1本目
先日、放り投げ系ストロークについて書きました。その中でキューのグリップの材質が変わったことでストロークが変わったなんていう話を。
同じことがタップにも言えまして、ストロークを変えると合うタップが変わるし、タップを変えると合うストロークが変わりますよ、、、ね?ストロークが変わるというか、タッチが変わるというか。
求めるストロークに合うタップがあるとも言えるし、タップに合うストロークがあるとも言えるし。
特定のタップを使うことが優先なのであればストロークを合わせる必要があるし、ストロークが優先なのならば合うタップを探す必要があるし。
ストロークを変えたいのならば、相応のタップに変えるという策もあるし。
「こんなストロークがしたい」「こんなタップを使いたい」と両方の欲求があって、その2つがマッチしないと悲劇でもあるし。
以上、3本目への前置きでした。
2本目
2本目3本目は内輪ネタ成分多めです。
私は神保町のブラザーでずっと球を撞いてきておりまして、歴代の店員さんは全員顔見知りだし、常連さんの多くとも面識があります。
私は名字が「鈴木」であり、このブログにしてもTwitterにしても「鈴木」ということでやっておりますが、なんせ鈴木なんてのはありふれ過ぎている名字であり、ブラザーにも鈴木が複数名おりますゆえ、ブラザーにおいては私は下の名前で呼ばれることが多いです。名字で呼ばれることは1割くらいしかないかも。
ブラザー以外でも仲の良い人からは名字で呼ばれることはあんまりないですねぇ。下の名前で呼ばれるか、ニックネームで呼ばれるかだ。「鈴木」と呼ぶのはあまり面識がない人か、ブログやTwitter経由で知り合った人くらいでしょうか。
もう1つ。ちょくちょく主張しておりますが、私は未だかつて「ブログやってます!!」と布教活動をしたことが1度たりともございません。誰も読んでくれないのは寂しいけど、多くの人に読んでもらいたいとも思っていない。というか、多くの人には読まれたくない。
現状の閲覧者数で充分過ぎるので、これ以上増やそうという気がない。増やしたくない。なので一度も「ブログやってます!!」と言ったことが無いです。
その影響もあってか、お膝元であるはずのブラザーでは「ブログをやっている鈴木」だと、色んな意味で名の通りが悪いです。私がブログをやっていると知らない人も多いし、知っててもボンヤリと頭の片隅にあるっていうくらいの人が多いはずだし。
かつ「鈴木」と思われてない。私が鈴木という名字であることを知らない人も多いと思います。お店の伝票にも下の名前で書かれてますしね(笑)
それでですね。1年くらい前でしたでしょうか。
ブラザーに行きましたところ、店員さんから「そういやこの間『ブログをやっている鈴木さんと知り合い』っていう人が来たけど、誰のことを言っているのか分からなかった」「『ブレイクが大好きな人』と言われて、なんとなく分かったけど」「そういや鈴木だったねw」と聞かされました(笑)
それから約1年が経過し、つい先日。イナホビリヤードに行きましたところ、10年ぶりくらいにお会いしたGさんから「前にブラザーに行ったんだけど、『ブログやってる鈴木』『ブレイクが大好きな鈴木』って言っても通じなかった」と言われました。
あなたでしたか!!ww
繋がった繋がった。
「鈴木」だと通じないことがあるし、ブログやらTwitterやらの話も通じない。
ブラザーに行って私のことを示したいならどうするかと考えたのですが、1つ浮かびました。
ブラザーはレジ裏に常連のボウラードハイスコア表があるのですが、そこのパーフェクト欄にいる鈴木を示せばバッチリです!パーフェクトを出してる鈴木は私1人しかいないので!!w
と、最後に自慢話を持ってきて終了。
3本目
かつては足繁く通っていたのに、ある日を境にパタッと行かなくなってしまった球屋が何軒かあります。
具体的な店を頭に浮かべながら、行かなくなった理由を書き出してみますと
- 遠地であり、学生の頃には行けたけど、卒業してからは時間が無くて行けない
- 特定の知人友人に会うために行っており、その人たちがいなくなってからは行く用事がなくなった
- 店の営業時間が変わり、行きづらくなった
- 自転車で通うのにちょうどいい距離だったのだけれど、自転車が壊れた
こんな感じでしょうか。
で、最後の自転車の例がイナホビリヤードなのであります。
学生の頃は頻繁に通っていて「第二のホームだ」と思っていたくらいだったイナホビリヤード。
うちから歩いて30分、走って15分、自転車で10数分。電車だと路線を乗り継いで30分弱。
30分歩くのはたまになら良いけどキューケースを持って頻繁に行く距離じゃないし、走ったら球を撞く体力がなくなるし、電車は乗り継ぎがあるから手間だし金がかかるし早くもない。時間だけなら歩いた方が早いっていう。
ってことで自転車が最適だったんですけど、乗ってた自転車が壊れてから、買い直していない。
そんなしょーもない理由で行かなくなってから10年以上が経過しました。ここまで間が空いてしまうと今度は「どんな顔をすればいいのか分からないの」状態に突入してしまって、行くに行きづらい。
しかし、Twitter上で店長さんと再会してからは「顔を出さなくては」という思いが強くなり、グルグルっと回って、やっと先日行ってまいりました。
1階にあった赤ラシャ台はなくなり、2階は3台から2台に減りレイアウトも変わり、店前の街路樹はなくなり、、、、と色々変わっておりましたが、店の雰囲気は変わらず居心地が良い。
それでですね。店長さんのご厚意でBIZENタップに交換してもらいました(今HPを見たら、今は品切れ状態なんですね。すみません。完全に横入りで交換してもらっちゃって、、、)
Twitter上でBIZENタップが話題になり始めた当初、私はブーストを購入したばかりでした。
タップ交換頻度が低い私ですので「新しいものにホイホイ手を出しても、どうせ使わないしなぁ」「別に新しいもの好きなわけでもないし」と思ってスルーしていたのですが、ある時「え?BIZENって、Tさん(←イナホ店長)が作ってるの?」と気づき、俄然興味が湧いてきました。
そうしてこの度、お膝元であるイナホビリヤードを久しぶりに訪ね、交換していただきました。
おニューのタップについて、交換当日に2時間ほど相撞きの中で感じたことをいくつか。。。
と思って書いていたんですけど、その後にもう1日撞いたら印象がガラッと変わったので、やっぱやめておきますww
感想は1か月くらい撞いてからにします。すぐに分かるほどの優れた感覚やら道具への知識やらを私は持っておらん、、、
2つだけ、これは今後使っていっても感想が変わらないであろうポイントが「チョーク乗りが良い」「ここ何年も使ってきたタップ達と比べて、食いつきが良い」ということです。
チョーク乗りの良さに関しては、「これは、ネットリ系のチョークは要らないなぁ」と感じました。
そして食いつきの良さ。
BIZENタップのコンセプトが、「牛一枚革の撞き心地」と「積層タップの品質の安定感」の融合だそう。
私は牛一枚革を使った経験がほとんどないもんですから比較が出来ないんですけど、ブルーを愛用していた頃を思い出しています。
「こりゃ、ストロークが変わりそうだ」と感じております。1本目で書いた通り、タップが変わると合うストロークが変わる。BIZENの感触は近年経験していないものなので、だいぶ変わりそうな予感がしています。
交換後2回の球撞きで言えるのはこの程度。今後どういう感想を持つようになるかな?
そうそう。2本所有しているOBクラシックプロシャフトの片方にはブースト、片方にこの度BIZENがつきましたので、2つの使い分けも今後どうなるかな?ってのが密かな楽しみです。
ブーストとカムイクリアオリジナルの2本だった時は、その時々の気分で難なく使い分けられましたけど、今回はいかに!?