鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

趣味だけれど

 

1244文字

 

1本目

 

「ビリヤードは趣味なんだから」というセリフ。よく聞きますし、私も使うことがあります。

 

このセリフ、共感できる時とできない時とがあります。ともすれば言い訳のセリフにもなってしまうから。



基本的には人に対して使う言葉なんでしょうね。何かしらの悩みを抱えた人に対して「ビリヤードは趣味なんだから、もっと楽しまなきゃ」「趣味なんだから好きなようにやればいいんだよ」と言うなど。

 

自分自身に対して使うと言い訳っぽく聞こえてしまいますよね。私が言いがちなのは「自分はセーフティーを滅多にしない。趣味なんだから別にいいだろ!」みたいなやつw 自分の言動を正当化しようとして口に出される「ビリヤードは趣味なんだから」は言い訳がましく聞こえてしまいますね。



2本目

 

 

ブログではしょっちゅう書いている話ですが、Xでも言ってみた。

 

このポストで主に言いたいのは

 

  • 「自分は好きなことを追い求めているだけだ」という自覚を持つべし
  • 「勝利を目指さずして何の意味がある」という考え方の人は、「勝ちを求める」というのも嗜好の1つであると自覚すべき

 

この2つです。

 

初級者の頃の私がまさにそうでしたが、好きなことをやっているだけなのに「意味があるからやっている」「上達のためにやっている」「勝つためにやっているのだ!」なんて言ってしまっていました。自覚がなかった。

 

現在、周りを見渡してみると自覚のない人を多数見かけます。初級者はもちろん、A級以上でも自覚を持っていない人は多いように見受けられます。



3本目

 

とあるB級さんの発言をまとめるとこんな感じ。

 

  • 厚めの球を入れるのが苦手。薄めの方が得意。
  • 厚めの9番をしょっちゅうシュートミスしてしまう。
  • それでも9番に対しては厚く出して入れたいのだ。

 

なにやら、B級さんは「9番にはしっかり厚く出して取り切るのが格好いい」と思っている様子。

 

私は首を捻りました。「そんな考え方をしたことがないな」と。

 

私は9番に厚く出したいと思うことが多いです。その理由は「シュート率が高いから」です。自信を持って9番を撞けるから。けっして「格好いいから」ではない。

 

9番の位置によっては「薄く出したい」と思うこともあります。それは「この配置であれば薄いほうがシュート率が高いから」です。

 

9番を入れやすいか入れにくいかでしか考えたことがなく、「こうした方が格好いい」というイメージを持ったことがないです。

 

「色んな嗜好の人がいるもんだなー」と思った出来事でしたが、もしかしてB級さんと同じような考え方をする人、少なくないんだろうか?

 

9番に対する出し方や9番の入れ方に美学を持っている人、どれくらいいるんだろ。