3本立て
1本目
皆様、ハウスキューで撞く機会って、どれくらいありますでしょうか??
私は、昔は頻繁にあったのですが、最近は慣れたキューでしか撞く気が起きず、マイキューを持ってこられない(持ってきていない)時は撞かないというスタンスなので、ハウスキューで撞くことが滅多にないです。
仮にハウスキューで撞くことになった場合は、キューの差が出るようなショットは、出来る限り使わないようにします。強めに切れさせるショットや、思い切り捻るようなショットですね。
不慣れなキューであっても、今後そのキューを使い続けていくというのであれば対応する必要があるでしょうが、その時の1回だけ使うキューだとしたら、わざわざ慣れる意味が無いと思うからです。そのキューに対応しようとしたせいで、マイキューに戻った時に感覚が狂ってしまっても馬鹿らしいし。
ですので、キューの差が出ないような範囲、即座に対応出来る程度の範囲のショット選択しかしません。
たまに、ハウスキューを使ってキュンキュンに捻って撞こうとしてミスをしているような人を見かけます。
思いっきり捻りに行って成功させているなら「すげー」って思うんですが、対応出来ていなかったら「この人は、不慣れなキューを使うシチュエーションってのに慣れていないんだな」って思います。
また、スタート時だけでなく、いつまでも捻りまくって外しまくって「見越しが合わない」とか言っているような人となると「『不慣れなキューだから上手く撞けないんです』という言い訳作りだな」とすら感じてしまうこともあります。
とはいえ、私も不慣れなキューを使っている時にミスをしたら言い訳をしたくなることはあります。
なので、不慣れなキューは使わない。言い訳したくないから。
キューを持ってきていないけれど、どうしても撞きたい。そんな時は一人練習におさめ、相撞きはしないようにしています。
一人練習なら仮にキューのせいでミスをして言い訳したくなっても、言い訳を誰かに聞かれて恥ずかしい思いをすることもないですからね。
というか、一人練習中ならミスしても言い訳しようと思わないか。
2本目
現役学生だった頃、サークルの球友がとあるプレイヤーと相撞きをした時の話をしていたのですが、「球を入れていないとかだったら『今日はたまたま調子が悪いのかな?』とも思えるけど、組み立てがおかしいとなると、それは下手なだけ」との評価。
その「とあるプレイヤー」は確かに「自分は上手いんだ!」と見栄を張ることに執心しているような奴なので、そういう評価を下したくなるのは分かります。
そしてその球友の言う「組み立てがおかしいとなると、それは下手なだけ」というのも分かる。
他人の評価をする際、あまり良い球を撞いていなかった人に対して「自分が見た時の球が全てだ!」と厳しい評価をする人もいますが、私は「もしかしたら調子が悪かったのかも」と考えるので、第1印象だけで評価し切ってしまうことはないです(技術の面では。後日載せますが、マナー面では第1印象で決めてしまうことがある)
ただ、その日その日の調子で結果が左右される部分はありますが、調子が良かろうと悪かろうと変わらない、実力を如実に現す部分ってのもあるわけでして。
後者のような部分がおかしいとなると、それは問答無用で「下手」ってことになってしまいますわな。
きっけー氏がA級を目指すにあたり、某プロにアドバイスしてもらいに行ったら「組み立て方がB級」「考え方がB級」「B級脳」だとか言われたってな話をしていましたがw
それはまぁ、別に馬鹿にしたとかじゃなくて事実なわけで、C級はC級脳だしB級はB級脳だしA級はA級、プロはプロの頭ですわな。
どんだけ見栄を張ろうとしたって、実力相当の脳で考えた見栄しか張れませんから、格上のプレイヤーには見透かされますよね。
組み立て方だけじゃなくて、ストロークとかフォームとかも調子に左右される部分、されない部分ってあって、撞き方を見ていてある程度の実力は分かってしまいますよね。
この間は初めて見かけたプレイヤーが、私と同じストロークの悪い癖を持っていて「この人は私より上手いってことはないだろうな」とか思っていました(笑)
3本目
全くの見ず知らずの人に声をかけられて相撞きをするっていう機会が多い私であります。
全く面識のない人にいきなり声をかけられての相撞きですから、トラブルが起こることも。。。?
いやはや、ラッキーなのかなんなのか、今まで特にトラブルが起きたことはなく、嫌な思いをしたこともありません。
ただたまに、こう言っては悪いですが変な人に会うことはあります。
過去に何度か「俺、結構ビリヤード上手いんだよねー」的な態度の人に挑まれて、相撞きしてみたら一般人に毛が生えた程度だったってことがあります。
これはまぁただの勘違い君であり、ビリヤードプレイヤーを相手にしたって感じではないですね。
近年のビリヤードプレイヤー相手での妙な出来事として記憶にあるのが、こんなんでした。
練習をしていたら相撞きを申し込まれました。引き受けました。
私が10ボールの練習をしていたからでしょうか。「10ボールで」と言われました。
9ボールで申し込まれることが多いので「お。結構撞ける人なのかな?」と思いました。
しかし続く言葉が「3先くらいで」でした。
3先!?
過去最短です。
しかし、私が入店した時には既に撞いていた人だったので「もしかしてもう時間がないのかな?」と思いました。
バンキングで私が勝ちました。シートを渡してくれました。ここまでは問題ないです。
(何年もブランクがあるような人と対戦して、セルフラックが主流になったことの説明や、シートの使い方の説明から始めなきゃいけないこともある)
ミスをして取り切られました。普通に上手いです。ここまでも問題ないです。
相手がラックを組みました。2番と3番が所定の位置にありません。10ボールのルールを分かっていないようです。まぁいいやとスルーします。
相手がブレイクをしました。普通にブレイク強くて上手いです。
相手がミスをし、私がセーフティーをしようとしたらフロックインしてしまいました。相手はスッと立ち上がって撞きに行きました。どうやら10ボールがコールショットであることは知っているようです。けど、相変わらずラックの2番と3番の位置は違います。
3先ですからあっという間に終わってしまいました。普通に負けました。
相手の方。私が今までに見たことがないような最高の笑顔で「ありがとうございました」と言いました。そんなに嬉しかったんでしょうか。
一応確認のためにこれで終了で良いのかどうか聞いてみたら「まだやります?僕はもういいです」と言われました。満足したらしい。
時間がないのかと思いきや、その後まだ1時間近く練習していました。
謎
これが初級者ってんならまだ納得出来るのですが、普通に上手い人。
一体あの人は、普段どういう環境で撞いているんだろうか??
トラブルというわけではなく、嫌な思いをしたわけでもありませんでしたが、単純に謎でした。