鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

アンケートを利用する

 

かつてはブログで。近年はX(Twitter)でやることが多いですが、しばしばアンケートを取っている私。

 

アンケートを取らない限りは「自分と同じ意見の人がどれくらいいるのか」「反対意見がどれくらいあるのか」「他にはどういった意見があるのか」が体感でしか判断できません。そして体感なんてあてになりません。

 

アンケートを取ってみた結果、体感と大差なかった場合もありますが、大きく違ったこともある。

 

所詮は私がとったアンケートですのでバイアスかかりまくりで信用のおけるアンケート結果だとは言えませんが、体感で判断しているよりはよっぽどマシですね。



アンケートを取る目的として、1番目に来るのは「結果を人に見せたい」です。

 

感覚が明らかにおかしいのに強気な人というのがいます。たとえばこれは過去に実際にいた例ですけど、「インパクトの時に先球見ながら撞いてるやつなんていねーよw 俺も周りも全員手球見て撞いている」なんて言ってた人がいました。

 

そういう人に「ほれ。先球派の方が多数派だよ」「別に手球でも良いけど、『先球を見て撞いているやつなんていない』なんていうのは明らかな間違いですよ」と言いたいがためにアンケートを取るわけですw

 

私が口で言ったところで彼らは聞き入れませんので、アンケートを取って証拠を見せる。まぁ見せたところでなんやかんや言い訳して彼らは自分の非を認めませんけども、私はスッキリするのでOKです。

 

なんにせよ、「この人の感覚はおかしいぞ?」と感じる人に出会った時、彼らに見せつけるためにアンケートを取ることがよくある。

 

 

「自分が気になるから」が目的のトップに来るアンケートを取ることもあります。純粋な疑問からアンケートを取る時は何の気兼ねもなくアンケートを取ります。

 

一方で、自分のメンタル的に取りづらいアンケートというものがあります。自分の考えが明らかに少数派であり、異端であると分かりきっている時です。

 

私としては「少数派であるのは分かっている。その上で、具体的にはどれくらいの割合で同志がいるのかを知りたい」と思っている。2割でも1割でも同志がいると分かれば良い。なんなら、1人でも同じ考えの人がいれば良いと思うこともある。

 

しかし、そういうアンケートを取ることで、「ほら。お前は少数派なんだよww」とアンチに付け入る隙を与えてしまう。少数派である自覚を持って取ったアンケートであっても「アンケートを取るなんて、自分が多数派だとでも思ってたの??w」などと言われる可能性がある。



想像しただけでメチャクチャむかつくwww



そうして、勝手に想像して勝手にムカついた結果、取れていないアンケートというのが結構な数あります。

 

 

他にもアンケートが取りづらいシチュエーションはあります。

 

たとえばですけど、「〇〇大会の運営方針について、どう思うか」というようなアンケート。私自身は単に「みんなの意見が聞きたい」と思っていただけであっても、当事者(運営員)達からは「こんなアンケートを取るってことは、俺らのやり方に不満があるのか!」と思われてしまう可能性が高い。特にアンケート結果が運営に不利なものだった場合、怒りの矛先が私に向いてしまう。アンケート取りづらいです。



メンタルが強いのか、それとも空気が読めていないのか分かりませんが、私が敬遠しているアンケートをSNS上で取っている人を近年チラホラ見かけます。まことにありがたいw

 

私は自分でアンケートを取りたいわけじゃない。結果が知りたいだけなので、他人がやってくれると私はノーリスクで結果を知れるからとてもありがたい。「いいぞ。もっとやれ!」って思いながら見てますww



アンケートって、自分の立ち位置が分かるし、今後の身の振り方の参考にもなるんで私は重宝してます。

 

「人は人。自分は自分。アンケートの結果なんて関係ねぇ!」って考える人もいると思うんですけどね。私とは合わないタイプだ。

 

私はたとえ我を通すにしても、自分の立ち位置を把握して他人の意見を理解した上で通したいです。

 

他人の意見を無視して我を通すような人間にはなりたくないなぁ。