1本目
インパクトをする時に、目線をどこに置くか。これは誰もが考えたことがあると思います。
以前に取ったアンケートでは先球派が最大派閥。次いで手球。その他の意見もチラホラございました。
私は初級者の頃には手球だ先球だ他の所だと色々と試行錯誤してみたのですが、ある時に「先球だ」と決めてからはずっと変わりませんでした。やることがクルクル変わる私にしては、この点に関しては一貫していたのです。
そんな中、最近ちょっとしたキッカケがあって手球を見て撞いてみたことがありました。
手球を見ながら撞くっていうのをまともに試したのは初級者の時だけでして、A級になってからは試していない気がします。割合的には先球派の方が多いですが、手球派も少なくない。トッププロの中にも手球派がいる。試してみる価値はありそう！！
ってことで、その日はずっと手球を見ながら撞いてみたんですけど、その日限りになりましたｗ
普段は先球を見ながら撞く私。先球を見た場合と手球を見た場合の長所短所を色々発見しました。「手球を見た方が良いな」と思うこともありました。
しかし結局のところ手球を見ることの一番の短所は「不慣れ」なんですよね。
慣れの話をしたら元も子も無いんですけど、今までずーーーっと先球を見ながら撞いてきてそれに慣れている。手球を見て撞こうとすると不慣れゆえに「気持ち悪い」という感情が湧いてきてしまって撞き出せない。
「手球を見た方が良いな」と感じる球も何種類かはあったのですが、大半は「別にどっちでも良い」であり、どっちでも良いんだったら慣れている方が良いかなと。
ってことで結局先球に戻ったのでありました。
今後、「手球を見た方が撞きやすい」と感じた球に関しては使い分けて行くのか、それとも従来通り先球に固定するのか。どうしよっかなーとボンヤリ考えている今日この頃です。
2本目
Aさんがグラスをテーブルの端っこギリギリの所に置き、Bさんがそのグラスに少し触れてしまってテーブルから落として割ってしまったとします。
悪いのはAさんですか？Bさんですか？
私の意見としては「両方悪い」なんですけど、割合的にはAさんの過失が6割くらいはあると思っています。
一方的にBさんを攻め立てる人が少なくないですし、時にはAさん自身が「自分に過失は一切ない」「落とした人が悪いでしょ？」という態度を取る。そんな場面をしばしば見かけます。
夜間に真っ暗な服を着て無灯火の自転車に乗り、横断歩道の無い道路を横断してたら車に跳ねられて、「はねた車が100%悪い！！」なんて言っても通用しませんでしょ。
人間ってのはミスをするのが当たり前なので、そのためのリスク管理を心掛けるべきでありまして、球撞きを見ていてもそれが出来てないよなーと感じさせられる人はおります。
何かしらミスをしてしまった時、その前段階でほぼミスするのが決まっていて、最後の決定的なミスよりも、そこに至る道の方が悪かったってことは良くありますでしょ。
そんな時に、最後のミスにしか目が行っていない人がしばしばいる。そのミスを引き起こした原因に意識が行っていない。
時には「最後のミスが致命的でした」「言い訳はしません。反省します！」みたいな殊勝なことを言っている気になっているお馬鹿さんとかいますからね、、、周りの人達は「いやいや。反省すべきはそこじゃないから。。」って思ってますからね。。。
