鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

撞き初め

あけましておめでとうございます




更新日的には、とっくに年は明けております。


今年の撞き初めは5日でした。


例年、10日を過ぎてもまだ撞いてないことが多々あるので、今年は優秀だったと思います。



撞き納めから10日ほど間があきましたが、良くも悪くも撞き納めの時の調子そのまんまでした。



ビリヤードの調子やら内容やらがどうこういうより、気になったのは「私の撞き方は体に悪いらしい」ということです。



昨年1年間どうも左脚の足首が痛く、1か月ほど前からは左膝まで痛くなってきてしまった。



1番ショックだったのは、電車で座ってて立ち上がろうとしたら、膝がカクンとなってしまって立ち上がれなかったのです。


スキーを控えておりましたので、いざという時に踏ん張れないと大事故に繋がる可能性がありますからなんとかしたい。


年配の方が飲むようなサプリメントを服用し始めました。


そうしましたらスキーは何の問題もなくこなすことができまして「サプリメントの効果は凄いなー」なんて思ってたんですけどね。



5日の撞き初めの日。


ビリヤードをしましたら、左膝痛い。左足首痛い。腰痛い。右肘痛い。右手首痛い。




どうしようもねぇ!!





ビリヤードで体を痛めるってどういうこっちゃ。




足腰への負荷は当然ビリヤードよりスキーの方が上でしょうから、スキーで大丈夫なのにビリヤードで駄目ってことは、負荷のかけ方の問題なんでしょうなぁ。


人体に詳しい(?)きっけー氏が「こういうのは膝に悪い」「こうすると足首を痛める」って言ってた内容が、ほぼほぼそのまんま私のビリヤード時のスタンスだったので、スタンスを改めなくてはいけなさそうです。


ビリヤードの上達のためではなく体を痛めないためにフォーム改造をしなきゃならんだなんて、フォームのセンス無いな自分、、、、




閑話休題



久しぶりに左撞きの練習をしてみました。


かつては左撞きが得意だったのに、しばらく練習してなかったら全然駄目になってしまったというのが1つ。


体のそこら中にガタが来ているので、体のバランスを鍛えるために左右均等に使っておこうというのが1つ。


なんだかスポーツ選手っぽいですねw



右利きの人は当然右手の方が器用でしょうけども、左手が出来ることは右手ではなんでも出来るかと言えばそうではないわけで、ビリヤードにしても右手でブリッジって上手く組めないはずです。



少々昔話をさせていただきますが、球を始めて間もない頃にフィリピンブリッジというものに憧れました。


人差し指の指先を中指の上に載せ、指の形を丸ではなく三角形にするようなブリッジですね。


憧れた理由は非常に単純で「見た目が格好良かった」というだけです。


しかし、やろうと思ってすぐに組めるものじゃありません(出来る人は即出来るんでしょうけども)


世の中には指が太く短いためにフィリピンブリッジを組むとキューを通す穴がなくなってしまうという方もいらっしゃるようですが、幸い私は指が短いですが細いので、その点はクリア。


ただ、フィリピンブリッジを組むには若干指の柔軟性が必要なのと、あとは極単純に慣れない形のブリッジを組むには「あーやって、こうやって、、、」と時間がかかります。


指の柔軟性アップ&瞬時に組めるようにするため、日頃から鍛錬しておりました。


大学の講義を受けながら。電車に乗りながら。街を歩きながら。飲み会の最中に。


最近はその癖は無くなったと思いますが、当時は飲み会の最中なんかに無意識にテーブル上にブリッジを組んでいたもんだから、ビリヤード関係者との飲み会の時なんかは散々にツッコまれていたもんでした。


飲み会の時にせよその他のシチュエーションにせよ、大抵は両手があいておりますので、左手だけではなく右手でもフィリピンブリッジを作ってたんです。


そのせいで、これは今でもその癖がある気がしますが、エレベーターのボタンや券売機の操作をする際なんかも、ついフィリピンブリッジを組んで中指で操作してしまうことが多々w


そんな過去があったもんですから、右手でもフィリピンブリッジを組むだけなら出来ます。


が、ブリッジって形状だけではなく、向きとか傾け方とかも大きく影響しますでしょう。


あと、形だけは雰囲気が出ていたとしても、ブリッジを締めたり緩めたりってのは微妙なニュアンスが必要ですので、慣れた左手なら出来ても右手だとそこが出来ない。


そんなわけで、今までは左手撞きをする時はいつもオープンブリッジでした。


が、左手撞きが衰えてしまった今、新たに練習するにあたってせっかくだからフィリピンブリッジで撞いてみようと。


そうしたら結構球入る。



しばしば「ストロークが曲がっていても、ブリッジのおかげで矯正することが出来る」「逆に、ブリッジのせいでコジることもある」と申しておりますが、今の左手撞きは前者のようだ。


ストローク自体はひん曲がっているのだけれど、ブリッジで無理やり押さえ込んでいるもよう。


ただ、ストロークでコジって、ブリッジの方でもコジって、コジリ+コジリで結果的に真っ直ぐになっているような気もするので、今後ストロークの方が上達してきたら「ブリッジのせいでコジる」になりそうな予感もする。


ま、その時はまた考えればいいか。



左手で撞いておりますと、初級者になった感覚が味わえます。


右手撞きでの初級者時代は昔のこと過ぎて思い出せず、初級者からアドバイスを求められても共感するのが難しいのですが、左手撞きをやってると共感しやすい。


右手と左手を比較することで、右手撞きのレベルアップに繋がるというメリットもあると思います。


右手だと無意識に出来ていることが左手だと出来ない。そこの「何故」を探ることで知識がつきますし。


逆に、左手では素直に出来ているのに、右手には悪癖がついてしまっているっていう場合もあります。左手を参考に右手を矯正出来るというメリットも。




あとあれです。


1球ずつ左右で撞いていると、一人でペアマッチをしている感覚になれて、結構良い練習になりますよw



まぁ、ミスをしてしまってもどうせ撞くのが自分であるがために、本当のペアマッチの時のように自分を追い込むことは出来ませんけども。