1本目
ブレイクの調子が良いと、気兼ねなく1球を撞くのに時間をかけることができ、そうすることでますますブレイクの当たりが良くなるという好循環になるのだと昨日書きました。
そうやって1球に時間をかけることで、もう1つメリットが生まれます。騒音問題についてであります。
少々前に「ブレイクがうるさいと言われてしまった」という話をしました。「ブレイクの音がうるさい」「テーブル移動してくれ」と言われたわけであります。
あの時は
- 全然強いブレイクではなかった(20km台)
- ブレイクだけの練習をしていたわけではなく、10ボールを転がしていた
- 開始からまだ数ラックしか撞いていない
- この程度をうるさいと思っていたら、どこの球屋にも行けない
- 全くの見ず知らずのオッチャン
- たとえうるさいと思っていても、普通なら見ず知らずの人に対して口にはしないだろう
- 自分がテーブル移動するのが筋ではないのか
こういったこともあって相手の言うことを素直に聞き入れる気にはなれませんでした。
一方でもし
- 強めのブレイク
- 音の反響がいい店
- ブレイクだけを短いスパンで繰り返し撞く
- ブレイク音がよく響く位置にいる(フット側で隣接)
こういった条件が重なってきますと「うるさい!」と思うのも当然だと思います。たとえそうだとしても見ず知らずの人に言いはしないですけど、、、
先日も台間の狭い店での練習中、フット側で隣接するテーブルにお客さんが入って以降は、ブレイクを強く撞くのをやめました。「この位置でハードブレイクしたら、うるさいだろうな」と思ってです。
フット側での隣接じゃなくても、近くの台で高頻度でハードブレイクされたらやはりうるさいと思うんです。ラック組んでブレイクをしてを最速でやったら20秒に1回くらいブレイク出来ると思いますけど、20秒に1回のハードブレイクを延々と続けられたら、ほとんどの人が音を上げるはず。そんな頻度でブレイクを撞くほど私は空気が読めなくはないし、メンタルが強くもない。
あくまでも自分基準ですが、「これくらいの頻度なら、周りにもそう迷惑はかけまい」という頻度がある。
で、1球1球にじっくり時間をかけてブレイクをすると、ラックを組むのに30秒くらいかかり、そこから撞き終わるまでに1〜2分かかっているはず。それくらいの頻度でなら2〜3回連続でブレイクをしても、そう迷惑にはならないだろう。と私は思っているw(実際どう思われているかは分からないけれど、自分が思い込めるというところが大事)
たとえ2分に1回ペースでも延々と続けたらやっぱりうるさいと思うので、途中にプレイの練習も挟む。
とまぁそんな感じに、何かと周りに気を使いながらブレイク練習してます。
2本目
ブレイクやジャンプショットは騒音が出る。なので、練習をする際はある程度周りに気を使う必要があると思います。
その一方でジャンプにしてもブレイクにしても、音が出てしまうことは仕方のないことだとも言えます。消音はしようがございません。
やはり「出てしまう音」と「出す必要がない音」は、気持ちの面で差があるわけです。
家の近所で工事をしていたらうるさいですよね。うるさいですけど仕方がない音じゃないですか。「我慢するしかない」「こちらが対処するしかない」と思うことが出来る。
一方で、家の前で大声でくっちゃべっている人達がいたらどうでしょうか。「やめろ!」って思いますよね。出す必要がない騒音だから。我慢しようと思えない。相手方が改めるべきだとしか思えないわけであります。
ビリヤードでも、チョークを叩きつけるだとかボールを放り投げるとかキュードンだとか、店の扉をやかましく開け閉めするだとか、そういう音って出す必要がない音なわけですよ。いくらでも抑えることができる。
出てしまう音と出す必要がない音だと、たとえ後者のほうがボリュームが小さかったとしても後者のほうがNG。耳の問題じゃない。気持ちの問題です。
毎度お馴染みのオチですが、きっとハードブレイクの音も「出す必要がない騒音」だと思われているんだろうな、、、、つらみ。
いや、でもハードブレイクの場合は「意味はなくても、ハードブレイクが好き」っていうプレイヤーの存在はまだ理解できますでしょ?「好き」はとめられない。
キュードンやらボールの放り投げやらをする人は、その行為が好きなの??やめられないことなの????
ある出来事をキッカケに、その点を掘り下げたネタも書いたんですが、それはまたいつか。