鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

捨てられないこだわり

今日も9000字越えですってよ奥様、、、な2本立て

 

 

1本目

 

テーブルの上にキューやキューケースを置く件について、どういう持論を持つかには日頃の球撞き環境が大きく関係するだろうって言いましたけども、今回の話も同じ類のものです。


先日も書きましたが「テーブルが埋まっていることもザラにある」という環境で撞いている人と「テーブルは空いてて当たり前」という環境で撞いている人とは、持論が大きく変わってくるでしょう。


また、テーブルが埋まることが多い店であっても、プレイヤーで埋まることが多いのか、それとも一般客が多くて埋まることが多いのか、そこの差でもだいぶ考え方は変わってくると思います。


私が足を運ぶ頻度が高い店々は「プレイヤーも一般客も多くて埋まる」です。


ってなわけで、「都心の店はこんな感じなんじゃ!」「私はこういう環境で撞いてるんじゃ!」っていう自己顕示欲を満たすために、私が足を運ぶ球屋のシステム紹介なんぞをば。


システムと言っても別に大げさなものではございませんが、テーブルが埋まることが常態化している店ならではだと思われることの1つが「1人練習は1時間まで」です。


テーブルが埋まっている時、これから混みあうことが予想される時間帯での1人撞きは1時間まで。1時間を過ぎたら終了するか、誰かしらと相撞き(または多人数撞き)するかの選択に迫られます。


1人撞きは1時間までってのは一見客に対してであって、常連の場合はたとえ1時間に満たなくても、待ちが出るような状況になったら空気を読んでテーブル空けますけどね。。。


その2。「終了時刻を聞かれる」


カラオケなんかはそういう所が多いんじゃないでしょうかね。入店時に利用時間を聞かれ「場合によっては延長出来ない」って言われますよね。


それと同じことが球屋でも行われます。次々と押し寄せる客を上手くさばくためのものですね。


で、今回のネタを書くキッカケになったのは、そんなシステムの話とかじゃなくてですね。


終了予定時間を聞かれた一般学生客が「1時間、、、長くて3時間くらいです」って答えてたことです。


1~3時間って、なんの参考にもならんな!!w

 

それが言いたいがためだけに書いたネタでしたww

 

時は流れ、似たような話を書くキッカケに出会ったので、似たような話を。

 

だいぶ具体的で細かい話を書いていたんですが、かなり削りました。何が言いたいかというと

 


・とある店では、たとえテーブルの空き状況に余裕があったとしても3人で2台を借りることは出来ない。「混んできたら1台返すので」と言ってもNGを出される

 

・知人は店員から「3人なら1台で出来るでしょう」と言われたらしい。

 

・しかし、2人で1台を借りて、もう1人が個別に1台を借りるのはOK。マニュアルが中途半端である。

 

・3人で2台を借りるのがNGなことに対し「1人でも多くのお客様に楽しんでいただくため」などともっともらしいことを言われたことがある。

 

・1人練習客が多いがために満台になっているのに、それを店員がやりくりしようとはしない。

 

・時には1人1台借りていた人達が相撞きをすることになって、全く使っていないテーブルがあるにもかかわらず「満台でーす」と宣告したりする。

 

・なにが「1人でも多くのお客様に楽しんでいただくため」なのか。

 

・店のマニュアルが中途半端過ぎるし、客の方も客の方で、店が混んできた時に融通しようという気持ちはないのだろうか。

 

 

 

って話を具体例を交えて店の名前も出して書いてたので、ちょっとマズイかなってww


ま、分かる人にはどこの店のことかすぐ分かると思いますけども。


私は、その店はそういうもんだと割り切って行ってますので大筋においては気にしておりませんし、この中途半端なマニュアルや店員の応対のおかげで一人練習の聖地となっているので、一人練習好きとしてはありがたかったりもします。


なので別に「改善しろ」とか言いたいわけじゃないんです。私が言いたいのは「『1人でも多くのお客様に楽しんでいただくために』とかもっともらしいことを言うのはやめろ!」ってことなわけで(;´∀`)


本当に1人でも多くの客に楽しんでもらいたいと思ってんだったら、1人撞きに制約をかけたり、相撞きのセッティングをしたりするべきですからねぇ。


で、そうそう「店が店なら客も客」という話。


1人練習客が多くてもセッティングをしない。使われていないテーブルがあるのに回収しようとせず「満台です」と宣告する店(ちなみに、スタッフに因ります。スタッフによっては客にお願いをしてセッティングをしたりテーブルを回収したりもする。が、そういう人が少数なので、店全体のイメージとしては「何もしない」になります)


客の側としても「満台になってるみたいだから、使っていないあのテーブルを返そう」とか「埋まってるみたいだから、相撞きして1台空けよう」とか、そういうことを自発的にやらないものですかね??


やる人はやるし、やらない人は全然やらないですね。そもそも「テーブルを融通しあう」という発想が全く無いような人もいる。


融通しあうのが当たり前っていう感覚は、私が繁盛店で育ったからなんでしょうか?


私は、満台の中で1人練習している時に後からお客さんが来たら、自然とテーブルを空ける準備をし始めるのが癖になっています。そこになんら感情は入りません。「仕方ないなぁ」っていう気持ちも無いし「譲ってやる俺、偉いだろう」っていう気持ちもない。


前にそんな話をした時に「あれ?鈴木さん、球屋のスタッフなんでしたっけ?」って言われたことがありますが、いやいやいや。客です。


テーブルを空けた後にどういう可能性があるかというと「相撞きになる」「多人数撞きになる」「次にテーブルが空くまで待つ」「そのまま帰宅」と色んな可能性がありますが、店員からどれを示されたとしても気にしないです。


でもどうでしょう。テーブルが空いてて当たり前っていう店の人からしたら「なんで客なのに、好きなように撞けないの?」って思うんじゃないでしょうか。実際に、某繁盛店の常連歴の浅い人は、そう店員にクレームをつけてテーブルを空けることを拒否していました。


これもまた、人によりけり趣向や日頃体験するシチュエーションに差があるから、イメージはだいぶ変わるんじゃないでしょうか。


「そもそも1人練習なんてしようと思わない」って人もいるでしょうし「パック料金で入店してても、テーブル空けなきゃいけないの?」って思う人もいるかもしれない。


あくまでも時間課金の店だった場合の話です。さすがにパック料金で入店してんのに「テーブルを空けてお帰りください」と言われたら突っぱねると思いますw でも「パック料金はいただきません」「〇〇円に値引きしますので」と言われたら私はOKしそう(笑)

 


2本目


昔は「相撞き中でも試合中でも、ブログの草案を頭の中で練りだしてしまうのがブロガーの悲しい性」「おかげで球撞きに集中出来ない」とかよくボヤいていたんですけど、近年は、球撞き中にブログのことを考えることが減っていました。


「球撞きに集中できるようになったのか、それともブログへの熱が下がってきたのか」「良いのか悪いのか?」などと思っておりました。


ところが最近は「頭の中でブログのことを考えながらも、球撞きにもしっかり頭を回せる」という完全無欠状態に入れることがしばしばww


常にあの状態だったらいいのになと夢見ている鈴木です。


先日、新年初のバグース平日トーナメント(通称カーリートーナメント)に出場してまいりました。カーリートーナメント初めどころか、ハウストーナメントに出ること自体が新年初でした。


結果はと言えば準優勝でした。準優勝と言うと聞こえは良いですが、参加者が8人のシングルだったので、2回勝っただけです(笑)


カーリートーナメントに出る時の目標は毎度同じで「カーリーさん以外には負けない」であります。


今回はその目標を達せられたというか、相変わらずカーリーさんに始末されたというかですが、内容的には自分は満足しておりました。ミスが無かったわけじゃない。そりゃこちとらただのアマチュアですから、ノーミスで終えられるような実力はない。


今回私が満足出来たのは、入れ、出し、セーフティー、ブレイク、メンタル、運、その1つもアベレージを下回っていなかったからです。


アベレージを下回る球を撞いて負けたらそりゃ悔しいですけど、アベレージ以上の球が撞けて負けたんだたら「単なる実力不足」「今後頑張ろう」ってなるじゃないですか。今回はそんな感じでした。


満足の行く球が撞けた理由を推測しておりまして


・体調が良かった

・意識しているポイントが良かった

・バグースのコンディションが好みに合っている

・最後はやっぱり運

 

この辺がキーワードかなーと。


試合終了後に私は一緒に出ていたキッケー氏に「体調が良かったからですね」「良い球を撞くには体調が良いという事が大前提になります」「体調が良い時じゃなければ、球は撞いてはいけないんだ!!」などと言ってました。冗談でです。冗談口調でです。


冗談と言っても「良い球を撞くには、体調が良いという条件が必須」ってのは冗談ではないです。これは本音。


ただ、そんなのは当たり前の話。誰もがそんなことは分かっている。そんなことは分かっているけれど、皆々様仕事や学業をこなしながらビリヤードに興じているわけだから、ビリヤードのためだけに体調管理なんて出来ない。体調が万全ではないことが普通。


万全ではない中でどう球を撞くかがプレイヤーには求められているわけですので、「万全じゃなければ撞くべきではない」なんてのは冗談にしかならんわけであります。


今回の私が体調万全だったのは、早い話が休みだったからですw


今回のカーリートーナメントはバグース錦糸町店開催。錦糸町店では月1ペースで開催されています。


きっけー氏宅が近所でありまして、きっけー氏は昨年からワンちゃんを飼い始めた。「『イッヌをモフッてからカーリートーナメント』というコースをやりたい!」っていう話を半年くらい前からしておりまして、今回、上手く予定が合ったので実行に移したわけであります。


11時。きっけー氏とランチ。焼きカレーを食べ舌を火傷す。下書きしている今もなお痛い。

11:30~ きっけー氏テーブルでグダグダと球撞き。6時間くらい滞在するも、その半分くらいしか撞いていない気がするw 途中ダーツもやるも、自分のセンスの無さに愕然とする。


15:30。以前にテレビに出ていた近所のパン屋さんで菓子パンを買ってオヤツ。オヤツというか、最終の食事。


18時~ イッヌのモフモフタイム。


20時~ カーリートーナメント。


私は日頃「仕事してる時より遊んでいる時の方が疲れる」「そりゃ、精神的には遊んでいる時は回復していくけど、体力的には遊びの時の方が疲弊する」と申しております。


私、ジッとしていられない。とにかく外に出たいし体を動かしたい。おかげで、休みの日はとにかく体力を消耗してしまうのです。


先々週の休日には特に体力の消耗が激しく「なんで遊んでるのにこんなに疲れるんだ」と考えてたんですけど、計画性の無さってのも大きいなーと気づきました。


仕事の時はそりゃ計画的に動きますが、遊びの時(特に1人で行動する時)はかなり無計画に動いてしまいます。しかも体力の配分とか考えずに動き回ってしまうので、そりゃ疲れるわけだ。


ビリヤードやっててもそう。時間があって長時間フリータイムで練習している時なんか、序盤からぶっ飛ばしてしまって、中盤以降グダグダになるとか、しょっちゅうやらかしてる(-_-;)


ご利用は計画的に!!


というのはさておき、今回のカーリートーナメントの日は、睡眠時間をしっかり取り、美味しいものを食べ、練習をするもそんなにガッツリはやらず体力をほどほどに温存し、イッヌをモフって癒されての試合。


体調万全ですww


「体調管理もプレイヤーの素養の内」と言われましてもねぇ。こんなのは「暇人の勝ち」としか言えませんよね。暇人の私の勝ちでした。

 

練習の後にワンちゃんと遊んで、その後は全く撞かずにハウスだったので「インターバルのせいで練習効果が消えてないかな?」と一抹の不安はあったのですが、特に問題なかったです。


それは「意識しているポイントが良かった」からじゃないかと思っています。


この間ブログネタにした通り、その時々で何を意識しているかが違って、意識が変われば内容も結果も変わるわけですが、今回意識していたことは結果に結びつきやすかったもよう。


「バグースのコンディションが自分好み」に関してですが、これはコンディションって言ってもテーブルコンディションがどうこうじゃなくて、照明ですね。


前々から申しておりますが、私は照明が暗めな方が好みです。

 


・ボールの陰影というものを気にしないので、明るさ暗さが関係してこない

・暗めな方が自然と目を大きく見開き、その方が私にとっては球の見え方が良い

・暗い方が集中出来る

・暗い方が周りが気にならない

 

今回特に意識したのが「暗い方が周りが気にならない」でした。


私はとにかく周りのことが目に入ってしまう。テーブルの外にまで目が行ってしまう。視野が広いというのがビリヤードでは短所になる。


視野を狭めるってのは器具でも用いない限りは不可能なので、なんとか意識をしてテーブルの外の景色は「ぼんやりと」程度におさめようとしております。


それが、明るい店だとなんせ明るいだけに周りもクッキリ見えてしまう。暗い方が周りが見えづらいので、テーブル上に集中しやすい。


「テーブル上だけ明るく、テーブル外は暗い」っていう店がベストなのかと思いきや、私はそういう店も苦手です。明順応と暗順応の繰り返しで目が疲れてしまうので。。。


店全体が暗いっていうのは私にとっては特にデメリットが無いです。なので店全体が暗めっていう店が良いなぁ。

 

さてさて。試合中に考えていたことの1つに「立てキューが全然入らん」ってのがありました。


全てがアベレージ以上だったって言いましたけど、ピンポイントな話をすれば立てキューは全然だめでしたね。立てキューは「最近練習したかどうか」が如実に結果に表れるショットであり、最近練習していなかったので、外しても納得はしてましたけども。


1回戦2回戦とことごとく立てキューを外しました。0/4だった気がする。


4回目のミスをした後に、相手が撞いているのをボーっと眺めながら考えていました。


「これで負けたら、今日の敗因は立てキューだな」「もし次にまた立てキューをする場面が現れたら、どういう選択をすべきだろうか」「今日は立てキューを諦め、ショット選択を変えるべきだろうか」「それともイメージが改善するまで選択し続けるべきなんだろうか」「上級者達はこういう時どうしてるんだろうなぁ」「よし。今日は負けても良いから、しっかり立てキューを選択することにしよう」


と考えてました。ほんと私、試合中に色々考えてますw 常に頭回ってる。


でも、ラッキーなことに相手のミスで再び出番が回ってきて立てキューのミスが痛手にならなかったし、以降1度も立てキューをする配置にならなかったのでありました。


もしまた立てキューの場面が来ていたとしたら。どうだっただろう。私は成功させていただろうかミスをしていただろうか。

 

試合中に考えていたことその2。呼吸について。


これは待っている間だけではなく、自分の手番中にも考えてました。


私、深呼吸を良くします。大きく息を吸い込んでフーーっと吐く。


言及されたことはないですが、恐らく周りからも深呼吸してるってのが良く分かるくらい、深呼吸してます。


緊張している時にリラックスのために深呼吸をするってのもあるんですけど、今回のハウスの場合はまた別の理由でして「真剣に撞いていると、呼吸をとめてしまう」ってのが大きいんです。


これ、球撞きをしている時だけじゃなくてドラムを叩いている時なんかもそうなんですけど、難しいことをやっている時についつい呼吸を止めてしまうんです。


しかし短距離走じゃあるまいし、最後まで息をとめたまんまで押し通せるわけがありません。どっかで呼吸しなきゃいけない。


「どういう風に呼吸してたんだっけ!?」とか思ってしまうのは、相当にピヨってる時ですねw そういう状態になった時は球入りません。


今回のハウスの場合は、ショットの度に息を止めてしまうもんだから呼吸が乱れてしまい、それを整えるために構えに入る前に深呼吸をしておりました。


「深呼吸をしている=緊張をしている」と周りからは見られるのかもしれませんし、実際に緊張していることも多いんですけど、今回の場合は緊張じゃなくて単なる「呼吸をとめてしまう」という癖のせいですね。


呼吸が乱れると当然心拍も乱れます。鼓動が速くなる。


私は息を止める癖があると自覚しているから良いんですけど、自覚が無いと「心臓がドキドキしちゃってる」「自分、緊張してるの!?」なんていう思い込みに繋がりそうですね。

 


対赤狩山P戦は非常に珍しい展開になりました。


4先交互ブレイクという超ショートなフォーマット。私にはハンデボールとして8番が与えられております。


なんと私、8番をフロックインさせたり、2-8コンビを入れたりと、「未だかつて、ここまでハンデボールを有効活用したことはない!」っていうくらい8番の恩恵に授かりまして、3-0で先にリーチをかけました。


交互ブレイクですから、一気にマクられるということは無く、自分のブレイクターンでマスワリを出来れば勝ちなわけですけども、、、、


はい。結局マクられて負けました。


対赤狩山P戦の敗因は、対戦終了後にカーリーさんから指摘された通りなんですけど、ブレイクとセーフティーだったと思います。


まずはヒルヒルの最終マス。2番がトラブルになっていて、壊すのはまず無理。


1番の入れ自体もかなり難しく、1番でセーフティーをするか2番でセーフティーをするかという局面で、私は「とりあえず1番は入れて、2番は出たとこからのセーフティー」と考えたんですが、結局は入れが難しかった1番を外してしまって終了でした。


カーリーさんは「1番でセーフティーに行くのかと思った」と仰られた。私もそうすべきだったなと思いました。


その選択をしなかったのは、やはり私の「入れがある限りは入れ続ける」というプレイスタイルのせいかなぁと。今回は入れの調子が良かっただけに、なおさら攻めに行ってしまったってのもあると思います。


もう1つの敗因であるブレイク。リーチをかけた後、マスワリを出せば勝てるっていうシチュエーションで2回ブレイク権があったのですが2度とも失敗。1度目は取り出しがなくプッシュアウト、2度目は上記した1番激ムズ&2番トラブルでした。


ブレイクが全く当たっていなかったわけじゃなくて、ブレイクはかなり当たっていました。しかし「1番ボールに向けて真ん中を真っすぐ強く撞く」というだけのブレイクが当たっていたという話です。


ドカーンと当たって厚みはピッタリ。センター付近にとまるかと思いきや2回とも蹴られました。


とはいえ問題は手球の方じゃなくて1番と2番。1番がサイドの角に蹴られてあらぬ方向へ行ってしまったり、2番ボールが上がってこなかったがためにトラブルになったりと、そういうブレイクミスでした。


「真っすぐ強く撞く」はかなりの精度で出来ていただけに、きっけー氏からは「ブレイクは良かったのにね」って言われました。


これ、昔は私も同じことを思っていました。きっけー氏も趣向が私と似てますからそういう発言に繋がったんだと思うんですが、ブレイク後の配置が悪かったら「ブレイクが良かった」とは言わないですよね(;´∀`)


真ん中を真っすぐ強く撞く。イメージした通りの撞き方は出来ました。けどそれは手球が蹴られる撞き方であり、1番ボールが角に入ってしまう撞き方であり、2番ボールが上がってこない撞き方だった。


ようするにショット選択のミスです。「ブレイクは良かった」とはとても言えない。


誰が言ってたんだったっけかな。ツイッターとかで見かけたんだったかもしれませんが、厚みはピッタリ合っているけれど毎回手球を蹴られて毎回配置が悪くなっていた人が「運がない」「ブレイクは良いのに」って言っているのを以前に見かけました。


いやいや。毎回手球が蹴られているのは「不運」ではなくショット選択の問題やで、、、


私も昔は、ほんとそう思ってましたね。蹴られるのは不運。サイドスクラッチを連発しちゃうのですら不運だとか言ってました(;^ω^)


手組の頃ならいざ知らず、シートになってからの9ボールじゃ運なんてほとんど絡まないですよねぇ。運が絡んでしまったのだとしたら、運が絡むような選択をしたのが間違いという話になる。


そう思うようになった今の私は大人になったのかと思いきや、「考えなしのブレイクをしてブレイク後の配置が悪くなってしまうのは自分のせいである」と自覚しながら考えなしのブレイクを続けるっていう!!w


カーリーさんとの対戦終了後、私はキッケー氏にこう言いました。


「あぁいう場面(1回でもマスワリを出来たら勝ちという場面)で、冷静にソフトブレイクをしに行けるようになったら勝てるんだろうけどねぇ」


また、カーリーさんには「左に捻らないんですか?」と聞かれました。


そう。左サイドからブレイクをする時、左捻りを加えると2番が上手く上がってきてくれる。捻らないと運次第になってしまう。


私はその知識がありながら、運次第の方を選択しています。


カーリーさんにも言ったんですけど、普段の練習の時には左に捻ってのブレイク練習もしてます。ただ、実戦で取り入れるほどの自信が無いというのが1つ。


後こっちの方が大きな理由ですが、結局は「強いブレイクがしたい」という趣向のせいです。捻っている場合じゃないっていう。

 

「とことん攻める」「ブレイクはハードに撞く」っていうプレイスタイルというか趣向の問題というか、その2つが今回は敗因になってしまった。技術の問題ではなく、好みの問題であります。


じゃぁ今回を期に大人になるのかと言えば、、、、


「いつか、本当に勝ちを求めたくなったら」と思っただけに終わりました。


たとえ馬鹿げたプレイスタイルであっても、その攻めの姿勢を捨てたら私じゃなくなっちゃうし、なんのためにビリヤードをしているのかも分からなくなっちゃうからなぁ。