鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

ハウスに出た その3

 

1750文字

 

5本目

 

Sosukeさんとの相撞き終盤〜Noraでの相撞き〜ハウスの途中まで。そこでは納得の行く球が撞けていたのですが、ただし「理想よりもかなり撞くのが遅い」という欠点がありました。

 

良いテンポでサクサク撞ける状態ではなく、ゆっくりと時間をかければある程度ちゃんと撞けるという状態でしかない。

 

ハウスの時にはその遅撞きが原因での集中の乱れもありました。

 

「構え直したいが、ただでさえ遅いのに構え直したらさらに遅くなっちゃうからなぁ」と考えてしまって、構え直さずに撞いてシュートミスするなんていう場面があり、その一球がかなり痛手に(;´∀`)

 

じゃぁしっかり時間をかけるかとなったら、それも嫌。ここぞという1試合2試合くらいでなら「遅撞きを全く気にしないメンタル」ってのが羨ましくも思いますが、遅撞きが常態化してしまうのはやっぱり嫌だ。

 

ってことで、ちゃんと練習して、球の質を落とすことなくテンポ良く撞けるようにしなきゃなりませんな。




6本目

 

数年ぶりに参加したハウスの内容は期待通りとは行きませんでしたが、予想よりは良かったです。

 

思ったよりも「試合ならではの意識すべきこと」が頭に浮かんできて、対応することができた。「何をすればいいのか分からない」という状態にはならなかった。

 

ただ、頭に浮かんでくるまでが遅いww そのせいで遅撞きになってしまって、そこから崩れてしまいました。「遅撞きを気にしてしまって崩れる」というのはコンスタントに試合に出ていた頃にだって対応できていなかったことなので仕方がないw



「やっぱ、試合と平場の相撞きとでは意識すべきことの数が全然違うな」と感じました(1人練習との比較だったらなおさら)

 

平場の相撞きよりも意識すべきことが遥かに多い。そして、それらを全て処理した上で、極力普段と変わらない速度で撞かなくてはいけない。

 

試合慣れはもちろん必要だし、普段から速度アップの練習は必要だよなーと考えていました。



以上、いくつかの反省点を綴ってみたのですが、反省する気はないらしいぞ?

 

という話で次へ。



7本目

 

実戦的な球を撞くという面では、コロナ禍前の生活リズムは良かったなーと思っています。

 

1回1〜2時間程度だけれども、週に3〜4回撞く。半分は1人練習、半分は相撞き。球を撞いた後はスポーツジムで1時間ほどトレーニング。

 

それの繰り返しでした。球の調子も筋力も安定していたと今では思います。

 

当時の生活リズムに戻せれば(頑張れば戻せないことはない)また以前と同じくらいの球は撞けると思えど、大きな問題が1点。




このリズムだとブレイクは強くならない




これです。ハードブレイク練習がほとんどないので、「プレイは安定。ブレイクは現状維持(場合によっては悪化)」にしかならん。

 

結局はそこなのです。



数年ぶりのハウスに出まして、思ったよりはマシな球が撞けたし、色々反省点も頭に浮かんだのですが、一番の問題は「面白いと思えなかった」というところ。「自分がやりたいビリヤードは、こういうのじゃないんだよな」としか思えなかった。

 

私がやりたいのはハードブレイク。結果を求めて地味な球を撞くことではない。

 

もちろん結果を求めたい気持ちも0ではない。しかし、優先度の1位が2位以下と圧倒的大差をつけてハードブレイク。

 

試合後に「私にとってビリヤードとはハードブレイク」「なので今日の私はビリヤードしてないんです」とか口走ってましたからねww けど、それが本音です。

 

「だったら、試合でもハードブレイクすればいいじゃん」と他人事だからって何の気遣いもなく口にしてくる人がいます。◯すぞ。出来たら苦労せんのじゃ。

 

ハードブレイクができるなら、たとえ勝ち負けの面では不利になったとしても試合でガンガンにハードブレイクするつもりですよ。

 

できないから出来るようになりたいっていう話なのです。ハードブレイク習得に時間を割きたいから、プレイのことを考えている暇はない。試合なんかにかまけている場合ではない(普通の人と言うことが逆w)



というわけで、ハウスに出て色々思うことはあったけれど、結局はまず「ハードブレイクを納得できるレベルに持っていくこと」が最優先。

 

「自分」というものに改めて気づいた2023年の末なのでありました。

 

ブレイクを頑張る(20年連続の抱負)