鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

マイペースではない

 

1882文字

 

1本目

 

別の趣味の場にて遭遇した、悪い意味でマイペースを貫こうとする人をキッカケにしての遅撞きネタです。

 

撞くペースに関して、4タイプに分けてみます。

 

  1. マイペースに撞いても撞くのが速い人
  2. マイペースだと撞くのが遅いが、頑張って練習して撞くのを速くした人
  3. マイペースに撞いているので遅い人
  4. マイペースに撞けば遅くないのだが、相手をイラつかせるために意図して遅く撞く人

 

4のタイプは実際に存在しますが、今回の趣旨からは外れるので置いておきます。一番の問題外タイプですね。

 

今回言いたいのは、「『全員マイペースで撞いている』と思い込んでいる3のタイプの人がたまにいる」ということです。1タイプか3タイプかしか世の中に存在しないと思い込んでいるらしい。

 

「撞くのが速い人は元から速い。そういう個性。撞くのが遅い人は元から遅い。そういう個性。みんな個性に従ってマイペースに撞いているだけだから、遅撞きに文句を言われる筋合いはない!!!」と思い込んでいる遅撞きプレイヤーにたまに出くわすのです。

 

呆れるほかないというか、ビリヤード以外の場でも色々とトラブル起こしてそうですね。こういう人は。

 

私もそうですけど、世の中には2タイプの人がかなり多いと思います。マイペースにはやってないのですよ。それが社会性というもの。



2本目

 

私は大学のビリヤードサークル出身なのですが、卒業後はほとんどサークルと関わりを持ちませんでした。

 

理由は単純で「気を遣わせたら申し訳ないから」です。学生サークルは現役の学生のための場。OBが顔出しと称して参加したところで、迷惑をかけるだけだろうと思っての判断でした。

 

ただ、そのせいでサークルとの関係がほぼ切れてしまったのを勿体なくも思っています。



ふと「なんで自分は、OBが顔出しをしても迷惑なだけ」と思うようになったのか、疑問に思いました。

 

私が現役学生だった頃にOBが訪問してきて迷惑だったという経験があったのなら分かりやすい話ですが、全然そんなことはありませんでした。先輩方は卒業してからビリヤードを辞めてしまった人がほとんどなので顔出しに来ることがほとんどなかったし、たまにいらっしゃっても私は「嬉しい」と思うだけだった。迷惑に思ったことはない。

 

色々考えてみたんですけど、なんで自分が「OBの訪問は迷惑」と考えるようになったのか、ハッキリとした理由が分からん。もしかしたら、漫画やドラマの影響だったりするかも(;´∀`)

 

後は、自分自身のコミュ力への自信の無さも関係していそう。コミュ力の無いOBなんて、現役生からしたら最悪ですからね^^;



3本目

 

とあるビリヤードイベントの開催要項に不備があったそう。参加者の一人がその点について主催者に指摘をしたら「(他の参加者からも多く)指摘をもらったら釈明します」との返答だったそうな。




直さんのかいっ




5分10分で修正できる程度のことなんですけどね。その手間すらかけたくないらしい。

 

以上は他人事としてボヤキを聞いただけの話なんですけど、「そういう事、よくある」「そういう人、よくいる」と私は思っていました。

 

私は性格的に「ミスは恥ずべきこと」「誰かから指摘を受けたらもちろん、受けずとも自分で気づいたらすぐに直したい」と考えます。なので「ミスに気づいても、指摘を受けない限りは直さない」「実害がなければ放置」「表に出てこない批判は、無いも同じ」と考える人と反りが合わん(;´∀`)

 

いや、私にもミスをしても「まぁ別にいいよ。放置」と考えることはあります。ありますけど、それは「大して重要ではないと考えている場でのミス」です。だからこそ、イベントの主催者がミスを放置してたら「このイベントは大して重要ではない」と考えているんだなと思っちゃうんですよね。



ビリヤードをやってると、どうも

 

  • クレームというレベルで指摘をされない限りは重い腰を上げない。しかも1件2件程度のクレームでは動かない。
  • クレームを入れられない限りは、自分たちがミスをしていることに気づきもしない。
  • 指摘を受けた時に、あろうことか「こんなことを指摘するほうがおかしい」と言い出したりする。

 

こういう運営が多く見受けられる。

 

ビリヤード業界はなんせ狭いですから、荒波を立てたくないと考える人が多いですよね。なので大人の対応というか日和見というか、不満があっても口に出さない人が多い。そして、誰も口に出さないから「何も言われないってことは、俺たちの運営に不備なんてないぜ!」と思い込むっていう。



言わない人たちと、相当数に厳しく指摘されなきゃ気づきもしない人たち。

 

そういう構図をしょっちゅう見かけます。自浄作用というものについて考えてしまいます。