時間がある時には金が無い
金がある時には時間が無い
時間と金がある時には体力が無い
人生とはまことに上手く出来ているものです。
やりたい時にやりたい事が出来る幸福さ、大切さを切々と感じている鈴木です。こんばんは。
昨日の続きで、適当ブレイク理論ですよ。
何度か書いていると思うんですけど、私が球を始めた頃は「9ボールのブレイクをサイドからするのは何故か」に対しての答えが
1. 菱形のラックは斜めからの方が綺麗に割れる
2. 1番ボールをサイドポケットに狙う事が出来る
だったのです。9番横っちょのボールをコーナーポケットに入れるっていう話は聞いたことがなかったような。
そういう記憶はあれど、なんせだいぶ昔のことだし、初級者だった当時では間違った覚え方をしている可能性もあると思っていたのですがね。
この間の吞み会の時に「昔は1番をサイドに入れろ!と言われていた」っていう話が出て「あー。やっぱりそうだったよね」と思ったのであります。
今はなんせ、当てれば入るような即死時代であります。
1番ボールをわざわざ入れに行く必要はなく、むしろ入れてしまうと2番ボールにポジショニングしなくてはならないので面倒。1番ボールを取り出しにし、1番ボールと手球の位置関係を考えるというのがセオリー。。。ですよね?
日々当たり前のようにブレイクしているから、あんまり他の人の意見を聞いたことがありません。
9ボールで1番ボールをサイドに狙うとしましょう。
しっかりコントロールしないと1番はサイドに入りませんので、そういう「狙い」は「狙ってる」って言えると思うんです。
一方で、コーナーボールの即死はどうでしょう。あれって「狙ってる」って言うの?
運で入れているわけではないけど、当てりゃ入る。入れるのに何か技術が必要とされるわけじゃない。
私が「コントロールブレイクじゃーー!」って言っている時も、1番ボールと手球の位置関係をコントロールしようとして撞いているのであって、ブレイクインに関しては何も考えていません。当てりゃ入るんだもの。
それは今の話。またまた昔を思い出してみたんですが「一体自分は何を入れようとしていたんだ?」と思った。
「狙っている」と言うのかどうかは別として、今は即死すると分かっているからこそブレイクインに関しては考えなくても良いわけですが。
即死時代になる前は「1番ボールをサイドに狙う」以外では「強く撞いて的球を長い距離転がし、偶発的に入る確率を高める」としか聞いた覚えが無い。
そして私は、昔から1番をサイドに狙おうと考える事無く、1番ボールを取り出しにしようと考えておりました。
はて?当時の私は、ブレイクインに関しては何を考えていたんだろう??
今と比べりゃブレイクイン率は低かったでしょうが、当時もさほど低かった記憶はございません。なので何かは入っていたんでしょう。
けど「何か」が何なのか。今は覚えていないし、当時分かっていたのかどうか。
ブレイクする→何かが落ちた音がする→何かが入ったから撞き続ける
それだけだったような。。。
それを裏付ける事件が数年前にあったわけですよ。
数年前と言えば、Aクラスになってから結構経っています。時代は既に即死時代に入っております。
そんな折、ブログにてブレイクやらラックやらに関して偉そうに書いていて失策。
覚えてらっしゃる方もいるんじゃないでしょうかね。即死するボールがどれだか分かっていなかったという事実wwwwww
9番横っちょのボールだってのは分かっていたんですが、逆だと思っていましたからね。あはは。
つい数年前までそんな状態だったわけですから、初級者の頃は当然何が入っているのかなんて意識していなかった事でしょう。
昔は何も考えずに強く撞くだけ。今はブレイクインを狙う必要が無い時代で。
我が球歴の中で、一度たりともブレイクインを狙った事が無いという事になりますな。
一時期、遊びでカットブレイクをしてみたり、1番ボールが意図せずサイドに入ってしまったり角に蹴られてフット側に行ってしまう事に悩んで「いっそのこと、狙って入れてしまおうか」と考えて狙ってみた時期もありましたが、ほんの一時です。
昨日書いたように、10ボールでも「強く撞いてなんか入れ」作戦でずっと行きそうな予感がするので、我がブレイクは一生涯、逝ってきますブレイクのままなのでしょう。
そうそう。この間JPAチームメイト達と練習をしている時に「ラックが浮いている音がする」って言ったら「音で分かるんですか!?」って大仰に驚かれたんですけど、分かりますよね??
そりゃ勿論、物凄く細かい事までは分かりませんけど「浮いている時の音」ってあるじゃないですか。
見た目にしても、手球がラックに当たって的球がバラけて行く様子を見ていると、ボールの散って行き方に違和感があって「ラック浮いてたな」って分かるし。
音と見た目での判断は、ブレイク練習をひたすらにしていたおかげなんですかね。判断能力が高いみたいです。
どのボールがブレイクインしているのかすら知らなかった頃から、ラックに関しては「立てるのが上手い」と言われておりました。
何が入るのかすら分かっていないのにラックを立てるのが上手いって、おかしな話ですよね。
ラックを組んではブレイクして、ラックを組んではブレイクして。。。。ってのを何千何万とやってきて、その結果から「こういう風にラックを組んだ時は(何が入ったのかは全然分かっていないけど)ブレイクインしやすかった」っていう、やたらアバウトな覚え方をしたのかな?w
今は西尾大先生の講義のおかげで、どのボールがどう動くのか、なぜそのように動くのかという物理的な知識も含めて、大体の事は分かっておりまする。
ま、あんまその知識を使う場面がないんですけど。。。
自分の球撞きに活かすというよりは、下級者に教える時に役立ってます。
10ボールブレイクの話に戻りまする。
私の平撞きブレイクでの手球位置は、ヘッドスポットからボール1個分ほど下げたところです(8ボールでも10ボールでも一緒)
一時期左右にズラしてみたこともあったんですが、結局真正面に戻って来ました。
ヘッドスポットからボール1個分下げるのは、平撞きブレイクの練習を始めた最初期に、ヘッドスポットからだとやたらと手球が打ち上がってしまっていたので、飛距離調整のために少し下げました。
その位置で慣れてしまったので、今もその位置です。
んで、真正面からの理由は、単純明快「一番景色が良い」からです。
手球を左右にズラしたら、厚みを合わせられる気がしない。真正面からならラックの中心、一番肉厚な部分を狙えば良いので、狙いが定めやすい。そんだけの理由です。
とりあえず、一番狙いを定めやすい正面に手球を置いて、平撞きでのブレイクに慣れる。ある程度慣れたら、ブレイクインしやすい位置を探っていく。。。。という予定だったのですが、正面からで普通にブレイクインするもんだから、手球位置に関しては初期段階でストップしています。
真正面からブレイクすると、ラックに当たって跳ね返された手球と真っすぐ転がって来た1番ボールとがブツかってしまう。。。。と、ちょっと考えればそういう理屈のはずなんですが、全くブツかりません。
厚みを外してしまっている時にブツからないのは当然として、手球が真っすぐ跳ねかえってビタッと止まった時も、1番ボールは少し違うラインを辿っている事が多い。
少しコジっているんでしょうかね。もらい捻りで1番のコースがズレているのかな。
真正面から100%の厚みで真芯を撞ければ手球と1番ボールが当たるはずなので、それを目指してブレイクしているのですが、当たる率5%くらい?w
手球と1番ボールが接触してしまった場合にしても、1番ボールの狙いがヘッド側コーナーからサイドか逆側コーナーに変わってしまうくらいで、難しくなるわけではないので気にしません。
「逝ってきますブレイク」をした場合の取り出しの良さは、9ボールより10ボールの方が上な気がする。あんまり気を遣わなくても取り出しが狙える位置にある事が多いのだ。
ま、そんなこんなで相変わらず頭は全く使っておりませんが、平撞きブレイクはそこそこ当たるようになってきたので、10ボールの試合にも少しずつ挑戦してみようという気になって来ました。今までは10ボールの試合は全く視野に入れておりませんで、バグースで1回出ただけです。
私も試しの10ボール。バグースとしても試しの10ボールだったらしいww
10ボールにすると、参加者が減るらしく9ボールに戻したようだ。
第1回の10ボールトーナメントに出てちゃっかり初代チャンプになった私でありますが、その後って10ボールやったんですかね??
もしかして、最初で最後の10ボールチャンプ?w
P.S.
知らぬ間に今週末になっていました。
次の日曜日(20日)に練習会やります。
場所も時間もおなじみ、正午からサンビリヤード荻窪店であります。
今回も皆様のおかげで、なんだかんだでいつもと同じくらいの人数が集まりそうです。皆さまよろしくお願いします。
まだまだ参加者募集中。興味がある方はコメント欄までどうぞ。
前回前々回と土曜日にやっていたので、間違えて土曜日に行ってしまいそうですw 今回は日曜日なり。
その日は地上最強B級戦が行われるらしですね。ついに、わんこ1号さんがA級に!?
ちなみにですね。今月の練習会すらまだ終わっていないってのに、来月の練習会の予定が決まりました。
次回はまた土曜日に戻りまして、11月16日にやります。予定空けておいてくださーい!