット側にズレる。
片や手球位置真正面の時より弱い力加減でサイドに向かってくれ、片や手球位置真正面の時よりも強く撞かないとサイドに向かわなくなるわけでございます。
私は当然前者狙い。
真正面から強く撞ければ2列目の両方を狙って行けるわけですが、強く撞けないパンピーは手球位置を調整することによって軌道をズラして片方のボールを狙っていくわけであります。
さて。細かい原因は全く分からないのですが、たまにやたらと弱い力加減でも入るテーブルがあります。
手球のラックへの当たり方(跳ね方)や回転にも因るでしょうけども、私の撞き方ですと真正面からだと35〜6kmじゃないと入らないというのが通常時。
が、真正面から30km弱で入るコンディションってのがたまにある。
先日相撞きで使ったテーブルもそれで、私にしては珍しく「強すぎて入らない」というノーインが多かったのです。
私が普段置く位置だと狙っている2列目のボールが強すぎて入らない。
なので手球位置を徐々に中央に寄せて行ったわけですが、完全に真正面にしてもなお強すぎで入らない。
じゃぁ弱く撞くかとなれど、それは嫌だ。抑えて撞きたくない(笑)
そしたらどうしようかなーと考えて「そうだった」と思い出しました。
「片や手球位置真正面の時より弱い力加減でサイドに向かってくれ、片や手球位置真正面の時よりも強く撞かないとサイドに向かわなくなる」わけで普段は前者狙いなわけですが、後者狙いにすればいいんじゃないかと。
そういうことで再び手球位置をズラし、力加減も若干強めにして普段狙わない方の2列目のボールに狙いを変えたことで、そこからは安定してブレイクインするようになりました。
「10ボールブレイクに対応出来てる!」って気になったんですけど、対応出来始めたのが2ゲーム目の中盤からだったんですよね。試合じゃ役に立たねぇ、、、シングルの試合だったら負けて終わってますものねぇ。
3本目
皆様、相手が撞いている最中って何をしていますか??
私は、次に撞き順が回ってきた時のために、自分の球撞きに関して思いを巡らせていることが多いです。
「ちょっとまだタイミングが合ってないなー」とか「撞点がちょっとズレがちだなー」とか「そういえば、こういうこと意識しなきゃいけないんだった」とか、色々と思い出してみたりその日その日の調子を探ったりして、次にどういうイメージで撞くかを考えているわけです。
ただ、頻繁に撞き順が回ってくるような相手だと、そんなジックリ考えている時間はありません。ミスショットを反省する間もなく再び撞き順が回ってくるなんてことも少なくない。
一方で、一度回してしまうと中々回ってこないようなレベルの人が相手だと、ジックリ考えている時間があります。また、じっくり考えておかないと負けてしまうとも言えます。
先日も一度回したら1ラック2ラックは回ってこないようなレベルの人と相撞きしており、相手が撞いている最中には色々と考え事をしていたんですけどもね。
しばらく回ってこないもんだと思って、じっくりと思考の時間に入っていたら、相手が思わぬミスをして思いの外早く回ってきたってことが度々。
そういう時はマズイってことが判明しましたw
考え事の途中で出番が来てしまったもんだから、気持ちが球撞きモードに戻っていない。未だ「考え中」の状態のまんま球を撞いてしまってドソッポな球を何回か撞いてしまった。
すぐに反省して「いつ回ってくるか分からない」と気持ちを切り替えて、待ち時間中の長考は控えめにするようにしましたw
相手が撞いている時に「ミスしろー!」「回ってこい!」なんていう思いで見ているのはメンタル的に良くないですけど、「しばらく回ってこないな」と落ち着いてしまっているのも良くないですね(笑)