2本立て
1本目
表題ですが、ショットタイミングの話ではありません。
大昔「そのタイミングで相撞き申しこまんといてー!」っていうネタを書きました。
新宿にサムタイムがあった頃の話なのでかなり前ですが、そのネタを書いたキッカケも良く覚えております。
サムタイムは5時間パックがありまして頻繁に利用しておりました。
「今日はガッツリ練習するぞ!」っていうモードに入った時。特にフォーム改造に取り掛かっている時などは、5時間めいいっぱいかけるつもりで予定を立てるわけです。
皆様も、新しいことを試す練習すると、球入らなくなりますでしょ?
5時間パックを使って
ぶっ壊す→色々試す→ちょっとずつバランスを取る
とやって、5時間パックが終わる頃にはまた固めて終わる。
そういう流れで練習していたわけですね。
でありますからして、最初の段階「ぶっ壊す!」に取り掛かったところで相撞きのお誘いがあると、非常に困るわけですねw
元のフォームも壊してしまっていて、新しく試したいこともまだ体に馴染んでいない。
そんな時に相撞きするとロクなことはございません。
頻繁に相撞きしている人からのお誘いでしたら「今日はちょっと練習したいんで!」って断りますよ。
けど、滅多に相撞きする機会の無い人だったら。それこそ初めての人だったら。OKするに決まっているじゃないですか。
楽しいですけど、やっぱり「もうちょっといいタイミングで声かけてくれたらなー」とも思うわけです。
まぁ、私は一人練習中は常に何か試していて、大なり小なりぶっ壊しを行っているので、良いタイミングなんてもんがほとんどないんですけどね(笑)
そのほとんど無い、稀なタイミングで声をかけてくる人もいて「タイミングが良い人!」って思います。相手にとってはタイミング悪いんでしょうけどw
さて。この人も、私から見たら凄く良いタイミングで声をかけてくれた人でした。
数か月前の話ですが、一人練習しとってね。すんごい調子悪かったんです。
でも色々試しつつ練習しているうちに「お。ちょっと良い感じに撞けてきたぞ!」っていう瞬間に「相撞きしませんか?」と声をかけてくださいまして。
ほんの10分前の私だったら相撞きで死んでたと思うんですけど、ホントにもうベストなタイミングで声をかけてくださいました。
初対面の人を相手に良い球を撞けて満足というのがまず1つ。
一人練習で感触を掴んだ後は実戦を経て固めたいですので、ちょうどそのタイミングで相撞きが出来たというのが1つ。翌日以降にも良い効果が出る。
タイミングが良い人というのは非常にありがたい。
上に例を出した「タイミングの良い人」も「タイミングの悪い人」も、その時1回っきりの相撞きだったんですけども。
それなりの回数相撞きをしたことがある相手となると、基本的に相撞き中の内容は「良かったり悪かったり」です。良いときもあれば悪いときもある。
けれども稀に「常にタイミングよく声をかけてくれる人」と「常にタイミング悪く相撞きすることになる人」もいましてね。
後者なんかは「いっつもあの人と相撞きする時調子悪いわぁ」「一度くらいは、良い球見せたいわー」って思うわけですが、空回りするだけっていう。。。そしてそのうちジンクスみたいになってきて「あの人の前では良い球は撞けない」とまで思ってきて、そうなるともう終わりです。
ここ何か月かは3週間調子が悪く、1週間調子が良いってのの繰り返しです。
調子が良くなる理由、調子が悪くなる原因ってのも色々と考察は出来るのですが、自分でコントロールは出来ませんな。出来たら苦労せん。
某報道番組の某スポーツコーナーで、某スケート選手を心配する声が挙がりました。
今期絶好調。オリンピックは来年。来年に照準合わせられるの?って。
どのスポーツでも、調子の良さを継続させるのは難しいらしい。
私は試合の前にあまりに調子が良いと嫌な予感しかせず、実際に本番は駄目駄目ってことが多いんですが、その感覚ってプロスポーツ選手でも同じみたいだ。
元一流プロスポーツ選手が2人揃って「一晩寝たらガラッと変わる」って言っていたので、なんだか私は安心しました。あのレベルでもそうなんだなって。
何度か書いていますが、ビリヤードのプロでもとある年は猛烈に活躍したのに翌年からパッタリ、、、って人をしばしば見かけます。
調子の良さが1週間しか続かないなんていう私と違って1年間は続いているわけですから凄いんですけど、その調子の良かった1年は何が良かったのか。何が変わって翌年からは戦績が振るわなくなってしまったのか。
どんな差があるのか。
気になりますなぁ。
2本目
とあるSA様と話が合ったこと。
そのSA様も私と同じで賭け球が好きじゃないという。下級者を相手にしていて勝ち額が札の単位になるくらいになってくると申し訳ない気持ちが出てきて、調整を始めてしまうという。
もしそれを「相手を舐めてる!」というのなら、最初から賭け球にしないでほしい。賭けなくても真剣にやるから。賭けなきゃ真剣になれないっていう思考の方が球を舐めてるでしょっていうね。
そうは言っていても賭け球をやる機会は訪れるわけですが、SA様と話が合ったのは「おかわりはやめて欲しい」ってことでした。
たとえば「5先を2回で」と言われて始めた賭け球。
大きく勝つのは申し訳ないが、かといって負けるのは嫌。
というわけで全力で球を撞いて1回目で勝利したとしましょう。
で2回目。
多少抜いた球になります。あからさまに手を抜いたりはしませんが、ガチガチな球は撞かない。
結果的に「1勝1敗」になれば良いな、と。どちらが払うこともなく終われる。すっきり。
そしてもくろみ通りに1勝1敗で終わった暁に「時間あるんで、もう一回やりましょう」とか言われることがある。
やめろ。やめてくれ。
単純に時間があるからもっと楽しみましょうってことなのかもしれない。1勝1敗じゃなくて、白黒つけなくては!っていうことなのかもしれない。
なんにせよ、こちらはもう流しモードに入っているのだ。3回目があるんだったら、2回目ももっと勝ちにこだわって撞いたがな!
スポーツだったら調整するってことは基本的には無いのでおかわり自由ですが、賭け球の時はあらかじめ指定した回数で終わらせていただきたい。
時間に制約があるんだったら、回数じゃなくて「何時まで」って言っておいて欲しいかなぁ。
と、これは自分が優勢だった時の話ですが、もちろん劣勢であった時もオカワリ禁止!!w
散々ボコられた上に「もう1回やる?」って聞かれたらNO!