つづき
リボイス。
昔からのヘビー読者様なら、この配置にまつわるエトセトラを覚えてくださっている方もいるんじゃないかと思います。
裏回しに関しては西嶋プロがキッカケであるとしっかり覚えているのですが、この配置に関しては何がキッカケであったか、すっかり忘れてしまいました。
この配置に関してはですね。「どうするか」じゃなくて「どうしたいか」なんですけど、とにかくリボイス回しがしたかったわけですよ。
いや、ホントにキッカケ覚えてないな。なんでこんなにも憧れたんだか。
皆様、リボイス回しをポケットでやっている場面を見たことあります???
あ!!!思い出した!!
私がリボイス回しという発想を得て憧れたキッカケは故ロバートバーンの著書だ!
そういや、あの「こんなん、実戦でつかえねーよ!」ってショットばっかり載ってる本、どこやったっけかな。今なら多少は出来る気がするぞ。
なにはともあれ、本きっかけなもんだから、具体的なイメージが全然なかったんですよ、初期。実際に見たことが無いもんだから。
この長い歴の中で、お手本は1回2回しか見たことが無い気がする。
(お手本が見たいなら、スリーをやってりゃ良かったですね。スリーだとどれくらいの頻度で見かけるものなんでしょうか?)
漠然とした知識はあるわけです。
この写真の場合でしたら左を撞いて、第1クッションである上の長クッションには逆捻りとして入れ、第2クッションである下の長クッションからは順になるようにする。
(ところで、第1クッションに順、第2クッションに逆で入るような撞き方って、何か言い方あるんでしょうか?)
でもやっぱり、動画で見ないことにはいまいちイメージが湧かんわけであります。
7年くらい前だったでしょうかねぇ。ご本人様は覚えてらっしゃるかどうかわかりませんが、BOSSにお手本を見せてもらったことがありました。
その際に「引きを入れるのが肝心」と言われました。それまでは真横を撞いていたような覚えがあります。
フリによっては真横でも良いのかもしれませんが、何事も第1クッションへの進入角が大事。上下の回転でしっかり調整しなくては、捻りも活きてこないってもんです。
BOSSのお手本を見て以降、ほんのちょっとイメージは良くなったのですが、それでも習得には至らず。
上手く撞けたと思っても、逆から順になって「さぁリバース!」ってところで失速してしまうのであります。第1クッションでほとんど回転が消えてしまっているのですな。
1番の問題は、練習をしていないことでありましょう。
憧れはしつつも、ほとんど練習をしたことが無いのです。何故なら、リボイス回しを必要とする場面が滅多に出てこないから。
私が「リボイス回ししたい!」って思うのは、今回みたいな
こういう配置の時だけでした。
で、こういう配置にしばしば出くわすって一昨日は書きましたけど、出くわさなくないですか?w(自分で書いたことを自分で否定するという鈴木クオリティ)
まず、シート時代になって9番が写真のような位置に行くことは滅多にないですよね。大体ラックした時の位置にあるし。
そして、仮にラックが甘かったとか、途中で蹴り下げられたとかで写真のような位置に9番があっても、一応はA級なんで、8番に対してあそこまでの出しミスをすることってそうそうないし、、、
相手が8番シュートミスさせて写真のような配置に残ったっていう可能性も考えられますが、そんな残り球に頻繁に出くわすようじゃアンラッキーって話ですしw
そんなわけで、まず「リボイス回ししたい!」っていう配置に出くわすことが稀。
いくら憧れのショットはいえ、年に何回かしか撞かないようなショットを躍起になって練習するのもなーという気があり練習せず。加えて年に何回かしか出くわさないから「実戦の中での経験値」もほとんど入らず。
難しいショットだっていうのに練習をせず、稀にリボイス回しが適用できる配置が出てきた時にだけ「よっしゃ!」と思っても、そりゃ成功するわけないですよね。
なんと、今までの成功率0%
相撞き中はもちろん、一人練習中にもただの一度も成功したことがありませんでした。
それでも「あ!この配置はリボイス回しが使える!」と思うと、ついつい挑んでしまった昔。そのせいで苦い思い出も出来、、、、
リボイス回し以外の選択肢もある場面でリボイスを撞いて、いつも通りの大失敗をしたら「何がしたかったんですか?」「これで良いじゃないですか(と、右下を撞いて回すショットを見せられる)」「(リボイス回しみたいなのは)出来るようになってからやってください」というド正論を、歳も腕前も思いっきり下の奴から言われてムカつくも正論だから言い返すことも出来ないっていうやつね。。。
(彼への年賀状が宛先不明で返送されてきたらしいけど、生きてんのかな?)
ここ何年かは、そもそもこういう配置に出くわさなかったのかな。撞いた覚えがありません。
それが突如開眼。
結局のところ、今までは単純に捻りの回転量が足らなかったってだけの話みたいです。
今回リボイスを撞いてみたのは、リボイス配置に出くわしたわけじゃなくて「最近かなり捻りで回転量出せるようになったから、もしかしたらリボイス回し出来るかな?」と思って撞いてみたら、本当に出来たのであります。
回転量で勝る左捻りだけかと思いきや、右捻りでも出来た。
だがしかし。自分で良い塩梅に手球と8番ボールをセットしないと出来ません。ちょっとでもフリが異なると出来ん。
写真や動画で載せた配置も、自分で「これならリボイス回し出来る」っていう風にセッティングした配置です(笑)
ようは、一定の撞点しか撞けないってことです。引きの加減を調整したりとかできない。
自分で「これなら出来るぞ」ってセッティングした配置なら十中八九成功させられたのですが、少しでも配置が変わると無理。
裏回しも思いっきり引いたり、ちょっとだけ引いたり、真横だけ撞いたり、押したりして第1クッションへの進入角を調整しなくては上手く行かないわけですが、リボイス回しも同じでしょうな。
ま、それは追々練習するとして、とりあえず今は特定のフリの場合だけであっても出来るようになっただけで満足!!!
新たな技を手に入れたので、技に溺れてしまうかも?
リボイス回しの場合、それは無いと思います。
だって、使う場面滅多にないんだもの。。。。
たくさん捻れるようになったってのは、役立つ場面あるでしょうけど。
ということでリボイス回しは使う機会が少ないからこそ「溺れぬ技」っていうタイトルに昨日はしたんですけど、いざ撞けるようになったら特定の配置だけではなく、他の配置にも色々応用できるようになって、結局技に溺れるかも?
と思い直して、今日は?がつきました。
リボイスを使った出しのパターンって、今回の以外にはもう1つ2つくらいしか思いつかないんですけど(しかもどっちも滅多に使わない)他にどんなのがあるんだろうか。
これは本格的に知りたい。誰か教えて!
珍しく本気の質問ですw
スリー出身の人に聞いてくりゃいいかな。