鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

語ることが許されるレベルとは

 

一昨日〜昨日とネタにした練習日から約1週間後。昨日までのとはまた別の店ですが、ブレイク練習がしやすい店にて練習をしてきました。

 

すごく私的な話で恐縮ですが、練習をしに行くにあたって候補の店が5つありました。その中から1店舗を選んだわけですけど、そこに至るまでの思考がしょーもないので聞いてやってくださいまし。

 

  1. 前回ブレイクがいい感じだったので、感覚を忘れないうちにブレイク練習したい
  2. アクアリウム用の水草を買いたい
  3. チケットショップに寄りたい
  4. スマホゲームイベントのために、少し遠いところへ行きたい

 

この4つがその日にやりたいことでしてww

 

皆様はどうなんでしょう。球の練習をする時は、球のことだけ考えて行きます?

 

私は「ビリヤードのためだけに行く」ってことがあんまりないです、、、ついでの用事を考えちゃう。買い物であったり、飲食店探訪であったり。

 

今回は上の4つのミッションをこなしたくて5つの店舗が候補に上がったのですが、1番ブレイク練習をしやすい店に行くと「球だけ」になってしまう。他の用事は何もこなせない。

 

結構悩みました。「ブレイクのイメージを定着させる」は重要ミッションだったから、練習環境を第一に選ぶべきじゃないかと悩みました。

 

けど、選択しなかったww

 

スマホゲームのイベントのことも却下しました。

 

結局優先させたのが「水草を買う」でしたね、、、 アクアリウム内の子らが産卵期だったものでして、、、

 

というわけで、「近隣にアクアショップがある」という条件で絞ったわけですが、それでもまだ3店舗ある。

 

  1. 場代安い。ブレイク練習はしづらい
  2. ブレイク練習のしやすさは普通
  3. 客の入り次第で「ブレイク練習が凄くしやすい」か「しにくい」か、どっちになるか分からない

 

この3択で悩みました。都心って球屋が多いだけに、選択肢が多くて悩むんですよね。贅沢な悩みではありますが。

 

悩んだ末に、賭けに出て3を選択。「ブレイク練習が凄くしやすい」という状況である事に賭けた。賭けに勝ちました(笑)

 

賭けに出てよかったと思いました。この日は手球場外率が半端なくてですね。他の店では気負ってしまってブレイクが当たらなくなっていただろうから。。。



手球コントロールはさておき、強さの点ではこの日もイメージが良かった。前週の当たりが一時の調子の良さではなかったようで一安心。

 

しかし、当たりが良いとは言ってもたかだか36km程度。

 

そこから連想していたことの1つが、まずは「選手生命が長くて良いな」ということでした。

 

36km。C級の頃から出せていたスピードです。けど、かつては「無意識にできていた」こと。今は意識して出来るようになってきた。

 

一世を風靡した某フィギュアスケーターの話を前にしたことがあったはずです。とにかく勝ちまくっていたのに、ある時スランプに。「今までは無意識に出来ていたことが、どうやっていたのか分からなくなってしまった」と言う。

 

なんせ選手生命の短い競技。完全復調はすることなく引退。

 

私なんて、「C級の頃には無意識に出来ていたことができなくなった」という状態になってから、約20年ですよ(^.^;

 

でもなんだか最近ちょっと良くなってきた気がする。20年かけて。

 

そこから一旦は「ビリヤードは選手生命が長くてよかった」って思ったんですけど、そういう話ではないかもしれません。私のブレイクの場合は「肉体レベルとかがほとんど関係しないくらい、自分の技術レベルは低い」っていう話なのかも(;´∀`)

 

目指しているところがブレイク50kmとかだったら、恐らく今の私の年齢では「達成出来ることなく、肉体の限界に」ってことになるでしょうからね。。。

 

で、もう1つ連想したのが「ブレイク50km」ですよ。

 

マイク・ディシェインは53kmでしたっけ?それくらい出すわけですよ。

 

50kmのブレイクを野球の150kmストレートだとしたら、40kmなんてせいぜい120km。「リトルリーグの凄いピッチャー」レベルです。

 

30kmなんて90kmの投球です。一般素人には90kmなんて出せないですけど、野球をやっている人からしたらショボすぎる数値ですし、野球素人でも身体能力の高い人なら楽々出せる数値でもある。

 

35kmでやっと105kmの投球。これでやっと「素人にしては結構速いね」レベルなわけです。



ここで昨日の話につながるんですけど、「40kmのブレイク」って聞くと凄いですけど「120kmの投球」って聞くとなんか「普通」っていう気分になるじゃないですか。

 

そう考えると、40kmブレイカーに質問をしても「自信がないから、お話し出来ません」と返ってくるのも分かる気がする。

 

ブレイクの場合は速けりゃ良いってもんじゃないというか、速いとかえって不利になることが多いから速さ(強さ)を追求する人が少ない。だから50km級のブレイクをする人がほとんどいないだけであって、もしブレイクも「コントロールが伴うのであれば、速ければ速いほど良い」のだとしたら、50km級ブレイカーはゴロゴロ誕生するのかもしれない。

 

ブレイクの強さを追求する人が少ないから40kmが凄く見えるだけであって、技術的には大したことがないのかもしれない。



そんなことを考えておりましたら「どこからが『人に教えても良いレベル』なんだろうな」と疑問に思いました。

 

ハードブレイクに話を絞るとしたら、何km以上出せればハードブレイク理論を人に語ってもいいレベル??

 

こんなの、答えが出るわけないですね。

 

プレイも一緒ですね。人それぞれ「これくらいの腕前があれば、人に語れるだけの説得力がある」と感じるレベルが違うでしょうね。

 

自分が質問する側だった時は、自分の価値観に合致したレベルの相手にアドバイスを求めれば良い。

 

自分が質問される側だった時は、、、、どれくらいの腕前になれば自信を持って答えられるようになるんでしょうねぇ。

 

性格次第な気がしますね。下手くそでも自信満々に教え魔行為を働く人はいるし、誰もが認める実力者であっても「人に教えられることは何もない」って答える人もいますしね。