鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

指切り

3本立て



1本目



私は、ジャンプ専用キューを自分で購入したことは一度だけで、その一本はプロに譲ってしまいました。


次に手にしたのは、台湾土産で貰った(と言っても3千円くらいは払いましたがw)ジャンプキュー。これは後輩に借りパクされたまんま。


さらにもう一度、別種の台湾土産のジャンプキューも貰って、それは今も所持しているのですが、性能がポイズン(ジャンプ&ブレイクキュー)のジャンプと変わらないので、普段は持ち歩いていません。


いま所持しているジャンプ専用キューで、ポイズンのジャンプよりもちゃんとした性能を持っている物はキッケー氏から借りているジャンプキュー。


これをキューケースに入れよう入れようと思ったまんま忘れ続け、半年くらいが経過しています。


あったら便利ではあるけれど、あまり必要性に迫られていないっていうことでしょうかね。



とまぁ、「ジャンプキューをケースに入れ忘れ続けている」ってなツイートをしたので、その翌日にはちゃんとキューケースに入れようと思って準備を始めたのですが、ジャンプキューのバットだけあってシャフトが見つからん。どこや。。。。



その日は後2つ持たなきゃいけないものがあって、1つはコンタクトレンズ


普段、目薬とコンタクト用の目薬とコンタクトレンズをまとめて小さなポーチに入れて持ち歩いているのですが、コンタクトレンズは1日使い捨ての物を5日分入れて、使い切ったら次を補給という形にしています。


なので、5日分を使いきった後に補給を忘れてそのまんま球撞きに行ってしまうとコンタクトレンズがなくて終了です。



もう1つ持たなきゃいけなかったのが、洗濯をして干していたグローブ。


ジャンプキューが見つからなかったとはいえ、他2つは忘れずにちゃんと持ったので「まだボケてない」「偉いぞ俺!」とか、えらくハードルの低い自画自賛をしていた私です。



そんなわけで、グローブの話です。


昨冬「なんか手汗が酷い!」と散々に騒いでいた私ですが、冬が終わったら手汗は治まりました。冬季限定だったらしい。


冬場には手汗で騒いでいたのに、夏にはお手々サラサラっていう、ちょっとおかしな状況に。


サラサラっていうか、水分が無いお年寄り状態ですよ。紙とかビニールとかめくれない!



ただ、サラサラなのは掌の話です。


手汗問題を抱えていた時は掌に問題を抱えていたわけですが、夏になると今度は手の甲の方が汗でベトベトしてきますね。


夏は良く汗をかくし、新陳代謝が激しくなるのか、皮がよくむけて、アカがたくさん出ません?(汚い話ですんません)


特に手の甲とか指とか、めっちゃポロポロとアカが取れる。


そんな手の甲事情でありますゆえ、夏は掌はサラサラ、手の甲はベトベトになりがちなもんだから、スタンダードブリッジはグローブ無しで撞けるけれど、オープンはグローブが無いと滑らないっていう、奇妙な感じになっています。



グローブって、オープンブリッジを意識して作られた物はあんまりありませんよね。


なので、オープンブリッジで擦れる辺りの縫製や生地が弱かったりして、破れやすいとかよくある。


「オープンブリッジでの使用を意識したグローブを作って!」って思ったんですが、縫製や生地が弱いのはやめてって思うくらいで、それ以外で特に「オープンブリッジだからこそこうして欲しい」って思うことはないな。


オープンブリッジでキューが擦れる付近の生地を強化するとか!?


オープンの場合は外側なので多少厚くなってしまっても問題無いし、そこまで滑りも重要ではないので、補強しやすいかも?




昔使ってみて苦手だと感じたフィンガーカットタイプのグローブ。今と昔とで好みは違うかもしれないからまた試してみようと思ったまま未だ試していません。


試していないんで今はどうかは分かりませんが、昔使ってみて苦手だと感じたのは、2種類の感触があるからです。


グローブの生地を通してシャフトに接する部分と、直接素肌がシャフトに接する部分とがあって、その2種類の感触が同時に襲ってくるのがシックリ来なかったのです。


オープンで撞いている限りはカットされた部分にシャフトは触れませんが、スタンダードブリッジやレールブリッジを組んだ時には両方に接しますのでね。


フィンガーカットタイプを好んで使う方は、その感覚が気にならないのかな?気にならないどころか、むしろそれを長所だと思っている??



そんな話をしておりましたら、とあるプレイヤーから「フィンガーカットタイプを使っているのは、蒸れなくて良いから」「そもそもカットされた部分にシャフトは接しない」と言ってて「ほ?」と。



その人のブリッジの組み方を見てみたら、確かに!!


スタンダードを組んでもレールブリッジを組んでも、どっちでも素肌の部分がシャフトに接してませんでした。



改めて自分のブリッジを見てみたら、どっちのブリッジも思い切り指先がシャフトを触ってるんだよなぁ。


でも、指先が触れる方が一般的、、、じゃないですかね??


どうなんだろ。



そうそう。


グローブをどれくらいの頻度で洗濯するかについてアンケート取ろうかと思ったんですが、「週1」とか「月に数回」みたいな頻度となると、その人の球撞き頻度次第ってことになっちゃいますよね。


「月に数回」を選択した人が、月に数回しか球を撞かない人だったら毎回洗っているってことだし、毎日球を撞いている人だったら10回に1回くらいしか洗ってないってことだし。


じゃぁ「5回に1回」みたいな回数で投票を募ろうと思うと、たぶんほとんどの人が「そんなん意識してない」ってことになると思う。



汚れや臭い次第だろうっていう人もいるとは思うんですが、少なくとも私は臭いなんかが出てきてしまう前には洗いますねぇ。


臭ったら即洗うし、基本的にはそうなる前に洗う。


そういうとこは案外マメな私です。



私は5回に1回くらいのペースで洗ってるかなー。






2本目



以前に何かでトッププロ達の使用タップの一覧を見まして。


全員が全員というわけではないですが、柔らかいタップを使っている人が多いんだなーと思いました。


赤狩山Pでしたっけ?関東は関西に比べてコンディションが速いので柔らかいタップを使い、関西で試合をする時は少し硬めのタップにするとか、プロの誰かが仰っていたような。



何にせよ、トッププロ達がそれだけ柔らかめのタップを使っているということは、良し悪しの面では柔らかいタップの方が良いのかなー。「やわらかいタップの方がテクニカルなことが出来るということなんだろうか」とか思っておりました。


そんな話をこの間もしていたんですけど、私が「やわらかいタップの方がいいのかねぇ」と言ったら「(良し悪しは)分からないけど、少なくとも打感は柔らかい物の方が良いよね」って言われてましてね。



いや、だから私は柔らかいタップの打感が嫌なんだってば、、、



所詮は好みなんて人それぞれだなぁと感じた出来事でありました。





3本目


イメージとして、夏は暑いし、湿気が多いからボールも転がらない、、、、って思いますよね。



けど私の行動範囲内の球屋は、冷房が効きすぎていて寒いだとか、冷房がガンガンに効いているだけに夏でも良く転がるとか、そういう店が多いです。「夏ならでは」っていうコンディションを味わうことがあんまりありません。


全く無いわけではないですし、過去にはグッチョグチョのコンディションで撞いてみたこともありますが、頻度は高くない。


「自分は夏とは無縁のコンディションで球撞いてるなー」って思うことが多いわけですが、そう思っている時に「湿気ている」とかいう人の声を聞くと「えっ」って思います。




湿度が高いとどういう影響があるのか。


ラシャが水分を含み、ボールが転がらなくなる。


これはまぁイメージがしやすい話なんですけど、水気も量によって滑り止めになったり、逆に滑る原因になりもするじゃないですか。


靴の裏に少し水気を含ませると滑り止めになるけど、思いっきり濡らしてしまうと滑りますでしょう。境ってどんくらいなんでしょうかね。



ラシャも、湿気のせいで滑りやすくなることってあるんだろうか?


回転は消えやすいけど横滑りはしやすくなる?気にしたこと無かったな。


なにはともあれ、私は「雨の日は引けない」「ボールが転がらない」くらいの湿気に対する感覚で初級者時代を過ごしたわけですが、ある時プロが「今日は雨降ってるからクッションがピンピンだよ」と言っているのを聞き、初めて「湿度が高いとクッションが跳ねるらしい」と知りました。


水気を含むとラシャが重くなるってのはイメージしやすいんですが、クッションが跳ねるってのはどうもイメージしづらい。


日常生活で見かける何か他の現象にたとえるならば、何??


一応は湿気るとクッションが跳ねるという知識を得ましたので、湿度が高い日にカコカコシュートミスなどしようものなら「クッションが跳ねるからなぁ」なんて言い訳の材料にする私ですが、実のところあんまり実感していなかったりします。イメージしづらいんだもの。



同じ店でずっと撞いてりゃコンディションの変化に実感も湧くのかもしれませんが、毎度違う店で撞いてりゃ、ボールの転がりが違うのなんて当たり前だから、何が原因なのかをイチイチ考えないんだよなぁ。


もうちょぃ成長してシビアな球を撞くようになったら、分かるようになるかも?




さてさて。このネタを書き始めたキッカケもそうでしたが、湿気を言い訳にする人が結構います。


私自身が言い訳がましいこともあって、他人の言い訳も真っ当なものであれば気にしないのですが、根拠のないでっち上げの言い訳となると気になってしまいます。


たとえば、ボールが転がらない場合。


ラシャの種類やラシャの張りの強さやら、ボールが転がらない原因は色々とあるわけですが、ボールが転がらないとみるやいなや決まり文句で「湿気てる!」って言い出す人がいる。


いやいや、全然湿気てないしな。


ボールが転がらずに手球コントロールが上手く行かないことを責任転嫁したく、言い訳の材料が「湿気」しか思い当たらないんでしょう。知識がないゆえの、冴えない言い訳であります。



また、こんな人もいます。


朝に雨が降っていた日などに「今日は湿気てるなー!」とか言い出す人。


実際に湿気ているなら良いんですけど、湿度計を見てみても全然湿気てない。



「さっきまで雨が降っていた」ということから、湿気ているという先入観を持ってしまっているんでしょうね。


先入観を持っているから、実際には普段と変わらないコンディションであるのにもかかわらず、重たいように感じてしまうっていう。病は気からです。



また、これは逆に凄い人の話ですが、やたらと湿気に敏感な人ってのもいます。


「ちょっと湿気始めた」とかその人が言うと、本当に湿度が数%上がっているとか。


「乾いてきた」って言った時には、本当に何%か湿度が下がっているとか。



どんだけ敏感なんだろうか。そんだけ敏感だと、色々生きづらそうだ。