1本目
先日、新宿で飲み会があったのですが、ちょっと早く新宿に着いたのでJPAフェスティバル(JPAの個人戦)を覗きに行ってきました。
SL9戦が行われている日だったのですが、見知ったお2人が対戦しておられるのを発見。
その2人の対戦を見ながら「いやぁ。セーフティー上手いなぁ」と感動しておりました。
特に残り3球の場面でのセーフティー合戦が凄かった。残り3球ですからセーフティーをするのも難しいと思うのですが、両者全く甘く残さない。
やはりファールを奪えるほどのセーフティーをするのは難しい局面なので、だからこそどちらかがミスをするまで延々と続くセーフティー戦。そして、どちらもミスしないっていう。。。
しかも2人とも早い。「今この場でセーフティーを考えてます」って感じじゃなくて、「こんなセーフティーはやり慣れている」というノータイムさでガンガンに撞いていく。球クッションを使ったセーフティーなんかもノータイムで撞く。
私なんかがセーフティーをする際は、大体は先球か手球か、どっちかだけのコントロールでのセーフティーをするわけですが、あのお2人は先球も手球も両方コントロールしてのセーフティーばっかり。やばいな。
こりゃ勝てないわって思ってました。入れ対決でも勝てないけど、セーフティー戦に持ち込まれたらなおのこと勝てないw
そんなお2人のセーフティー戦を見ていて、こんなツイートを。
昔JPAをやってた頃、私程度のSL9が勝とうと思ったら「US9の時と同じように撞く」というのが最善だったのだけれど、SL9の中の上位陣となるとJPAとUS9で戦略(主にセーフティ関連)違うのかなぁ?
— 鈴木さんちの鈴木 球版 (@billiblo) November 24, 2019
レベルが違いすぎて分からん。
どうなんでしょうね?
2本目
(これを書いたのは、ルマンをやってた頃です)
ルマン24時間耐久レース。小学生の頃から見ていたので、個人的に一番馴染みのあるカーレースだったりします。24時間ぶっ続けでの観戦はさすがに無理がありますが、出来る限り見ております。
今年もテレビ観戦をしていたのですが(仕事中にw)解説者がこんな話をしていました。
「観客はバーベキューがメインで、レースはBGM」「野球も、ビールを飲みながらお喋りしてたら試合が終わってたりする。後でスポーツニュースを見て『凄い試合だったんだな』と思ったりする」「大相撲も、結びの一番しか覚えてなかったりする」「(スポーツ観戦なんてのは)それで良いんですよね」
これが大きなお金の動くスポーツの余裕だよなぁと思っておりました私。
「試合をちゃんと見て!」「目の肥えた観客だけ来て!」みたいな感じだと、いつまでもマイナーですよねぇ。
懐広く、ミーハーも受け入れ、人それぞれの色んな観戦の楽しみ方を許容出来ないとね。
「素人が増えて迷惑を被るくらいなら、メジャーになんてならなくてもいい」という考えでしたら、それはその人なりの考え方ですが、「素人観戦者は邪魔だからいらない」「でもメジャーになってほしい!」は無理ですよ。
3本目
私、野球の経験は一切ありません。子供の頃に父とキャッチボールはよくやっていたので、投げることに関しては一般人レベルでは並程度に出来ると思いますが、それだけです。
バッティングなんぞはバッティングセンターも2回しか行ったことが無いし、行った時は思いっきりへっぴり腰だったしw
いつぞやラジオで「男子ならば、誰もが草野球をやったことがある」とか言ってたんですけど、皆様やったことあります?私は1回しかないですよ。
ってなことで、野球は自分では全然出来ませんが、見るのは好きです。テレビ観戦はあんまりしませんが、生観戦には度々足を運びます。
昨シーズンもプロアマ合わせて10回ほどは観に行ったかと。今シーズンも5回ほど行っております(このネタも、下書きしていた時にはまだシーズン中だった)
対して、サッカーは小学生の頃に3年間サッカークラブに入っておりました。弱小チームだったのでレギュラーにもなっておりました。
自分では「習うなどしてちゃんと接したことがある球技の中では最もセンスがなかった」と思っているサッカーですが、ビリヤードでたとえれば「C級です」と言える程度には出来るんじゃないかと思っています。
が、観戦に全く興味がありません。過去に何度かJリーグ観戦に行っているのですが、興味を惹かれませんでした。
昨年行われていたワールドカップもほぼほぼ興味がなく、スポーツサイトで結果を追うくらい。
私は「低いレベルの試合には興味がないが、トップレベルの試合には興味がある」っていう場合も多いのですが、サッカーに関してはトップ同士の試合であってもどうも興味が湧きません。
興味がないもんはないんだから仕方ないとはいえ、「なんか知らんけど」のままにはしたくないというのが私の性格なので、「なぜ興味がないのか」について度々考えてはいるのですが、未だ明確な答えは出ておりません。なんでだろ。
ビリヤードの試合観戦が一般ウケはしないであろう理由として「地味さ」を挙げることが多いですが、野球とサッカーだったらどっちも派手ですしねぇ。どこに違いを感じてるんだろうか。
さて。ビリヤードの試合観戦は一般ウケはしないでしょうし、私自身もスポーツ観戦としての楽しみをビリヤードに覚えることはあんまりないです。
なにを目的にビリヤード観戦をするかというと、私自身がプレイヤーですから勉強目的な部分が大きい。
私、音楽も自分自身が趣味にしているもんですから、ライブやコンサートに行ってもその場を楽しむことよりも勉強しちゃうんですよね、、、自分自身がプレイヤーである場合って、純粋に楽しむってのがどうも苦手だ。「観戦を楽しむ」という観点では、野球とかラグビーとか、全くの門外漢である競技の方が良い。
そんなことをボーっと考えていた昨年のこと。「勉強じゃなくて、純粋に観戦を楽しんでみよう」と考えてビリヤードの試合観戦に行きました。そして「難しいなぁ」と思いました。
どこまで行ってもビリヤードはやはり「自分でやって楽しい競技」であって「見て楽しい競技」じゃない。ある程度の腕前になってから「自分の勉強のために」という見方で楽しむことは出来ますけど、メジャースポーツのような素人がワクワクする楽しさを覚えることは出来ませんでしょう。
なので、2本目で書いたような「ビリヤードを肴に酒を飲む」「食事を楽しむ」などなど、「ながら」で楽しむ方向性にするしかないと思うんですけど、現状の試合ではそれも難しい。
1本目で書いたお2人の対戦を見ていて「久しぶりにビリヤード観戦をしてるけど、楽しいな」と思えたんですけど、その日は飲み会のついでだったわけで、ついでの用事が無ければ見に行かなかったです。
また、約30分という短い時間だったから楽しんでいられたけど、長時間となるとやはり飽きてくると思う。
ビリヤードの魅力だけでは無理がある。「ながら」で楽しめる何かがあれば良いよなーと思うわけであります。