1本目
初級者にアドバイスをしてウケが良かった内容の1つに「ブリッジの位置」ってのがあります。
イメージボールの中心と手球の中心とブリッジのキューを乗っける部分とグリップとは全部が同一直線上(厚みのライン上)に並んでなくてはいけないわけですが、ブリッジがズレている人が結構多い。
「ブリッジ」というのを「手」という意味合いで取ると、指先から手首まで結構な大きさがありますよね。手球のサイズよりずっと大きい。
そんなデカい括りでブリッジを「大体この辺」と置いている人が多いんだと思います。
実際にはブリッジで大事なのはキューを通す部分です。クローズドブリッジなら穴の部分、オープンブリッジならば谷の部分というピンポイントを厚みのラインの上に乗せなきゃいけない。
その意識が足らず、若干ズレている人が多い。
黒い線が「真っすぐ」です。この辺にブリッジを組んじゃう人、結構多い。
初級者に特に多いですが、A級でもいる。最近某A級氏に指摘しましたし。
ブリッジの位置がズレてしまっているのを、コジりで無理やり厚みを合わせてしまっている人がかなり多いわけであります。
ブリッジがズレているとなったら、当然のことながら撞点のイメージも違うってことになりますよね。
仮に中心を撞くとして、ズレた位置のブリッジから構えた中心ってのは、一体どこのことなのか。。。
少なくとも、ブリッジの位置がズレている人が「自分はちゃんと中心に向かって構えてます!」って言っても説得力が無いですよね(笑)
2本目
この症例を見かけた回数は少ないですが、稀にいるのがオープンブリッジとクローズドブリッジで位置がズレてしまっている人です。
これはブリッジの組み方次第なので万人に当てはまることではないと思いますが、私の場合は
このようにクローズドブリッジを組んだ時の状態から、人差し指と親指だけを動かしてオープンに組み替えた場合
キューを置く谷間の部分が、厚みのラインよりもだいぶ左に来てしまいます。なのでブリッジの位置を調整したり、組み方を工夫したりしなきゃいけません。
ほとんどの人は無意識に調整していると思いますが、稀にオープンとクローズドで変わってしまっている人を見かけます。気になる方はチェックしてみるといいかもしれません。
私の場合は、オープンとクローズドでブリッジの置き位置が変わるどころか、左手の向きが違い、左腕の形がもだいぶ違い、見た目にも結構な差が出ます。
それを紹介する写真も撮ったんですが、私のフォームなんてどうでも良いですねw(ボツ)
3本目
こういう感じに、どの撞点を撞く時も一旦真下に向かってチョンチョンッと合わせてから撞点に向かって構えることをルーティンにしているプレイヤーってチラホラいますけど、なんのためのルーティンなんでしょう?
— 鈴木さんちの鈴木𝒜 球版 (@billiblo) 2020年8月3日
どんな意味が? pic.twitter.com/vQmMhyhGna
かくいう私自身がこれをルーティンにしているんですけど、自分でやっておきながら、なぜ自分がこれをルーティンにしていて、どんな意味があるのか、言葉で説明出来ないのです(;^ω^)
— 鈴木さんちの鈴木𝒜 球版 (@billiblo) 2020年8月3日
どなたか言語化出来ないかなーと期待。
こんなツイートをば。
ブログネタにしたいのだけれど上手く言葉に出来ないから出来ていない話がいくつかあるんですが、これもそのうちの1つです。
ツイートで書いた通り、私にはこういうルーティンがあるし、同じルーティンを持った人をたまに見かける。トッププロの中にもいる。
私は誰かの真似をしたわけではなく気づけばこういうルーティンが出来上がっていたのだけれど、自分でもなぜこういう動きをするのかを上手く説明できません。そしてまた、同様のルーティンを持っている他のプレイヤーに尋ねてみたこともない。
なので「なぜそういうアクションをするのか」を上手く説明できない。「誰か言葉で説明できるかな?」と思って、ツイッターで尋ねてみたわけであります。
いくつかコメントをいただきましたが、「真っすぐを認識しやすい」という趣旨のコメントが多いですね。
キュー先を手球のRと合わせることで真っすぐを認識しやすいというコメントもいただきました。
これって理論としては、ブレイクの時に
こ1番ボールとラシャとの接点に向けて厚みを取るという、昨日書いたネタに通じるところがあると思います。
昨日のネタの場合は「先頭のボールとラシャとの接点に向けて手球を撞き出す」という話でしたが、今回の場合は「手球とラシャとの接点に向けてキュー先を合わせる」という話ですね。
こんな感じ。キュー先を手球とラシャの接点というピンポイントに向けることで、真っすぐが認識しやすいと。
こうやって真ん中らへんに向けると、確かに「大体真ん中あたり」みたいな感じになりがち、、、かな?この写真が既に若干右に構えてますしねw
「真っすぐ構えられているかどうかの確認がしやすい」というのは、キュー先を真下にトントンっとすることのメリットとして挙げられるかな、と思います。たぶんw
ただ、私としては真っすぐに関しては「言われてみれば確かにそうかも」くらいの感じでして、私自身は
・毎回同じ形で構えやすくなる
・手球までの距離を測りやすくなる
・タイミングを合わせやすくなる
という点に主にメリットを感じています。
キュー先を下にトントンっとやってから構えることで上記したようなメリットがあるとは感じているのですが、しかし、なぜトントンをするとこういうメリットが生まれるのか。そこんとこの説明が上手く言葉に出来ないってところからツイートにつながったわけであります。
これもやはり実力者に直接聞くしかないんでしょうかね。
ってか、このネタを書き始めた翌日に、まさにキュー先トントンをするトッププロと相撞きしたんで、その時に聞けば良かったと後悔しております。計画された相撞きではなく、あまりに予想外な相撞きだったものですから、完全にテンパって質問し忘れた(;^ω^)