鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

意識と結果

3本立て

 

 

1本目

 

来月、第3回のプレミア7が行われます。。。。


と書いたのは今は昔。もうとっくに終わりました。


私は興味があれど、過去2回は日程が合わずに出られず。


3回目でやっと出られそうだったので要綱をちゃんと読んだら、ペアの上限14以内かーーい!


13以内よりマシとはいえ、私はスキルレベル5以下の人としか組めない。5以下の知り合い少ないねん。。。


とはいえ、「絶対に出たい!」という気持ちを持って探せば見つけ出せるであろう程度には初級者の知り合いがいますが、第3回大会は12月下旬の開催だったこともあって、その時期は何かと忙しかったので「無理してペアを探してまで出る気力は湧かんなぁ」と思って結局出ませんでした。


早速第4回大会のお知らせが出てましたが、第4回大会はスケジュールの関係で無理。


この間ツイートしたんですけど、私、土日は中々空けられず、特に連休はまず無理なんですよね。


「連休中の方が都合をつけやすい!」っていう人が多いから、そういう時期に開催するんでしょうけど、私は逆だからなぁ。


通常の土日の方が、まだワンチャンあるので、よろしくお願いします。。。

 

さて、プレミア7の第3回大会には、きっけー氏が「I氏と組んで出ようかな」と言っておりました(結局出てないけど)


2人ともJPA出場経験がありませんので公式なスキルレベルはありませんが、私の見立てで7と7でぴったり14だからちょうどいいんじゃないか?と思ったのです。


ところがI氏に聞いてみたところ、前回受けたビリヤード検定の結果により、スキルレベル8相当ということになっているらしく、そうなるとキッケー氏は6で出なきゃいけない。6はさすがに卑怯なので却下。


(まぁ、普段のキッケー氏を見ている限りは6じゃ低すぎですが、ペアマッチの時のキッケー氏は5でも良いかもしれないけど。。。)


きっけー氏はさておき、I氏です、I氏。


私の見立てでは7かなー?って感じなんです。8はさすがに高く見積もりすぎな気がする。


8といえばA級の人もいる。少なくともバグースではスキルレベル8はA級扱いです。


私は受ける受ける詐欺をしたまんまビリヤード検定に全く手を出しておりませんし、I氏が検定に向けた練習をしている姿も見たことがないので推測でしかないですが、検定の結果が甘すぎるのか、それともI氏が相手のいない試験形式の時は良い球を撞くという事なのか。


はたまた、検定は課題に沿って試験を受けるわけですので、予め練習しておくべき課題がある程度分かっている場合はI氏は強いのだろうか。


良く分かりませんが、やっぱSL8は無いと思うんだよなぁ。

 

I氏は都内開催のほぼ全てのB級公式戦(地上最強や季節杯など)と、関東圏で行われる出られる範囲のABC級公式戦に出ております。


オープン戦に出る気はないようですが、来年はアマナインやアマローテも視野に入れているらしい。そのやる気はどこから。。。


何はともあれ、I氏曰く「ABCの方が良い球が撞ける。。。」とのこと。


私もI氏を見ていてそれは感じています。

 


B級公式戦でのI氏の様子をほとんど見たことが無いのですが、結果を見る限りは鳴かず飛ばず。以前にちょっとだけ観戦しに行った地上最強B級戦でも、あんまりいい球は撞いていませんでした。


けどもABC戦での球を見るに、粗削りながら結構球を入れているし、ハンデがあるとはいえA級相手に勝利をおさめられてもいる。B級戦ならそこそこ勝てそうなのです。


しかし、B級戦では全く戦績を出せていないし、本人もB級戦の時は良い球が撞けないという。


I氏の性格を考えるに「下手な人が相手だと真剣になれない」「上手い人の方が真剣になれる」というわけではないと思います。I氏の球を撞いている時の真剣度は、私の数段上。何気に真面目キャラです。


「上手い人が相手の方が、イメージが良くなって球を入れる」はあるかもしれませんが、相手のレベルが低かろうとも真剣度に違いは出ないと思う。


I氏が格上相手の方が良い球が撞けるのは、恐らくA級相手だとチャレンジャー精神が働いて「負けて元々」「ドーンとブツかろう」と思えるから良くて、B級相手だと「ちゃんと撞ければ勝てる相手」と意識しすぎて空回りしちゃってるんじゃないかな。


私はといえば、順当に行けば勝てる可能性が高い相手と低い相手、どちらを相手にした時の方が球の内容が良くなるかはあんまりハッキリは言えないですが(深く考えてない)少なくとも下級者を相手にした時の方が気分的には嫌です。どうしても負けた後のことを考えてしまうからです。


勝てる(勝てそう)な相手に負けるということは、アベレージ以下の球を撞いてしまったということであり、それがまず嫌です。


加えて、度々申しております通り、私は見栄っ張りというか周りからの評価を気にしすぎるというか世間体を気にするというか、なんていうかそんな感じなので、「下級者に負けようものなら何を言われるか分からない」という点まで気にしてしまい、対戦中から既にチビっているっていう。


勝ち負けは別として、自分よりも上手い人とやる時の方が気分は楽です。それもこれもチャレンジャー精神の気楽さからでしょうね。


I氏も同じなんじゃないかな。

 

 

2本目

 

もしかしたら前に一度書いたネタかもしれません。


昨年3回公式戦に出るにあたっての私の目標は「負け負け回避」でした。


公式戦素人の私は、大会のレベルが分かりません。いっくら私が最大限の努力をしようとも、参加者のレベルが恐ろしく高かったら良い戦績などおさめようがないのです。


ハウストーナメントでは、参加者がプロ、SA、強豪A級ばっかりで、どんだけクジ運が良かろうとも一切の勝ち目がないような事も過去にありました。


大会のレベルが分からない。となると目標を立てることも出来ず「負け負け回避」という最低限の目標しか立てようがなかったのです。


I氏とそんな話をしていたら、I氏も負け負け回避が目標だった上に、さらに下の目標として「スコ負けスコ負け回避」があったという話を聞いて笑いましたw さすがにそれは目標が低すぎだろう。


負け負け回避を目標に掲げて出た東日本群馬にて目標は達せられ、2戦目である千葉に向かうにあたり「群馬と千葉では顔ぶれが違うだろうし、やっぱり大会のレベルが分からないから目標を立てようがない」と思いました。


なので「戦績とは別の所で目標を立てるべきだな」と思ったのです。


で、千葉では「たとえ負けようが球が入らまいが、ヘッドアップを絶対にしないこと」を目標に掲げました。


90%くらい達成できていたと思います。おかげで入れちぎれてたのかなとw

 

戦績ではなく、撞き方であったり組み立てであったり、具体的な内容面での目標を立てるってのは大事かなーと思った次第でありました。

 

 

3本目

 

皆々様、球を撞くにあたっての欠点を色々とお持ちですよね。結構な数がありますよね。


その全てを意識なんかしていられないので、優先順位を決めますでしょう。「昨日まではこの欠点を意識してたけど、だいぶ形になってきたから今日からはあの欠点を意識しながら撞こう」みたいな感じに、ちょくちょく意識するポイントを変えながら球を撞いているものと思います。


それによって球撞きの結果が結構変わるなーって思いません??


「最近タイミングがズレがちだから、ちょっくらタイミングを意識しながら撞こう」


「タイミングを意識してたら、キュースピードが出せなくなってきちゃった。思い切り振ることを心がけよう」


「今度は撞点がズレ出したなぁ。撞点を意識しよう」


Etc....

 


もうちょぃ具体的な例を挙げれば、2本目で書いたように「ヘッドアップを絶対にしない!」を意識していたら入れまくれました。入れが良くなれば、当然勝ちやすいです。


しかしその時は、入れは良かったが出しとブレイクが話になりませんでした。勝ててはいたけど、内容に満足が行かなかった。


なので次からは出しとブレイクに意識を送ったら、その分確かにブレイクと出しは形になって、入れちぎっていた時よりも雰囲気的には「上手そう」な感じになっていただろうし、私自身も「今日は結構撞けている」という気分になりました。


しかしいかんせん、ポケットビリヤードは球を入れる競技です。勝ち負けの観点からすると、ヘッドアップを意識して入れちぎっていた時の方が好結果を出せていたのです。


その時々で、自分の欠点の内で何を意識しているかが変わり、何を意識するかで内容が変わり、内容が変われば勝敗も変わる。


日々漠然ととらえている「調子の良し悪し」の一端に、「何を意識して球を撞いているか」は関係しているだろうなぁと思いましたとさ。


自分でも「この欠点を意識している時には、結果は出しづらい」と分かっていることもあります。けども、「今はこの欠点を改善したい」という気持ちが強いから続ける。やっぱり目先の結果は出ない。


周期がありますね。目先の結果に繋がりやすい欠点を意識している時と、結果が出しづらい欠点を意識していることがある。


前者の場合なんぞは「最近調子が良いぞー」なんて思ったりもするんですが、調子が良いというか「結果に繋がりやすいことを今は意識しているぞ」が正しいんでしょう。


そしてまた、結果が出しづらいことを意識している時も多いので、そういう時にはあまりキツイ相撞きはしたくないなという言い訳も添えておきますw